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僕、木津先生が、好きみたいだ……
売れっ子作家の木津に指名され彼が滞在する南の島を訪れた編集者の瑛。
腹違いの兄から性的虐待を受ける瑛は、木津の優しさに心惹かれるが…。
なんでキスしたいなんて思ったんだろう――売れっ子作家の木津大周に執筆依頼をするため、彼のいる南の島を訪れた白倉瑛。本当は会いたくなかった。瑛はもう何年も腹違いの兄による性的虐待に苦しんでいた。その傷痕を木津に見られてしまっていたから。しかし、強引に滞在を要求され、木津の甥っ子・優羽と三人の生活が始まる。穏やかな時間の中、愛情に飢えていた瑛にとって、木津の優しさは初めての感情を湧きおこし……。
成瀬 かの (著), 六芦 かえで (イラスト)
出版社:二見書房
「珊瑚の骨」レビュー
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