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…瞳が大学生になる…春までには…戻ってきます…
医大への進学を決め、受験勉強に勤しむ瞳。
仁と、弟たちとの穏やかな生活が続くかに見えたが――
「恐れてばかりじゃ…本当に失ってしまうから…」諦めた医師への道に挑戦すると決め、新たな生活を始めた瞳。そこにはかけがえのない仁の支えがあった。十二月、つましい暮らしの中でささやかなプレゼントを見繕い、家族で迎えたあたたかなクリスマス。しかし、仁を狙う組織は新たな人間を送り込み、引き渡しの期限を切ってきて――
谷崎 泉 (著), 陸裕 千景子 (イラスト)
出版社:二見書房 -
…お前が側にいてくれたら…頑張れる
勤め先が閉鎖になり就職先を探す瞳に、もう一度医者の道を目指すよう進めてくる仁。そこへ仁の父・エドワードが現れて――
仁と再会し、想いを受け入れた瞳。成長期真っ盛りの弟たちと、畑まで始めた仁との生活は穏やかそのものだったが、隣家を改修して住まうポールたちの正体は不明のままだし、職場は閉鎖してしまい懸念は尽きなかった。再就職活動に違和感を覚えつつも、医者の道を勧める仁の言葉にも素直になれない。――また仁がいなくなったら、今度こそ自分は駄目になってしまう――温もりを知ってしまった今だからこそ不安に苛まれる瞳。そこへ仁の父・エドワードが接触してくる。仁を利用したエドワードを警戒する瞳だったが…
谷崎 泉 (著), 陸裕 千景子 (イラスト)
出版社:二見書房 -
俺に安心をくれるのは…お前だけなんだよ
穂波家は長男の瞳が弟二人を養いながら暮らす三人家族。そこへ行方不明になっていた隣家の仁が戻ってきて…!?
とある片田舎に暮らす穂波家は、長男の瞳が働きながら弟二人を育てている三人家族。そこへ六年前に行方不明になった隣家の仁が戻ってくる。無邪気に喜ぶ弟たちをよそに、仁への複雑な思いがある瞳は素直に喜べない。さらに、仁を追って謎の外国人が押しかけてきて!? 働いて、食事をして…平凡に日々を積み重ねていた瞳に、仁の優しさは空白の時間を経てもなお、あたたかくて――。
谷崎 泉 (著), 陸裕 千景子 (イラスト)
出版社:二見書房
作品情報
「魔法使いの食卓」レビュー
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