出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
2017.06.06
最終更新日
2017.06.06

  • リセット(下)

    2017.06.06発売

    価格

    700

    pt

    7pt還元

    十五年目の、真実。

    上十条の事件を機に再会した橘田と倉橋。高平をはじめとする捜査員たちがが手詰まり感を覚え始めた頃、三人を揺るがす新たな事実が…


    ……俺は弱い。それを認めて、強くあろうと努力できたのは、君のお陰だ。
    上十条一家殺害事件の管理官を任された橘田は、かつて関係を持ったが二度と会わないと誓った義弟の倉橋と再会する。大人になり経験値の増した倉橋の優しさは、仕事に邁進し人のぬくもりさえ忘れていた橘田の心に、六年間ずっと認められなかった感情を呼び起こす。一方、高平に消えない傷を負わせた放火殺人事件は時効を迎え、時の流れがすべてを風化させていくかに思えたが…。私欲にまみれた犯罪、繰り返される悲劇、それでもやってくる明日を生きるため――過去から始まる再生の物語、解決編。



    谷崎 泉 (著), 奈良 千春 (イラスト)
    出版社:二見書房

  • リセット(上)

    2017.06.06発売

    価格

    700

    pt

    7pt還元

    君を…そういう意味で好きだと思ったことはないよ
    橘田の心を埋めようとした親友の高平と、義弟の倉橋。
    とある事件によって再会した三人が行き着く先とは――


    一九八九年、とあるマンションの一室で起きた放火殺人。当時十三歳だった橘田と高平は事件に巻き込まれて以来、互いしか知りえぬ思いを共有する。しかし橘田の心の空隙は次第に二人の関係を歪ませ始めていた――。大学進学後、高平との関係を断ち切り、一人事件の悪夢にうなされ続ける橘田の前に現れたのは、義弟の倉橋だった。倉橋もまた橘田の苦しみを知り、心を砕くようになるのだが…。時を経て起きた新たな事件が、それぞれの道を歩んでいたはずの三人の男たちを呼び寄せる。そこに待つのは悲劇か、過去との決別か。



    谷崎 泉 (著), 奈良 千春 (イラスト)
    出版社:二見書房

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