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高遠一臣は、腹違いの兄・七尾柊司に会うために東京の大学に進学した。
幼い頃、柊司に傷つけられたこともある一臣にとって、柊司は忘れることのできない存在だった。
でも……、見つけ出した柊司は幼い頃の印象とはまるで違っていて!?
コミックス『爪と棘』のふたりの再会前、
そして、恋人になってからのふたりを描いた『埋火』が待望の配信スタート!
※このお話は『ihr HertZ 2015年7月号、9月号』に掲載された作品です。 -
塾講師として働いている七尾柊司の前に、ある日、ひとりの男が現れた。
「……思い出した? 兄さん」
男がそう言ったとき、柊司はかつて自分が傷つけた少年を思い出した。
みっつ下の母親違いの弟、高遠一臣だ。
十年経ったいま、一臣はある目的のため、柊司を手に入れようとするのだが……
作品情報
「爪と棘」レビュー
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