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絶望に啼け(下)【特典付】
2021.02.25発売
「偽りの恋人関係はおしまいだ」
――復讐は続く。内海は、弄んで捨てるため失恋に苦しむ赤嶺を献身的に慰めた。計画通りなはずが、想い人の代わりにされるたび心は軋む。最奥をむさぼり尽くしたあと、我に返った内海は赤嶺が好きだと思い知ってしまった。そんな倒錯的な繋がりを失ってようやく内海から向けられた感情の名に気づいた赤嶺はー…。傷に名がつき、絆になっていく。相互執着関係の結末。【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】 -
「お前を好きになるはずがない」
6年前、内海は裏切られ、赤嶺に路地裏で犯された。芽生えはじめていた恋心は憎しみに豹変。「心も身体も同じように蹂躙してやる」それだけが、内海を生かしていた。時は流れ、ふたりは再会をはたす。怒りを噛み殺しながら、内海は思わせぶりに近づき、好きだった男の身体を踏み荒らしてー…!?男の因縁と確執を描く、紫能了の怪作!
「絶望に啼け」レビュー
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