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ジャン・ジャック・リュードの事件以来、蕭を信じ切れないジレンマに陥った幸嗣は、贋作作りはこれで最後とロンダニーニのピエタを作る決心をし、引換えに蕭を避けるように自分を日本へ帰すようテオドールと約束を交わす。一方、マダム・ピーターソンの贋作を盗み出した犯人は、彼女に心酔するテオドールではないかと疑い出した蕭は、マダムの組織に密告するが…? ヨーロッパを舞台にしたアーティスティックロマン、ついに完結! ※本文にイラストは含まれていません
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幸嗣はマダム・ピーターソンから何とか逃れようと逃げ出すが、あっさり捕まってしまう。しかし、幸嗣の苦悩を察した蕭は、マダム・ピーターソンの説得に向かった。蕭の帰りを待っていた幸嗣だったが、蕭に復讐をするために現れたジャン・ジャック・リュード組織に連れ去られてしまう。拘束された蕭を助ける為に、強制的に絵を描くことになった幸嗣。そんな彼等を助けようと、遂に蕭・マーケットが動き出す! ※本文にイラストは含まれていません
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毎日ぼんやりと空を見上げるだけの日々にうんざりしていた幸嗣は、勉強で訪れたという美しい青年・蕭と出会う。同じ頃、幸嗣の叔父が奇妙なコンクールに幸嗣のデッサンを送っていた。主催者からロンドンに来て欲しいと依頼され叔父の下を飛び出す幸嗣だったが…。総て綿密に仕組まれた計画だったことに気付いた時は手遅れだった。天才画家といわれた幸嗣が突然絵をやめた本当の理由とは? ※本文にイラストは含まれていません
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「偽りのピエタシリーズ」レビュー
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