-
幼い頃から、美術商の父と、その愛人の天音と3人で暮らしてきた滋。滋は、憧れていた先輩の梗に強引にカラダを奪われ、その後も関係を続ける中で、次第に心を通わせるようになる。そして梗と同じ大学に進み、天才画家と称賛される天音の唯一のモデルとして活躍する滋は、2人に導かれるようにして花開いていった。ところが、梗の20歳の誕生日に、見合いで結婚をすると告げられた滋は、再び天音に救いを求めて―!?
-
滋は美術商を営む父と、その愛人の天音と3人で暮らしながら、学校ではナイフのように鋭い煌めきを放つ先輩・梗に振り回される日々を過ごしている。その中で、大人しく無垢だった滋の個性が、今まさに大きく花開こうとしていた。惹かれていた天音から離れ、自らを強引に奪った梗の色に染まることを選んだ滋。次第に深い情愛関係へと進む滋と梗の関係は!?
-
高校生の滋は、美術商を営む父親と、父親がパトロンとして援助している天音と、5年前から3人で暮らしている。けれど、感受性の強い滋は、天音の存在に馴染めないままでいた。ある日、滋は憧れていたバスケ部の先輩・梗から、突然暴行を受ける。ショックを受けた滋を慰める、天音の包み込むような優しさに触れた滋は激しく求め合う。だが、父親との交渉も持ち続ける天音に、哀しみを感じた滋の心は、激しくせまる梗との間で揺れ始め…。
作品情報
「雫の艶」レビュー
0
(0)