小説一覧
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ベーカリーコンサルタントの桂は、指名してきたクライアントの顔を見て驚いた。
大学時代の親友で、恋人でもあった誠一郎だったからだ。
突然の再会に動揺したものの、仕事と割り切ろうと決意する。
けれど、顔を合わせるたびに当時を思い出してしまい気持ちは乱れる一方だ。
そんな桂に、過去の関係にきっちり決着をつけようと、誠一郎から提案された方法とは……! ?
※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。 -
病気の母の治療と引き換えに皇太子の影武者となり王城で暮らす彰湖は、地方軍による反乱の際、皇太子として捕らえられた。
病の母を助けてもらった恩義から正体を明かせないまま地下牢に閉じ込められ、姿を消した大皇后の行方を問い質されるが、どんな責め苦を受けても彰湖が口を割ることはなかった。
なんとしても大皇后の行方を明らかにするために、大豪族の頭領である大星は彰湖を陵辱し──。
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宏基の高校時代からの親友・孝海が、アメリカから二年ぶりに帰国した。
地味で平凡な宏基とは違い、孝海は華やかなイケメンで、仕事もできて女性にモテまくる男だ。
久しぶりに二人で飲んだ夜、孝海から「童貞じゃなくなりたい」と相談された。
孝海のようなモテ男が自分と同じ童貞だなんて信じられない。混乱しているうちに「高校の頃から好きだった」と、ファーストキスを奪われて―!?
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性器具の企画開発製造などで、日本のみならず世界中の人々のナイトライフをサポートする会社、ゼッツリーン。
そこで働く清水の夢は、理想のクールビューティーなご主人様に出会って生涯のパートナーとなる──つまり、その相手のスレイブになって苛められたり酷い言葉をなげかけられることだ。
上司の百井はルックスは理想的なものの、物腰が柔らかく笑顔を絶やさないタイプだけに、清水は残念でならず……。
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父親を亡くし、たった十一歳で王位を継いだサディアスは、深い悲しみの中にいた。
かつて一匹の獣が山の神により与えられたこの国は代々獣人の王が治めており、国の化身である王の気分によって天候は変化するといわれる。ゆえに、サディアスの悲しみのせいで、国には悪天候が続いているのだ。
国全体が疲弊し始めた頃、傷ついた仔豹を拾ったことでサディアスは明るさを取り戻していき…。
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傷心旅行中に財布と荷物を盗まれた龍太は、司という男の家に泊めてもらった。
そこはレストランが併設されていて、元パティシエの龍太はなりゆきでデザートを作るなど店の手伝いをすることになった。
最初はこちらを簡単に信頼してくる司に戸惑ったものの、龍太はしだいに彼の傍にいることに居心地の良さを感じ始める。
でも、過去の経験から、他人を完全に信じるのには抵抗があって……。
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ウエディングプランナーの史郎は、スイーツの食べ歩きが大好き。
でも、今もっとも気になるパティスリーには、仕事の都合でなかなか行けないでいる。
そんなとき、史郎が結婚式を担当するカップルから、その店のパティシエにウエディングケーキを作ってもらいたいと頼まれた。
喜び勇んで店に出向いた史郎だが、パティシエの花咲が二日前に思わぬかたちで遭遇した男と気づき……。
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五年経って同じ気持ちだったら、もう一度、お前に好きだって言う──
高校の卒業式当日、友人の藤城にそう告白した瀬戸。
互いに眼鏡をかけていることから「ダブル眼鏡」と呼ばれていたふたりは、同じ大学に通うことにもなっていた。
けれど、瀬戸は告白とともに藤城の前から姿を消し、五年間、連絡をとることをしなかった。
瀬戸が告白したのは、藤城への想いを断ち切るためだったけれど……。
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魔女の呪いで人間の体になってしまった淫魔のシュウは、疲労や空腹といった初めて知る人間としての感覚に戸惑うばかりだ。
呪いを解くためには、男に中出しをしてもらわなくてはならない。それも、驚くべきことに千回も!
途方に暮れていたシュウを見つけたのは「絶倫社長」という異名を持つ天野だ。
絶倫の呪いをかけられている天野から、シュウの苦境を救うと申し出られ……。
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母親が寮母をしている関係で、天才をはじめとした扱いにくい生徒ばかりが集められた学生寮で暮らす高校生の陽太。
その寮に新たな天才が入ると決まり、陽太は彼の世話係を務めることに。
転入生の琉生は不機嫌丸出しな態度を隠さず、そこに体格の良さと整った顔も加わって、かなり迫力がある。けれど、そんな態度を気にしない陽太は、次第に琉生と仲良くなり…。
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カフェのオーナー月波が怪我の手当をしてやった見知らぬ青年は、瀬尾というあまり素行のよくない人気俳優だった。
彼はコーヒーが苦手らしいのにどういうわけかおしのびで店に通ってくるようになった。
他人と関わりたくなさそうな、野良犬みたいな瀬尾がなついてくれたのは嬉しい。
けれど、「好きだ」と言われても、キスをされても、月波には瀬尾を受け入れられない理由があって……。
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いつも恋愛が長続きしない菜摘は、頼まれて出席した合コンで、ガタイがよくて真面目そうな年下青年、翔大と出会った。
チャラいといわれる自分とは正反対の彼に一目惚れし、酔ったふりをして家に連れ込んだ。
そのまま童貞をいだたくことには成功したものの、身体の関係だけではなく、彼と本当の恋がしたくなった。
でも、翔大になかなかいい返事をもらうことができず…?
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恋がしたい! 生涯これ一度きりと信じられるぐらい情熱的な──愛がなくては生きていけない男である一条は、ロマンチックかつ乙女チックな恋愛映画をひとりで見たあと、前方を歩いていた人物が事故に遭いそうだったところを救う。命を救った相手とのあいだに世紀のロマンスが生まれるといった、作り事の世界にしか転がっていないような出会いを果たしたと思ったのに、残念にも救った相手は男で──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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町内の古い日本家屋にイケメン外国人が引っ越してきた。彼の荷解きや片付けを手伝うアルバイトをすることになった男子高校生の宗司は、初日から振り回されてばかり。彼、レイモンドには生活能力がまるでない上に、一般常識も通用しない。こんなバイトは早く辞めようと決心したけれど、今まで見たこともないほどに美形で変人なレイモンドが気になりはじめて……。
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会社員の碧は、ときどき一夜限りの相手と寝る。今日も好みの男に声をかけられ、ホテルで抱き合った。体の相性はとてもよかったけれど、優しく気遣われて碧はがっかりする。欲しいのは恋人ではなく、一晩遊ぶだけの相手なのだ。数日後、会社で上司のセクハラを受けているところを、作業服姿の逞しい男に見られてしまった。それは、先日寝たばかりのあの優しい男で……。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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白蛇信仰が根付いている町に生まれた百合音は、男でありながらも女として育てられてきた。百合音の家系は白蛇の白妙の加護を受ける一族で、そのおかげで現在まで栄え、裕福に暮らしている。しかし、白妙は男嫌いであり、男の子が生まれても一歳になるまで育ったことがない。女として育てることで、生きていけるのだ。十七歳の百合音は、奇跡的にも男だとバレずにいるが……。
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新人ハウスキーパーの守が初めて派遣されたのは、会社員の和輝の家だ。和輝が子猫を拾ったので、飼育指導と家事を任されることになったのだ。しかし守は知らなかった。自分がこれから住み込みで働く契約になっていたことと、料金五割引きで派遣されたことを。掃除や洗濯は完璧にこなせる守だが、料理の腕は壊滅的だ。普通ならベテランに回される仕事のはずが、なぜ自分が任されることになったのだろう……。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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歩が勤める図書館に現れた長身の男性は、小学生の頃、突然転校した親友の昌之だった。十三年間音信不通でいたとは思えないほど、彼は自然に接してくる。当時の昌之へ気持ちを持て余し、歩のほうは素直に喜ぶことができない。初恋だったかもしれない彼のことを、思い出したくなかったのだ。けれど数日後、昌之に押し切られるように、二人で飲みにいくことになって……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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「俺と友達にならないか?」──周囲に対して常に身構えている津上は、会社の同僚である高瀬からそう声をかけられた。他人の心を緩やかに開いてくれる高瀬に、津上は惹かれずにはいられない。かつて津上の恋愛対象は女性のみだったが、ある出来事のせいで同性にも恋情を抱くようになっていた。けれど、津上には高瀬を遠くから見つめることしかできず、迷う心を捨てて結婚したほうがいいと考えて……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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祥吾は突然現れた久我という男に、「妹と別れてくれたら金を払う」と言われた。弟の健吾と勘違いされているらしい。祥吾自身は久我の妹どころか、誰とも付き合ったことがないのに、妹にふさわしい相手かどうかチェックしてやる、と彼の家に連れていかれ、同居させられることになった。強引で無礼な久我に、最初は反発心しかなかったけれど、彼の意外な優しさに触れた祥吾は──?
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実家の企業を継ぐことになり、退職が決まった営業本部長のラドリー。アメリカに帰国する彼に失恋した乃蒼は、送別会で彼と酒を飲んでいるうちに泥酔して、気づいたときには家に帰っていた。それも、ラドリーとともに。フランス貴族の血を引き、常に完璧な紳士のラドリーだったが、乃蒼の部屋では態度を豹変させた。平然といやらしい言葉を口にして乃蒼を辱めようとする彼に、なすすべもなく翻弄されてしまい──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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外食業界ではかなり有名な弁当屋の主である学のもとには、多くのスカウトマンが訪れている。しかし、両親が遺した店以外で料理するつもりがない学は、すべての誘いを断っていた。「一発百中」と言われるスカウトの鬼、聡司も玉砕した一人だ。だけど彼は、料理人としての学のスカウトは諦めても、学本人を諦めるつもりはなかった。学を一目見て何本もの愛の矢が胸に突き刺さった聡司は、連日彼のもとを訪れるようになり……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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全寮制男子校の体育科代表の昴は、進学科代表の未生に言い寄られていた。中学生の頃、寮で同室だったこともあり、実は昴も彼に好意を抱いている。でも、素直にそれを表すわけにはいかない。体育科と進学科は伝統的に仲が悪く、互いを敵視しているからだ。未生は気にしていないようだけれど、「両学科の代表が親密な仲になると、悲劇が訪れる」などというジンクスまであって……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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高校最後の夏休みを親友の勝利と楽しもうと思っていた佑季だが、父親の会社が傾いたことでそれどころではなくなった。一日中アルバイトに明け暮れ、家に帰れば借金取りが待っている。勝利にさえ会うことができず、このままでは高校を中退しなくてはいけないかもしれない。そんな佑季の事情を知った勝利は、祖父からの生前贈与金で佑季を助けてくれるという。交換条件として、性的に苛めたいと告げられ……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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崖っぷちの貧乏漫画家である渉には、もうあとがない。少女漫画誌に拾われたものの、恋愛経験がない渉にとって、編集者に提示された案の「ヒロインと社長の恋愛」なんて想像できるわけがなかった。そこで渉は、高級ホテルのティーラウンジにネタを探しにいくことにした。見合いの席に真っ赤な薔薇の花束を持って現れた長身のスーツ姿の男を見て、彼を漫画のモデルにしようと決め……。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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隠れスイーツ男子の冬真は、同じクレープを買おうとしたことがきっかけで諒介というイケメンと知り合った。彼は冬真とは違い、スイーツ好きを隠さないタイプらしい。強引にパンケーキの店に誘われ、そこから仲間としての付き合いが始まった。諒介と会うのは楽しく、次は自分たちで作ってみようという彼の誘いを、冬真は快諾した。すると、「約束だよ」と突然唇を奪われて──!?※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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司が保育士になったのは、昔隣に住んでいた三歳下の幼なじみと遊んでやったことがきっかけだ。その幼なじみ、海斗がイケメンに成長して、空家のままだった隣家に戻ってきた。再会早々「俺のことを好きになって」と抱きしめられ、司はどきどきしてしまう。十年以上会っていなかった、しかも弟のように可愛がっていた相手から突然の告白に、戸惑いつつも胸が甘く疼いて・・・。
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…自分が拾ったのは、子供だったはず? 昨夜、会社帰りに碧生は、流れ星に激突されるという信じ難い体験をした。しかし、無傷のまま病院で目覚め、医師に健康体だと告げられる。不思議なことに、碧生が子供の頃から抱えていた持病さえ治っていたのだ。腑に落ちないまま帰路についた彼は、草むらに外国人の子供が倒れているのを見つけたのだが、その子供がいつの間にか全裸の成人男性に変わってしまい・・・!?
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十年に一人の神童と呼ばれたピアニストの詩音は、スランプのため人前での演奏ができなくなる。パトロンの紹介で音大のピアノ講師をするようになった彼は、ある夜、酔って関係を持った高校生に、ピアノの弟子にしてやると約束してしまう。そのことを、婚約が決まったばかりの親友に相談するが……。パトロン、親友、そして若き弟子。三人の男たちが詩音を取り巻き──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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勤め先が倒産して社員寮を出ることになった千寛は、最後の給料が未払いになったうえに全財産を紛失した。度重なる不幸に落ち込んでいるなか、仕事と住む場所を紹介してくれるという男と知り合った。誘われるままに職場を見学に行った千寛が見たのは、女性用の下着を身に着けた男性キャストが同性客相手に性的な接待をする光景だ。戸惑う千寛を見初めた廉道という男から、自分の専属キャストになるよう命じられて──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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