小説一覧
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瀬尾葵は老舗日本料理屋の跡取り息子として蝶よ花よと育てられたが、実家が突然倒産! 家族全員無一文になってしまった。葵もアルバイトに精を出すが、不器用なせいか次々と首になってしまう。そんなある日、学生時代の知り合いで、葵の憧れの人・花菱大貴が住み込みのハウスキーパーとしてやとってくれることに。しかし、そのハウスキーパーには夜のオシゴトも含まれていて…v その上、弟の美貴まで乱入して、どうなる葵の美獣サンドライフ!?
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新米海洋研究員の未緒。実験場にする予定だった南の島を、海運王・竜海に買い上げられてしまう。なんとか実験に使わせてほしいと、島でバカンス中のところへ直接交渉に向かうが、トラブルから未緒ひとりで島に乗り込むことになってしまう。急な未緒の来訪に竜海は怒りを露にした竜海は、セックスの相手をするなら、交渉に応じてもいいと傲慢に言い放って--!?
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乃茂杜瑞希は奨学金で医学部に通う学生だ。海外研修中の先輩の代わりに高級クラブでバイトを始めるが、瑞希はオーナー・荒瀬のオーダーメイドのスーツを汚してしまう。あわてて弁償させて欲しいと願い出るが、冷酷な瞳をした荒瀬に有無をいわさずマンションへ連れ去られてしまう。そこで見たものはこれまで感じたことのない途方もない快楽と、荒瀬の背中に描かれた美しい双龍だった…。
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出張で14年ぶりに香港を訪れた悠真。けれど昔を懐かしむ間もなく、空港で見知らぬ男に拉致されて、中環にある超高層ビルへと連れていかれる。そこで待っていたのは、14年前に別れも言えずに離れ離れになった6つ年下の義弟、凱屠と蒼天だった。天使のように可愛らしかった双子は、獰猛な雄オーラを放つ美青年へと成長していた。会えて嬉しい悠真だったが、2人から独占欲もあらわに求められて──!?
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朋也は、自分のことを「真面目なだけがとりえで、地味で冴えない」と思っている内気な大学生。そんな朋也が秘かに想いを寄せるのは、華やかな存在感を放つ先輩の黒江一眞。ある日、思いがけず一眞から弟の家庭教師を頼まれた朋也は、一眞に近づきたい一心でつい引き受けてしまう。 ところが初日から授業をすっぽかした弟の大翔は、傲慢な態度で「カテキョウなんていらない」と言い捨てて──!?
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男の芸者だけが所属するお茶屋・月乃茶ヤ。市弥はここで芸者として踊り始めてから三年になる。荒れていた時代、茶屋の主・杏一郎に偶然助けてもらったことから足を踏み入れた世界だが、根が真面目で負けん気の強い市弥には思いの外性に合っていた。しかし、困ったことが一つ。杏一郎が時折見せる、飄々とした、でも大人の男の色香が溢れる思わせぶりな仕草に、市弥はどうにも落ち着かない気持ちになってしまって…。
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最後の記憶は、トラックに激突されたことだった。なのに、貴幸が目覚めたのは病院ではなかった。暖かな太陽、緑の木々、神殿のような建物。そんな見覚えのない風景に囲まれる貴幸の前に、金色の大きな狼が現れた。その狼──バシリオに、ここは貴幸の世界とは異なる場所で、元の世界には戻れないと言われてしまう。そして、バシリオは人間の姿にもなれると聞かされて……。
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運送業界でトップクラスの父親の会社が倒産寸前!!? 史彦は、大学を卒業してから家でのほほーんと暮らしていた、なにもできないダメ御曹司。なのに、倒産回避の金策で忙しい父親から、突然『社長代理』を命じられてしまう。訪れた香港の本社では、スーパー有能な秘書の加賀がサポート役としてついてくれる。その最初の手ほどきが、『エッチな誘惑に耐える訓練』で──!?
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沢村 尊は、ごく平凡な家庭で育った、元気だけがとりえの少々のんきな予備校生。ある日、名前も知らない中東の王国から、王子として後を継いでほしいと迎えが来る。そんな途方もない話を持ってきたのは、浅黒い肌に精悍なマスクの美丈夫、キファーフ・アールハリーファ。病床に臥した彼の主が、唯一の血縁である尊を必要としているというが、慇懃な口調とやわらかな微笑の裏に何かありそうで…?
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メガネで消極的で地味。飯泉 奏は空気のようにひっそりと生きてきた。ある日、奏は出張先で、端正な顔立ちの外国人・ルカの道案内をする。意味深な視線を向けられるが、電車の時間が迫ってた奏は慌ただしくルカと別れることに。しかし、終業後、会社を出ると、なんとルカが待ち伏せしていた。奏に会いにききたというルカは、俺のモデルになれと言い出して…!? モノクロだった世界が色鮮やかに姿を変える――!
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ある日、姉宛に届いた王室晩餐会への招待状。差出し元のフロイデンベルクは、ペガサスに国を守られた伝説や、惚れ薬となる花が咲くという噂があり、おまけに3人の王子たちが超美形揃いだという、まるでお伽噺のような国。植物学を学ぶ葉澄は、噂の花をどうしても見てみたくて、女性しか許されていない付き添い役になりすます。女の子の振りをして王城に潜り込んだ葉澄は、夜の庭園で風変わりな庭師と出会うが──!?
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麦太郎は、小説家を夢見るフリーライター。とはいえ、30歳過ぎても花咲かない自分の才能に最近少し疑いが…。一方、大学からつるんでいる同居人の勲斗は、今売れに売れてる人気ミステリ作家。でもって、投稿作が落選して落ち込む麦太郎の前に、「どこでも紹介してやる」と編集部の名刺をずらっと並べるような無神経なヤツだ。ある日、うっかり酒(麦太郎はやけ酒…、勲斗は祝い酒☆)を飲み過ぎてしまった2人は──!?
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ドンっとハンマーが振り下ろされ、結婚指輪がぐにゃりと潰れた。圭介は離婚式を手がけるイベント会社のスタッフだ。圭介の仕事を知った高校時代の先輩・雪治から頼まれ式を請け負うことになるが、昔の片恋相手の離婚に圭介は複雑な気持ちを隠せない。その上、再会した雪治は学生時代と同じように圭介を振り回し、甘やかな独占欲を見せてきて…。無自覚オトコに焦らされて、実るか!? 10年愛v
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彼は印象的な客だった──モデルばりの容姿に洗練された圧倒的存在感。いつも来店しても真咲が作る野菜メニューしか注文しないので、店のウェイトレスからは秘かに「菜食主義王子」と呼ばれていた。 ところが、ある日を境にふっつりと姿を見せなくなる。真咲がそのことを寂しく思っていると、「カランディエラ」という遥か遠い王国から、真咲指名のケータリング依頼が舞い込んできて──!?
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どこか遠くへ行きたいな――。オープンカフェでぼんやりしていると望みに応えるかのように風変わりな男が現れ、気が付くと蒼は物語の中でしか見た事のない異世界に来ていた。空に浮かぶ島に、飛び交う竜たち。混乱する中闇色の獣に襲われた蒼は、この世のものとも思えない美貌の男に助けられる。その上、長身で美形ばかりの異世界の男たちに次々と愛を囁かれて……!?
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大学生の淳平は、幼い頃両親が狐と交わした契約のため、19歳になったら妖狐(オス)の花嫁にされてしまう。なんとかしなくては、とやってきたのが、美しい陰陽師・晴龍のいる神社。ところが晴龍まで「君の私の花嫁だ」と言い出し、淳平を裸にして指を這わせてきた! これってただのセックスでは!? でもあまりの快感に淳平は我を忘れて…。妖狐と陰陽師に奪い合われ、 淳平は無事19歳を迎えられるのか!?
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早逝した父親に代わり、22歳の若さでベルンハルト家の当主となった伶也。その傍らには、父の代から執事として仕えるヴォルフガングの姿がある。実は伶也は、幼い頃から彼に秘かな想いを寄せているのだが、ヴォルフは優しいだけでどこかよそよそしい。その態度に苛立ち、父との時のように自分にも親密に接して欲しいと願ったことから、彼の一面を知ることになり――!?
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本体が三頭身で、魔王としてまったく威厳のないマオは、二十歳になったのを機に人間界へ魔王修行に出ることになった。お目付役のジンとともに全寮制の男子高校に潜り込み、人間界や人間について勉強をはじめるが、不器用で運動も苦手、授業にもついていけてない。おまけに、隣のクラスに天使がいたり、何者かに狙われたりと、マオの修行の日々は前途多難で……。
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キュートな顔に似合わず、プロボクサーの隼は日本タイトルマッチのリングに上がっていた。勝てると確信していた試合だが、相手のパンチがクリーンヒット! 倒れた隼が次に目覚めたのは、見たこともないゴージャスな部屋の中だった。見回すとベッドのそばにスラリとした超超超美形な男が!! その男・律朗は、実は財閥の末裔だという隼に、会長の亡きあとを継ぐよう求めてきて…!? ドS秘書のヒミツの会長育成レッスンv
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汀国の第三皇子・青嵐は、国を救うための大事な書簡を父王より託され、友好国の享国を訪れていた。ところがその内容は、援助に対する見返りとして、自分を享国の皇帝・龍雪に差し出すという信じがたいものだった。男でありながら後宮入りを命じられた青嵐は抗うも、祖国のため涙をのんで従う。そうして囚れの身となっても決して皇帝に靡こうとしない青嵐に対し、宦官たちは妃になるための屈辱的な調教を始めて──!?
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人間界で暮らすムササビの妖怪と人間のハーフである真弘は、『絶対に運命の人が現れる』『出会った瞬間にこの人と結婚すると分かった』という言葉を、亡き両親から聞かされていた。いつかは自分も運命の人と出会えると思っていた真弘の家に、熊の妖怪と人間のハーフの雄偉が同居することになった。人間の世界に憧れ、そこで伴侶を娶ることが夢という雄偉との同居生活の行方は──?
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12年ぶりに再会した幼なじみの玲央から求婚された隼人は、ロスででセレブな新婚生活を満喫中v ただ、浮かれる玲央が人目もはばからず、どこででも盛って&挑んで&押し倒してくるので毎日ぐったり…。そんなエッチまみれの生活に染まってはヤバイ!と板前修業再開を急ぐ隼人はようやく和食ダイニングで職を得るものの、小悪魔美青年ジェイミーが毎晩店でちょっかいをかけてきて――!?
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『夜』がテーマの通販会社の画像処理班で働く佑は、毛深い男が大嫌いなのに、商品紹介ページの男性画像のむだ毛を日々修正しなくてはならない。それを苦痛とする彼の前に、理想的な肌の男が現れた。企画開発部の実嗣だ。見るからに触り心地のよさそうなツルツル肌は、佑の求めていた最高のものだとわかる。実嗣を自社モデルに推薦すると、なぜか佑まで下着姿を撮影されるはめに……!?
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元名家の次男・東九条秋保は兄に命じられ、製糸機の購入に輸入会社を訪れた。しかし前金を持たない秋保は追い返されてしまう。このままでは実家の事業が立ち行かなくなると思案にくれていると豪華な馬車が秋保の前に停まった。現れた男はなんと生き別れになっていた、幼い頃の教育係の沙居だった。輸入会社の支社長を務める沙居は、秋保に自らを差し出すなら契約してもいいと持ちかけてきて――…。執愛がつくる復讐の檻の味は…?
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千鶴は火事で家を失い、さらに唯一の肉親であった祖父も他界してしまう。頼るあてもなく途方に暮れてる時、助けの手を差し伸べてくれたのは西城という紳士だった。西城の口利きによって、千鶴はカフェで働き始める。けれど、おとなしい見かけに反して向こう意気の強い性格のせいで、とんでもない窮地に陥る。寡黙で男らしい西城と、貴公子のように華やかな店長の喜多川──2人の極上の色男とお試しで付き合うことになってしまい…!?
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雪倉枯茶は、7人兄弟の末っ子。両親や兄姉に猫かわいがりされて育ったので、大学生になった今も相当頼りない。そんな枯茶が一人旅に行くと言い出したから、心配性の両親は大騒ぎ! でも、どんなに反対されたって絶対に行く。だって、本当は一人じゃなくて、大好きな恋人との旅だからv その恋人が家族全員が知ってる幼なじみだってことも、もちろんナイショ…v
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吉原の会所に詰める蘇芳は、ふとしたことから呉服問屋の若旦那である陣と知り合った。陣は、接待のために見世一軒を貸し切れるほど羽振りがいいにもかかわらず、自分は遊女と床入りしようともしない。それどころか、遊女よりも蘇芳と過ごすほうを好んでいるふしがある。そんな陣に「深い仲になりたい」とまで言われたけれど、からかわれているとしか思えなくて……。
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大見世千珠楼に住む斎は、美しい容姿をもちながら、その腕っぷしの強さと勝気な性格から、見世の用心棒を務めていた。だが、敬愛する義兄が行方不明となり、密偵の疑惑をかけられて、その汚名返上と真実を探るため、遊女として手がかりを持つ男・英国人将校の相手をすることに。しかもその男は斎が密かに想う相手で……!?
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「俺はお前のなんだ?」「……主、です」名門北條家の令息・玲一朗は、病弱な妹の身代わりに、ある男とともに英吉利行きの船旅に連れられることになってしまう。その男・氷室は、清廉な玲一郎を過去に唯一、汚したことのある相手…。一度きりの過ちと拒絶したはずだったが、再び現れた氷室は権力を嵩にかかり、玲一郎のすべてを支配しようとしてくる。閉鎖された豪華客船内でふたりきり、玲一朗は、氷室に忘れた筈の甘い狂おしい快楽を無理やりに引き出され……?
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高校に首席で合格して、新入生代表の挨拶をすることになった皇。人見知りですぐに緊張する彼は、入学式当日、挨拶直前に意識を失ってしまう。入学早々そんな状態なのに、一年生は必ず部に所属しなければならないと知る。困った皇は同じ高校に通う兄の勧めで園芸部を訪ねることに。植物が相手なら人間と違って緊張しないと思ったけど、部長の高久にはファンが多く、入部するのは大変で──!?
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