ジャンル「せつない」の検索結果
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北国ブランドル王国の第三王子・ニコルは、白薔薇を思わせる美貌の青年。最近の密かな悩みは、幼い頃から仕えてくれている側近のランスロットを無性に意識してしまうこと…。そんなある日、旅先の森で『乙女の乳首』という可憐な花を摘み取ったニコルは、魔女を怒らせ呪いをかけられてしまう。それは、夜ごと乳首が疼き、男性のあるものをかけてもらわなければ鎮まらないという破廉恥極まりない呪いで…v
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父親を亡くした槇は、親戚の貿易商の桂木家で育った。その桂木家の主人が昔、槇の母に思いを寄せていたことから、奥方の峰子につらくあたられるも、日々は平穏であった。ある日、桂木家の嫡男・哲が、来日していた独逸人貴族であるヴィクトールを家に招く。日本の文化に興味を持っているヴィクトールに頼まれ、あちこちを案内するうちに、二人の距離は縮まって―――。時代物スイートロマンスv
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垣原早馬は、ピザでアルバイトする勤労大学生。今日の配達先は立派な門構えの日本家屋で、注文主の国実はいつも和服でかなり浮世離れした人だ。取っつきにくそうに感じてほとんど話したこともなかったのに、突然『早馬』というのは好きな人と同じ名前だと嬉しそうに話しかけられる。親しくなってみると国実は懐っこくて、年上ながら可愛らしくさえある。そんなある日、配達に訪れた早馬は、部屋で倒れている国実を見つけ──!?
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仕事と家を突然失い困っていた天涯孤独の出海は、自分の母親に昔世話になったという兄弟の家に居候させてもらうことになる。ほぼ初対面で世話になることに気後れする出海に、その男・佳史はとことん優しい。けれど弟の武洋は敵意丸出しで、貧弱で冴えない出海の容姿ことをずけずけと貶してくる。悔しくて腹が立つのに、武洋の肉食獣のように靭やかで男っぽい容姿にどうしようもなく惹きつけられて──!?
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北欧の小さな島に親友の風雅とやってきた大学生の月朝は、そこで出会った親切そうで超カッコイイ兄弟の罠にかかり、彼らの城に軟禁されてしまう。兄のマティアスから「親友を弟の毒牙から守りたいなら、滞在中、僕と遊ぼう」と取り引きを持ちかけられ、大事な風雅を守るためならと渋々応じるものの、要求はどんどんエスカレート。…ついには裸エプロンでメイドごっこ!? 絶対ぜったいイヤなのに、カラダは甘く開発されて…v
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親友の風雅を誘って、北欧の小さな島に卒業旅行にやってきた月朝。着いた早々、超親切な美形兄弟・マティアスとステファンと知り合い、その屋敷におじゃますることになる。マティアスは気の強い月朝を気に入ったようで、ステファンのお目当てはおっとりした風雅らしい。ところが、マティアスの罠にかかりまんまと軟禁されてしまった月朝は「親友をステファンの毒牙から守りたいなら…」と、ずるい取引を持ちかけられて―――。
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都内の大学に通う真季は、地味で冴えないメガネっ子。実は近くでよく見れば、きめ細かい肌に大きな瞳のなかなかの美少年なのだが…。ある日真季は、かつて祖父が所有していた稀覯本を古書店で見つけ、その高価な本を買うため新しいバイトを始める。バイト先は、コスプレ姿で男性客をもてなす『男子キャバクラ』v ところがその姿を、大学の後輩、それも『キャンパスの帝王』と呼ばれるほど人気者の海翔に見られてしまって――!?
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若木の実家の書店がある商店街では、年に一度、全商店が出店を出して桜祭りを開催する。やる気のない父親に代わりに、今年は大学生の若木が出店を任された。ところが、酒屋の跡取りで、犬猿の仲の幼なじみでもある才太郎に煽られて、若木はつい無謀な売り上げ勝負に乗ってしまう! 才太郎の店は毎年一番人気で、若木のとこは万年最下位なのに…。その上、罰ゲームは「負けたら1日、奴隷になること」で―――!?
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真面目さだけが取り柄のお坊ちゃん社長の倫之は、友人に誘われた会員制クラブで、『花嫁』と呼ばれる奴隷とマスターのSMショーに遭遇する。あまりの破廉恥さにパニックに陥っていると、様子を気遣った美しい青年が静かな部屋へ案内してくれる。ところが密室で態度を豹変させた青年は、「本当はお前も辱められたいんだろう?」と倫之に手錠をかけ、親しげに『社長』と呼びかけてきた。初めて会った彼が、どうして―――!?
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五歳のときに、大物女優の息子である龍悟の遊び相手として選ばれた成瀬は、その日から傲慢な暴君の奴隷として、一途なまでに己の主に付き従う日々を送り続けてきた。成長した龍悟がモデル、歌手、俳優として成功する傍ら。付き人となった成瀬の役目は、龍悟の尻拭いや性欲処理の相手となることだ。しかし、そんな境遇にありながらも、成瀬の龍悟に対する想いは募るばかりで―――。
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大富豪・豊永会長の養子として贅沢に暮らす晴士だが、その実態は少年好きの会長に飼われる性奴隷だ。20歳になり青年に近づきつつある今、寵を失い始末される日もそう遠くないだろう。そんなある夜、晴士は屋敷の中庭で鮮やかな殺人を目撃する。手を下した黒ずくめの男に見つかり組み敷かれた時、その男が最近雇われたばかりの運転手に似ていることに気づくが――…。
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弱冠26歳で名門私立高校の理事長となった啓は、ある日、理事長室の奥に秘密の部屋を見つける。中を覗くと……そこでは生徒会による素行不良生徒への「おしおき」が行われていた。全裸で辱められる生徒を庇った啓は、生徒の身代わりとなっておしおきを受けるよう持ちかけられる。生徒会長である知的でクールな征人と、甘いルックスの副会長の暁彦から受ける「おしおき」は、性に疎かった啓の身体と心を目覚めさせて―――!?
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退魔師の卵である史夫は、妖魔の相棒、統利とともに、人間に害をなす妖魔退治の仕事をする。見た目はタヌキのような姿の統利だが、それは仮の姿だ。真実の姿をとるためには、史夫の<愛>が必要なのだ。それも、体液を交換するたぐいの<愛>が。しかし、自分が生まれたときから側にいるタヌキのような存在は、史夫にとってペットや弟みたいなもので……。
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若き高校教師、四宮のクラスに、季節外れの転入生がやってきた。その生徒――暴力団の組長の息子である海堂に、四宮は気に入られる。四宮の存在があるからこそ、海堂は毎日のように登校したのだ。六歳も年下の相手に心惹かれるのものの、四宮には忌まわしくも淫猥な過去があった。それゆえに、若く魅力的な海堂との恋に、なかなか踏み出せず……。
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「条件は、お前が服従することだ」レーサーの須貝涼は、レーシングチーム存続と引き換えに、藤堂コーポレーションの社長・藤堂恭一に服従を誓う。そして始まったペットとしての日々は、覚悟をはるかに上回る屈辱と淫靡さに満ちていた。男に抱かれる悦びなど知らなかったはずの身体は、冷たい視線に曝され命令口調でなじられると、簡単にプライドを手放しぐずぐずに蕩けていって――。
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大学の研究室に勤務していた隆之は、憧れの教授からイギリスの高分子結晶体研究所に客員研究員として招かれた。慣れない研究所で過ごす隆之は、冷たい言葉で女性を振る美形の男を目撃する。それは、学生時代にホームステイでお世話になったウェザビー家の一人息子・ジュリアンだった。再会を喜ぶジュリアンにキスをされ抵抗した隆之だったが、子爵家の跡取りという権力を嵩にかけ、脅しのような言葉で性行為を強要されて―――。
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高校生の世浬の平穏な日常は、突然現れたダークスーツの男たちによって、いとも簡単に壊されてしまう。立派な屋敷に無理やり連れていかされた世浬は、そこの主から、自分が生まれるより前に父親によって売られていたことを知らされる。今は亡き父親は、世浬を大財閥の跡取り息子の『嫁』として差し出すことを約束した手紙を残していたのだ。驚いた世浬は、自分は男なので無理だと主張するが――!?
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十九世紀のロンドン。旅芸人一座で奇術を披露する文弥は、客席の中に美しい英国紳士を見る。しかし、海外公演を終えて帰国することから、二度とその人物には会えないと思っていた矢先、一座の金を騙し取られ、文弥たちは路頭に迷う。そんなとき、救いの手を差し伸べてくれたのがその英国紳士だった。だが、救いの裏には、文弥が支払わねばならぬ代償が待ち受けていて――。
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老舗料亭『いち屋』の跡取り息子の真純は、経営が苦しい料亭への融資を頼むため、投資家に指定されたホテルへと向かっていた。気弱な真純には荷が重い仕事だったが、病に倒れた父を安心させるため何としても話をまとめたいと思っていた。そんな真純の前に現れたのは、偶然にも大学の後輩の朝孝だった。驚きつつも再会を喜ぶ真純に対し朝孝は、融資と引き換えに自分のものになれと要求してきて――!?
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会員制の高級娼館『銀薔楼』。遊廓のような館で客を待つのは、艶やかな色襦袢を纏った男娼達だ。夏雄は、客が男娼を品定めをする部屋の格子向こうに今夜初めて座った。数ヶ月前まではサラリーマンとして普通に働いていた夏雄も、今日からは男女郎の身で、その白い肌と儚げな容姿は極めて目を引いた。夜も深まった頃、夏雄はずっと焦がれ続け、けれども今いちばん会いたくなかった愛しい親友・岩倉の姿を客の中に見つけ――!?
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相手の未来が見えてしまうせいで肉親に棄てられた邑は、神社で巫女として育てられることになった。連れてこられた神社の裏手に広がる池で、邑は不思議な出来事に遭遇する。透き通るような水面に、美しい魔性のものの姿を見たのだ。その魔物――須佐王の未来が見えなかったことから、何の恐れも抱かずに誰かと向き合える歓びを知り、彼とともに行くのを願うけれども……。
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ピアノ教室に勤める小折の前に、アメリカ育ちの美形三人組が現れた。日本人としての感覚を身につけるためにやって来たという彼らのために、小折は研修担当に抜擢される。三人の中の一人、本庄と親しくなり、ついには迫られてしまった小折だが、そんな時、彼らのうちの誰かが大手企業の御曹司で、いずれはアメリカに帰ってしまうという噂が流れて……。
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フランスミステリの翻訳者である相田は、3ヶ月限定でしか男と付き合わない。なぜなら、深入りした男が必ず不幸になるから。そんな相田を3年にわたって口説き続ける古生物学者の卵の羽川は、とんでもない強運の持ち主らしい。相田の痛烈なわがままにもまったく動じないこの頑丈な年下の男は、最強無敵のロマンチストだ。最近、別れた男にしつこくされて困っていた相田はやむをえず羽川を自宅に居候させることにしたが―――!?
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仕事の昼休み中に佐伯がいつも見かけるのは、二人の女性と同時に付き合う不実な男だ。その男―――鹿沼は、佐伯の勤める『昼寝屋』の常連客だが、二人きりになった際、無理やり口付けられ、ベッドに誘われてしまう。心の底では鹿沼に惹かれている佐伯でも、過去の辛い記憶から、一人の男を誰かと共有することには耐えられない。強引な鹿沼の誘いに、佐伯は抗うが……。
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ホテルの最上階にあるプレミアムスイート。その部屋の専属バトラーを務める樹は、今日から1ヶ月間滞在予定のお客様を待っていた。現れたのは、意志の強そうな瞳と低く甘い声が印象的な、周防というまだ若い紳士だった。人に命令することに慣れた様子の周防は、セクハラすれすれの科白で樹を口説きにかかる。男性客からの誘いには慣れている樹だったが、周防に見つめられるとなぜかひどく動揺してしまい……!?
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男たちが集うバーでしつこく言い寄られて困っていた望は、艶やかな男に助けられる。感謝する望に、「あれじゃ誘ってるみたいだぜ」と呆れた口調で告げた男は、派手な口付けと、「明日までに抱かれる覚悟をしておけ」という勝手な約束を残して消える。翌日、男の強引なペースに巻き込まれた望は、拒みながらも抱かれてしまい―――…。そして、望の勤務先のデパートに偶然現れた男の正体は思いもよらないもので…!?
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友人の恋人だと紹介されたのは、佐枝という野性的な男だ。その印象的な瞳を見た瞬間、伊丹は恋してはいけない相手を心の中に入れてしまった。佐枝を避けようとする伊丹だが、彼に迫られ、ホテルに連れ込まれたうえにキスされてしまう。このままでは流される――そう思って伊丹が考えたのは、偽の恋人をつくること。しかし、偽の恋人と佐枝が知り合いだと分かって……。
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カステリア公国に、王子の教育係として招かれた大学の准教授の柳原。幼い頃になついていた王子・フランシスの再会を楽しみにしていたのに、挨拶もしないうちにファーストキスを奪われ、利発で可愛い王子がワガママ暴君になっていたことにショックを受ける。ならば、徹底的に教育し直してやる!と意気込むが、フランシスに大人の恋愛講義をせがまれて、童貞だと知られたくないばかりに経験豊富だと嘘をついてしまい…!?
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「うち来るか? 飯くらい喰わせてやるぞ」繁華街で拾った少年・明良に、つい親切心を起こしたフリーライターの葛城。居候となった明良は人懐こくて遠慮がなくて、アパートの個性的な住人達ともすぐになじんでしまう。しかしある日、葛城が入手した写真―――そこには、男達に弄ばれる明良が…。動揺を抑えられない葛城に、明良は部屋を出て行く。そこに現れたのは…! 愛に不器用な男と、愛を知らず彷徨う少年の胸に迫るラブストーリー。
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外川は勤め先のスポーツメーカー「W.Wスポーツ」で念願の営業へと移動になった。前の部署にいる時、電話でよく口論になった取引先の「城」という男。天敵とも言えるその男に担当として直接会うことになってしまう。重く低い声、野生的な容貌の男は「取引だろう?お前が望んだことじゃないか」と酒に酔った外川の体を強引に拓き、舐り、貫く。仕事の取引を体の取引と誤解された外川は、それでも城が与える快楽に抗えず翻弄されてしまう。
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