ジャンル「せつない」の検索結果
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ピアニストの千裕は、楽屋を訪れた客の一人に懐かしい気持ちを抱く。彼は建築家の南篠といい、千裕の初恋の相手――のはずだった。だが、千裕には当時の記憶が曖昧で、ほとんど彼を思い出すことができない。なぜ、自分は南篠に関する記憶を失ってしまったのか。そして、どうして自分が付き合っているのは、南篠ではなく主治医の村岡なのだろうか。千裕の思いは複雑に乱れて……。
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伊庭は雪うさぎのような大学生・リンと知り合った。照明の消えたエレベーターの中で、リンは暗闇に戸惑い、伊庭の手を握ってきた。震える手を握り返した伊庭をリンは「頼りになる、かっこいい」と素直に慕うように…。デリケートな宝物のようなリンが、伊庭の可愛くて仕方なかったが、心ない噂が二人の関係に影をさしはじめ…。――リンのけなげな想いはいつ届くの!? 切ない恋の物語。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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生家のある山間の村へと帰りたい――。恋人の佐鞍にそう告げられて、華谷は将来を期待されている研究室や、住み慣れた街を捨てる決意をした。佐鞍の故郷に移り住めば、恋人との別離もなく幸せでいられると思っていた華谷だが、日に日に変わっていく佐鞍の態度に不安を覚えずにはいられなかった。白く美しい花をつける『白鳳仙』に、まるで魅せられてしまったようで…。
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設計の仕事がしたくて設計事務所に就職した南紀は、父親に勝手に別会社に転職させられ、好きな仕事ができず毎日イライラ。そんなある夜、バーでやけ酒をしていた南紀は、憧れている建築デザイナーと同姓同名の男、榛葉和之と出会う。落ちこんでいる南紀のグチを優しく聞いてなぐさめてくれた榛葉と、南紀は酔った勢いで夜を共にするが…。
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連日の残業で疲れきった隆司が帰宅すると、ドアの前に見知らぬ男がいた。その男・司は、自分は隆司の息子なのだと言うが、身に覚えのない隆司にとってはバカげた話にしか聞こえない。だが、話しているうちに、司の母親がかつての恋人だと知る。彼を他人だと思うことに自信を喪失しはじめた隆司に、司は体の関係を強いて……。二人は赤の他人なのか、それとも――!?
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報酬のいい家庭教師の職を得た令ニだが、それはいわくつきのものだった。教え子の夕紀は超ワガママ少年で、令ニの前任者たちは一週間ももたないうちに仕事をやめていたのだ。車のローン返済のために、令ニはそのワガママに耐え職をキープしなければならなかったけれども、夕紀の意外な一面を見られる出来事があり、次第に彼を可愛く思いはじめて……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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取り巻きの女性たちとともに訪れたカフェで、時生はひとりの青年に出会う。彼は伯爵家を絶縁された高塔家のひとり息子・育巳で、春を売って生活しているとの噂だ。育巳に興味を抱きはじめる時生だが、それは次第に性的な色合いを帯びていく。そんなある日、浪費家の母親によって男たちに売られそうになっていた育巳を時生は助けることになる。その瞬間から、ふたりは決して離れられなくなり――。運命の恋を描いた衝撃ロマン!
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祥生は築の自慢の兄だ。肌が白くて髪はサラサラ、煙るような大きな瞳をもつ超美人なので、いつも心配でおちおちしてられない。早く帰宅したある日のこと、築は、祥生が見知らぬ男に抱かれているシーンを盗み見てしまいショック。その上、理由を問いただそうとした築に祥生は、「してみる?」と誘ってきた。大好きな兄の誘惑を、築がはねつけられるわけなかった。そんな頃、築がテレビに映ったことから思わぬ展開に…!?
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遠い町の大学に通うおさななじみで恋人の恭也とは、めったに会うことができない真樹。あまりのさみしさに電話しても、応えてくれるのはいつも留守番電話だった。だけど、その恭也が真樹の高校に、教育実習生としてやってきたのだ。会えなかった日々のうめあわせなのか、恭也は真樹の側にいてくれる。だが、幸せな日々に終止符を打つように、思いもかけない事態が真樹を襲い……。
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築は、血の繋がらない兄、祥生と恋人同士。お互いに好きだという気持ちを確認しあい、これからもずっと、この関係が続いていくものと信じて疑わなかった。が、ある日兄の祥生が『子供』を連れて帰ってきたのだ! しかも『築の姪』だと紹介し、挙句に子供の母親共々面倒をみるつもりだと宣言。築と祥生の未来はどうなる!? 年下攻め兄弟ラヴ。「声を聞かせて」の続編登場。
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事故で両親を失い多額の賠償金を支払わなければならない望の前に、ひとりの男が現れた。彼は日比野家の弁護士・支倉と名乗り、望を引き取りたいと申し出たが、『日比野』とは母が逃げ出してきた実家のことだった。切実な金銭的事情により断ることもできず、日比野家に足を運んだ望は、そこで遥遼という美しい青年と出会う。とある事情から蔵の中に閉じこめられたままでいる遥遼に、望は次第に惹かれはじめて――。
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作家兼自称探偵の航一の叔父に、若い女性からある青年が「弟かどうか確認して欲しい」と依頼が入る。その青年とはなんと――以前、航一が桜の木の下で出会い、心魅かれた美しい羽村京だった。叔父の元にバイトに来てもらいながら、航一は少しずつ閉ざされた京の心をほぐしてゆく。しかし、「愛がなくても寝られる」と言う京と、航一は情熱のまま体を重ね気まずい関係に……。その上叔父との間を誤解して――!?
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体が丈夫ではない渉は、二つ年上の兄・延明に幼い頃から憧れていた。自分とは正反対の丈夫な体。そして男らしく凛々しい姿は、渉に羨望を抱かせるに十分だった。常に延明だけを見ていた渉の中で、憧れが恋心に変わるのは自然なことだ。決して兄弟間では叶えてはならない想いだが、延明が本当の兄ではないと気づいている渉だけに、気持ちは抑えられなくて――。
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警視庁の独立捜査機関である麻薬捜査チーム、通称『離れ』に所属する八木と真野は、互いの誤解を解き、ようやく近づけたかにみえた。しかし、真野の過去に絡む問題が再び発生してしまい…!?さらに話題の謎の男「四代目」が、まさかあんなことになってしまうとは! セカンド・メッセンジャーの続編登場! 表題作のほか、幻の名作『水蒸気の森』も収録。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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僕は榊原紺。日本美術大学の学生だ。祖父、父は有名な画家だったけど、どうやら僕には才能がないみたい…。悩んでいた僕が最近見つけた宝物が老舗画廊「神月」だ。オーナーの神月雅之が僕に精神的な援助を申し出てきて…。
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田嶋は占いで、由貴という少年の遊び相手に選ばれる。西アジアの小さな国の王位継承者である由貴は、自分を「醜い」と思いこんでいる不思議な少年だった。実際には可愛くて優しい甘えん坊の由貴を、田嶋はどんどん好きになっていく。十七歳の誕生日に、占いで結婚相手が決まると言う由貴に占いで選ばれる相手より、自分を選んでほしいと願う田嶋だが、事態は思わぬ展開に…!?※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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海外研修に行っていた恋人・宮原の帰国に、真田は嬉しさを隠せない。彼が帰ってきたら一緒に暮らそうと、2LDKのマンションまで借りていたぐらいだ。だが、久しぶりに顔を合わせた宮原は、なぜか真田を避けているようだ。極力ふたりになるのを拒み、真田の姿をを見ると迷惑げな顔までする宮原に、日に日に不安をかき立てられる。そんな真田の不安が的中するように、宮原は――!?
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幼い頃から義兄に犯され続け、快楽を刻み込まれてきた折原陸は、義兄の呪縛から逃れるように家を離れ、一人平穏な日々を送っていた。しかし6年後、陸の姉と義兄の二人が交通事故で亡くなり、行き場がなくなってしまった15歳の息子・亜生を陸が引き取ることになってしまう。葬式の翌日から毎夜、義兄に犯される悪夢にうなされる陸。そんなある晩、うなされ悲鳴をあげた陸を起こしに来た亜生に対し、夢うつつの中義兄と勘違いした陸は口づけをしてしまって…。
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大学生の奏は、クールビューティな外見ゆえ“男でも女でも気軽に寝る奴”と評判だった。だが実は、誰ともHしたことがない。その奏が好きなのが、大学一のモテ男で親友でもある雄一。奏は募る思いを隠して雄一と接していた。ところがある日、珍しく女の途切れていた雄一が「誰でもいいから今すぐやりてーっ」とぼやく。思わず奏は「相手してあげようか?」と口にしてしまった!それ以来奏は雄一に抱かれ、体だけは馴染んでいく。けれど心は「体だけでもいい」という思いを裏切っていき――。
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游が持つ、たった一枚の家族写真。そこに写る優しい義兄とはもう二度と会わないはずだった…。けれど、大学生になった游は、義兄の大地と再会する。男を渡り歩いていると誤解された游はショックを受けるが、大地の興味を繋ぎとめるために男に抱かれ慣れている振りをする。そんな游に大地は「俺だけに抱かれていろ」と。本当のことを話せないまま、游の切ない想いは高まっていって――。恋は淫らにステップアップの番外編。
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大学生の中澤由春は、同級生で大会社の社長でもある一ノ瀬雪人と全くウマがあわない。そんな一ノ瀬の会社で派遣のバイトをしている中澤は、ある日社員に新作ゲームのテスターを頼まれた。あまりの面白さに、時間を忘れ夢中になってしまった中澤は、警備員に「産業スパイ」として取り押さえられてしまう。そんな絶対絶命のピンチを救ってくれたのが、一ノ瀬で…!?
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役者のひよこである安西は、生活のためにテーマパークの着ぐるみキャラを演じている。悪役のジャックを担当するだけに子ども受けは悪いけれど、毎週日曜日にやってくるハンサムな男だけは、子ども顔負けのキラキラした瞳でジャックを見てくれていた。そんな目で見つめられたら、気にならないわけがない。でも、ゲストとキャストという関係だけに、相手のことを知るすべはない。しかし、安アパートに引っ越した安西は、なんと隣人がジャックファンのあの男だと知って…。
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本庁捜査二課の警視である伊達慎一は、ヤクザから賄賂を受け取る、爛れた生活を送っていた。しかし殺された親友の敵をとるために、法廷で贈賄の証言をすることを決意し、殺し屋から命を狙われる事に。「お前には、ボディーガードがつく。優秀な男だ」検察から伊達につけられたのは、美貌のボディーガード・羽邑志生だった。冷徹で人を殺めることも平気でこなす羽邑だったが、初めて伊達に抱かれ、淫らに身体を開いてゆく。幾度となく重ねる二人の蜜月は、甘く激しくて…。
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貴也は、政治家の息子という生い立ちから、他人に心を許すことができなくなった。そのため、顔は綺麗だが性格は最悪という評判。逆に、ひとつ年下の和久はキャンパスいちの人気者。貴也は、そんな和久からのアプローチに心惹かれるも、プライドと自分への自信のなさから素直になれずにいた。そんなある日、和久から期間限定のお試し交際をもちかけられる。その最終日に大事件が起こってしまい…!?
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未知星調査船の乗組員アスラエールは、探査を行う為ジオゲネスαに降り立った瞬間、砂嵐に巻き込まれ、仲間と離れ離れになってしまう。そこを助けてくれた、美しい容貌を持つ黒髪の青年がトゥリア。言葉の通じないトゥリアに、アスラエールはなんとか考えを伝えようとするのだが…。センシティブスペースラブストーリーシリーズ開幕。
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駆けだしインテリアデザイナーの深波に、指名でデザイン依頼が入った。はりきって打ち合わせに出掛けた深波の前に現れたホテルオーナー・朝倉は壮絶に艶っぽい男で、その色気に深波はドギマギしっぱなし。その上、聞かされた依頼内容は、ホテルはホテルでも…なんていうかラブホテルのデザインで…!その手の場所に免疫のない深波を気づかってか、朝倉はホテルの部屋を案内してくれるというけど、ベッドの使い心地まで試す必要有りなの!?
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クラブでナンパをされたサラリーマンの耕太。その相手は大学生の、しかも男。最初は当然の如く断っていたのだが、酔いが深くなり途中で記憶をなくしてしまう。次の朝目が覚めると、目の前には学生服姿の泉がいた…!! 仕事に追われる日々のサラリーマン・耕太と高校生の泉が奏でる協奏曲ラブロマンス。
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「大好き…」いつも両手いっぱいの愛で惇を抱きしめ、囁いてくれる源。同居し、身体をかさねるようになっても、惇はなぜか優しい源に素直になれず冷たい対応ばかりしてしまう。だが、源に執拗にまとわりつく後輩の出現で、惇はイライラしている自分に気づく。――それは、陸上部のホープだったふたりが陸上部をやめることになった事件がきっかけだった!?
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民俗学を研究しているミケールは、人づきあいが苦手だ。しかし大学時代からの親友はいる。艶やかな金髪と湖のような青い瞳、整った顔立ち、快活な魅力に溢れ、さらに富豪の子息ということで、学内中の注目を集めていたイシュトバンだ。その彼は、今ではフリージャーナリストとして各地を飛び回っていて、なかなか会えないでいた。ところが、学部長の依頼でミケールが訪れた小さな町の宿で、ふたりは偶然再会する。喜びもつかの間、イシュトバンのベッドには、美しい少年が…。
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勤め先の証券会社が倒産し、失業生活に入った佑介。ふと立ち寄ったお祭りで、不良に絡まれたところを、ひとりの青年に助けられる。その青年、梅沢はテキヤを生業としていた。それまでまったく知らなかった世界の話に惹かれた佑介は、梅沢を部屋に招待したが、酔った梅沢に押し倒されてしまう。なぜか強引な梅沢を拒みきれない佑介は、祭りを追いかける旅に同行することに。梅沢との濃厚な身体の関係に、やがて心も開放されていく佑介だが…。
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