ジャンル「シリアス」の検索結果
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極度のあがり症の高校生・深澤由樹には好きな人がいる。相手は自分と正反対の自由奔放な同級生の境浩之。遠くから眺めているだけでよかったのに声が好きだと言われ、境と友人のような関係が始まる。けれど境を前にすると喋ることすらできず、近づかれると逃げてしまう始末。そんな自分に嫌気がさしていた由樹は、偶然境の想い人の存在を知り、彼の前で涙を零してしまい――。
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人と交わり、変化する獣をテーマとするものばかり集めた図書館を手伝う千佳也は、無愛想な利用者の凱が気になって仕方がない。ある日、得体の知れない化け物に変貌した知人に襲われ凱に助けられた千佳也は、彼の異能を目の当たりにする。先祖が喰らった獣神のなれの果てが身の内にいると教えられるが、その「獣」は千佳也の匂いに惹かれ、凱の理性をも危うくさせるらしく……。
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飛鳥沢グループの若き総帥・飛鳥沢雅庸のスキャンダルを探る、極貧フリーライターの竹内元樹。運よく飛鳥沢邸への潜入に成功するものの、秘密を知られたと誤解した雅庸に口止めとして犯されそうになる。しかし彼は童貞で、挿入に失敗。かっこよく威厳があって――という雅庸像が崩れゆく中、さらにとんでもない秘密が発覚するが、竹内は情けない雅庸に愛おしさを感じはじめ!?
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四代目彫里を名乗る彫師の宮原環は、突然拉致され、宇和島組組長・宇和島志堂に刺青を施すことになる。強引な男に振り回され、苛立ちを募らせる環だったが、表面上は冷静さを崩さずにいた。だが仕事柄隠しているヤクザ嫌いという本音を見抜かれ、心を乱す。他の客とは何かが違う……宇和島に興味を持った環は、その「何か」を確かめようと男の誘いに乗り、抱かれてしまい――!?
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救急外科医の松浦は、突然男に攫われる。その男・祐司に連れて行かれた廃ビルの一室には、彼が忠誠を誓う兄貴分の毛利が撃たれて横たわっていた。脅されるままに処置を施した松浦だったが、解放されず、祐司と手錠で繋がれてしまう。繋がれたまま食事をし、風呂に入って眠る――やがて、常に繋がれたその異常な関係を異常と思わない、奇妙な熱がふたりの間に生まれていき……。
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失踪した王女レイチェルにうり二つなことから、身代わりとして大国に嫁ぐことになった宿屋の倅・レイ。王女が見つかるまでとの約束で、王子ヴィンセントと三十日間の「白の蜜月」を王宮で過ごすことに! その間は清い関係でいなくてはいけないはずが、レイの失態でそうも言っていられない状況に陥ってしまう。さらに、ヴィンセントのほうも何やら隠しごとがある様子で――?
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クスリを盛られたモデルの譲加を助け、疼く体をまさぐって犯した男・海良。所属事務所の新たなオーナーとして譲加の前に再び現れた彼は、「君を、作り変えたい」と、愛人契約を持ちかけてきた。先の仕事への焦燥からそれを受け入れるが、海良はまるで愛しているかのように譲加に尽くし、可愛がることを歓びとする。体奥を掻き回される悦楽と共に、心までも乱された譲加は……。
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猟奇犯罪専門チームの刑事・ソジュンは、マフィアの幹部であるユーリと愛人関係にあった。被虐的なソジュンとサディズムを隠しもつユーリは、互いの複雑な立場と感情を受け入れ、逢瀬を重ねていた。一方で繁華街で起きた凄惨な殺人事件の捜査に追われるソジュンは、ユーリの助言をもとに犯人に近づいていく。そして犯人の加虐性に気づいたソジュンはある人物と接触し――!?
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雨宿りに入ったガレージで眠りこんでしまった実守は、有名玩具メーカー社長・宰堂の屋敷で目を覚ます。世話になったお礼に家事をすることになり、子供の頃から大切にしているぬいぐるみが宰堂の手がけたものだと知る。嬉しくなる実守だが、玩具を心底嫌っているという宰堂に戸惑う。しかし宰堂のそっけない優しさに触れるうちに、もっと彼のことを知りたいと思い始めて…。
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北斗サイエンス研究所主任の恭祐は、潔癖で融通のきかない性格。一方、部下の伊永は男前で実力もある人気者。妙に恭祐を慕ってくる彼だが、コンプレックスを刺激されるので気に入らない。ところが、社員旅行で行った神社で不思議な光を浴びてから、恭祐の体に異変が。なぜか、伊永を見ると発情してしまう!? いつの間にか彼を誘惑している自分に気づき、恭祐は愕然とするが――?
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縹国に使いとしてやってきた僧侶の月永は、世俗を離れた身でありながら、その美貌ゆえ国主・義康の寵愛を受けるようになる。だがそれこそが月永の謀略であった。月永は家族の仇を討つため、何も知らずに正道を歩む異母兄――義康を穢そうと身体を開いたのだ。義康を禁忌の関係に堕とし、国を滅するべく罠を仕掛けていく月永。だがそれは義康の中に眠る獣を目覚めさせてしまい…。
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サプリ商品の開発に悩む製薬会社の研究員・透は、移動販売車のカレーが気になり通い詰める。他人を心に踏み込ませまいとする自分が、店主との「また明日」という“約束”につい微笑んでしまうことに驚きながらも。だが偶然町中で件の店主・芹沢と会い、酔った透は悪癖のまま彼を押し倒し、無理に関係を持ってしまう。あげく過去のトラウマから泣き出したところを慰めてもらい……。
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日替わりでセフレと会う日々を送っていた大学生の理津は、偶然自分を捨てた元恋人の流星と再会した。理津は彼を憎んでいるのに、流星は以前と変わらぬ優しさと温もりで接してくる。それに戸惑い、蘇る恋心を抑え込もうとした理津は、今後はセフレとしてなら会ってもいいと言ってしまった。しばらくそんな関係を続けていたある日、流星が二人きりで一週間過ごせと言ってきて……。
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新月の日、発情する体。奇妙な体質を持つ一族の当主・秀士は、自分が幼い頃から従者を務める透に、淡い想いを抱いていた。だが、彼が望む道を諦め、やむなく自分に仕えていること、そして「従者」とは発情した当主の体を慰める為の存在であることを知る。透の未来を奪った上、汚れた役割を押しつけるわけにはいかない。絶望の中、透を従者の任から解放するため、距離をおこうとするが…。
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狭いところに入りたい──。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に萎縮し、仕事の重圧で心が壊れかけていた風宮は、デスクの下で祐一朗の足下に蹲り安寧を得る。薄闇に包まれた狭い空間は、安らぎと同時に恍惚感をもたらした。まるで祐一朗の執着に閉じ込められたようで…。
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元農民のユーニスは孤独を訴える皇帝ファハルに寵愛され、心から愛を捧げていた。だがその想いは、愚かなまでに純粋なユーニスの絶望に歪む顔が見たかっただけで、最初から愛してなどいないと嘲笑うファハルによって裏切られた。失意のまま出奔したユーニスは、やがてファハルの失墜を目論む他国の策謀を秘め帰郷し、彼と対峙する。すべては心を踏みにじられた報復のために…。
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気位の高いエリアス王太子は、ある時、反逆の濡れ衣を着せられ、塔に幽閉されてしまう。エリアスを陥れたのは――側仕えの騎士、アードルフだった。幼い頃、エリアスに拾われたアードルフは、命を賭けても彼を守ると忠誠を誓ったはずなのに…。鎖につながれたエリアスを待っていたのは、悦楽という名の辱めだった。「ずいぶん長い間、俺はあなたに狂っていたんですよ」仄暗い欲望をぶつけてくるアードルフの裏切りに、エリアスは――?豪華袋とじは、特製ピンナップ&書き下ろし短編小説入り!
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対人恐怖症の優也は、近所の居酒屋で働く倫太郎の無邪気さが一番恐い。しかし、道で酔いつぶれた優也は彼に拾われ、無理矢理デートさせられることに。しかも帰り道に突然キスされ、今まで以上に倫太郎を意識してしまう。狙ったかのように優也の前に現れる彼に徐々に慣れ、自分にだけ笑いかけてほしいと思い始めた矢先、二人の過去に繋がりがあったと知って――。
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権力者の影武者となる「珠」として造られた葛は、本体の月室藩主の子息・藤爾に代わり、幼い頃より慕う上忍の珀とともに緋垣藩に人質として赴く。藩主の嫡男である緋垣彬匡は、周囲の者に禍を撒くと噂され、恐れられていた。諜報活動を行う葛は、体液から情報を読み取る特殊能力がうまく使えず、焦りを覚える一方、不幸をもたらす己を呪う彬匡の孤独に触れ、惹かれ始めるが……。
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震災で家族を亡くした乙也は、売られた奉公先で暴行されそうになったところを、家の跡取りである一威に助けられる。一威の計らいで病に伏せる次男・文紀の世話係となり、恩に報いようと懸命に仕えた。しかし兄に異様な愛着を示す文紀に、自分の身代わりとして一威に抱かれろと命じられる。誠実でいつも優しく見守ってくれる一威に心を寄せていた乙也だったが、文紀の情念に操られるかのように彼を誘惑しようとした。軽蔑の眼差しで拒絶されても、服を脱いで一威の前に跪き──。
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「神子は閨においてヤマヒコに隷属するもの」古き因習が支配する寒村で生まれ育った兄弟、楓と昭宇。昭宇は、村の神子に選ばれて以来、自分を冷たく拒絶するようになった異母兄の楓に憤り、昏い情念を募らせていた。そんなふたりの運命は20年に一度の大祭を前に狂い始める。神子と対をなし、その身体を思うがままにできる存在「ヤマヒコ」に昭宇が選ばれたのだ。昂ぶる感情のまま、復讐のように兄を犯す昭宇だが、楓の真実の想いと、自分たちを待つ残酷な村の掟を知って…!?
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父の仕事を手伝って一流ホテルを訪れた怜央は、そこでアラブの族長であるカミールと出会う。しかも互いに瞳を奪われ、一瞬で恋に落ちてしまった。カミールから毎日愛を囁かれて戸惑う怜央だが、惹かれる心は止められない。「でも、彼はもうすぐ国へ帰ってしまう」切ない想いを秘めたままカミールと結ばれ一夜を過ごすが、次に目覚めた場所はカミールの母国だった!! 承諾も得ずに連れてきたカミールに腹をたてるも、怜央は二週間だけという約束でアラブでの生活を始めるが…。
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「俺を恋人にしてよ」弁護士の亜貴は行きつけのバーで、アルバイトの圭吾に突然告白された。9歳も年下の男となんて上手くいくわけがないと思いながらも、圭吾の押しの強さと好みの外見につられて、付き合ってみることに。すぐに拗ねたかと思えば、大人のような一面も見せる。そんな圭吾が亜貴の中で「お試しの恋人」から「本気の恋の相手」へと変わり始めた頃、一通の脅迫状が届く。さらに同じタイミングで、圭吾に不審な行動が増えてきて……。
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妹の婚約者として紹介された人気小説家の秀一は、和義にとって、思い出したくもない因縁の男だった。十五年前、残酷な子供だった和義が犯した罪を暴くように、秀一は彼をがんじがらめにし、徹底的に陵辱した。悪魔のような男に抱かれて、和義は激しい官能に狂っていく。妹を欺く背徳、恋人の勇一郎には言えない罪の秘閨。秀一の体にある消えない傷痕が、罪の烙印として目に映る。これはただの復讐なのか。それとも――。
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検事の和彦は、密売会場に潜入するが失敗。裸に剥かれ舞台に上げられた時、嬲り役に立ったのは、追っていた東坂で……。
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鳳城組組長の息子・桐弥は、カタギの高校生でありながら、天才的な博徒だった。若頭補佐・雨柳の仮初めの妻として、女装して賭博の女胴師を演じる桐弥。だが、極道見習いの水無月にほのかな恋心を抱く彼を、雨柳は許さなかった。「俺が極道である限り、お前を放しはしない」幼少の頃から兄のように慕っていた雨柳が、危うい色香を放つ桐弥に、修羅の如き執着と情欲の焔を燃え上がらせる。さらに組長襲撃事件が起こり、跡目争いも勃発する中、その独占欲と愛欲に惑う桐弥は――?
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「金が返せないなら、玩具になって働け」ある朝、勤め先のドアを開けた晴樹に突きつけられたのは、傲慢な男・久鬼からの命令だった。 知らぬうちに会社は倒産し、莫大な借金を押しつけられていた事実――。愕然とする晴樹は捕らえられ、卑猥な調教を受けることに! 激しい淫虐に晒され、羞恥と屈辱の中で憎しみを募らせる毎日だったが、ふとしたことから、彼が自分に向ける、熱を帯びた視線に気づいてしまう。玩具に過ぎない自分に、なぜ? 混乱する晴樹に、さらに「危機」が訪れて…!?
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地方病院で燻る天才心臓外科医の侑弥は、駆け込んできた男性に愕然とした。かつて自分に愛を囁き、手酷く捨てていった貴将だったのだ。謝れば赦そうと思った。だが彼は悪びれるどころか、睨んでくる。その上経営難の病院に融資する代わりに、侑弥の体を要求してきた。傲慢さに唇噛みしめたが、院長の義父の為に頷かざるを得ない。だが急いた様に最奥をまさぐられ、猛々しく貫かれると、封印してきた彼への思いが堰を切って溢れ出そうになり…。いつまでも心疼かせる恋、再び。
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難攻不落なこの男を、啼かせてみたい――。サラディナ公国のミハイル公子と、その国を経済的に陥れる秘密任務についたエコノミストの加賀谷。国を賭けた策略を巡らす二人だが、お互いに強烈に惹かれ、相手を自分のものにしたいという欲望を感じていた。「君を抱きたい」「いや、抱くのは俺だ」しかし両者とも、本音は相手を押し倒したい。スリリングな恋の駆け引きに、普段はクールな加賀谷、そして遊び人のミハイルが、命を賭けるほどに、愛の深みにはまってしまい…?
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御堂グループの若き総帥・御堂海里は、某国のリゾート開発計画の関係で、テロリストに命を狙われていた。ボディガードに雇われた黒崎は、海里の行動をいちいち抑制してくる。あげく「私の命令には従っていただきます」と倣岸不遜だ。海里は、黒崎の言いなりにはならないと突っぱねるが、無理やり体を開かされ、強迫され、黒崎の命令に従わざるをえない状況に。ことあるごとに、黒崎からの調教は続き、体だけは慣らされて――!!
見つかりませんでした。