ジャンル「シリアス」の検索結果
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本当の心を仮面で隠した少年・至は援交相手を物色中に、人捜しをしている建築デザイナー・室岡に出会う。誠実そうなイイ男だったので、今夜のカモにしようとラブホに誘うが予想外に優しくされ至は戸惑う。行きずりの相手のはずなのに至は室岡に嘘をつき、その後もくりかえし彼を誘惑してしまう。どうせあんたは俺なんか見ちゃいない…。激しい愛撫に溺れる身体とは裏腹に、嘘だけで繋がる関係は至の心に深く突き刺さって――。
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“エリィは、おれの好きな人。でもエリィが好きなのは別の人。おれは身代わり” 記憶障害を持つルースは、忘れないようにそれを手帳に記した。研究所所長のエリィにとって、一時間程度しか記憶が保てないルースは、都合の良い存在なのだ。だからエリィは、去った養い子に似た容姿のルースを気まぐれに所長室に呼びつけ、身代わりに抱く。一方的で身勝手だけど、あなたが好き――。切なくも愛おしい恋物語。
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テレビ制作や舞台関係など幅広く活躍しているAV監督の間野は、ほぼ勃たなくなっていた。とはいえ、当面使うアテもないし気にしてはいない。そんな折、新しい舞台の仕事で、6年前にネコ男優として人気がありながら突然引退した佐藤と再会する。小柄で可愛かった佐藤は長身イケメンに育ち、すっかり面変わりしていた! しかも実はバリタチで、昔から間野が好きで押し倒したかったと告白され、エロ技(テク)で懐柔されてしまい――!?
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中原にある華国の皇子・李雪霞は見目麗しく控えめな青年だったが大きな秘密を抱えていた。それは――両性具有であること。そして次期女帝になるはずだった亡き姉の身代わりを務めていること。そんな折、華国は隣国・耀の大軍に侵略されてしまう。皇女として国を逃れた雪霞だったが、耀国の皇帝・劉貴奨に捕らえられ妃として貴奨の後宮に入ることに。もし男だと知られれば殺されてしまう…そう危惧していた矢先、貴奨から夜伽を命じられて――!?
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人嫌いで揉めては研究チームを転々とさせられていた大沢霊長類研究所所員・入江に下った新しい辞令は、トラの子の世話。――が、やってきたのは浅葱という人間の子で、密林でトラに育てられていたという。警戒心むき出しで触れることも難しかった浅葱だが、やがて乱暴ながらも根気強く面倒を見続けた入江にひな鳥のように懐く。無垢な好意と信頼は入江の心をほぐしていくが、浅葱の入江に対する気持ちは恋にまで育ってしまい…!?
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祖父が経営する洋食店でシェフを務める川上晴佳は、ある男との再会に愕然とする。大手企業の御曹司である彼・西島紘明は、理由も告げず晴佳を捨てたかつての恋人。事業のため土地を譲ってほしいと店を訪れ、過去をないものとして振るまう紘明に憤った晴佳は理不尽な条件を出す。接待しだいでは考えてもいい、と。だが、過ぎた「接待」はやがて身体の関係に。そして再び紘明への恋情を募らせた晴佳は、身体を繋げても心は自分にないことを思うたび胸が痛み――。
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「この減らず口にキスしたの、どこのどいつだ」 かつて天才少年と呼ばれたフィギュアスケーターの隼。オリンピック最終選考会に敗れ失意の中、ひとりの男と出会う。「泣くんじゃない、次がある。あきらめるな」――ふいにかけられた慰めの言葉と、優しいキス。ダブルのスーツが似合う見惚れるほど精悍な顔だちの男は、隼のファンだと言い愛情のこもった眼差しで隼を見つめていた。極道にしか見えない彼・天城のことが心から離れず、隼は天城の後を追うが!? ――運命は、隼をオリンピックへと導く…!
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真面目なサラリーマンの柊哉は恋人にフラれ、傷心していたところゲイバーで緒方という男と出会う。鋭い視線で誰もが惹かれる美男の緒方と、遊び慣れない柊哉は戸惑いながらも溺れるように濃密なセックスをした。その帰り道、偶然にも狼のように大きな犬が人間に変化するのを見てしまう。 襲われかけたその時、助けてくれたのは緒方だったが、彼もまた人狼ということを知ってしまった柊哉。その日から人狼族の秘密を守るため監視されることになり…!?
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俺、谷本紅葉は官能小説家。なのに、どーしてもラブシーンがうまく書けない。それは経験がないから? 幼なじみで一番の読者・龍に相談すると、「じゃあ俺としようぜ?」って……! 「気持ちよくしてくれりゃ、だれでもいいんだろ?」なんて、ずっとずーっと大好きだった龍に言われてとってもショック。でもカンジちゃって……俺、どーしよう!?
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「おまえを俺の后にする」 男でありながら王女として暮らす苓鈴。他国への刺客となるべくその身を毒で満たし、接吻で殺められる“毒姫”に育てられた。だが国内で謀反が起こり、両親を喪った上に首謀者の神開という男に囚われ、結婚を強いられる。神開を屠ろうと初夜に臨んだ苓鈴だったが、なぜか彼に毒は効かず、男と知られてなお無垢な躰を拓かれた。毒ゆえ敬遠され、親の温もりすら知らない苓鈴は、初めての熱と快楽にただ喘ぐことしかできず――。 ※収録作「蠱蝶の殉情 前編」。
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「せいぜい俺を愉しませるといい」 学生時代から恋情を抱く友人・ベノール王国の第一王子であるナイルスに請われ、王国に赴いた望。そこで頼まれたのは、離宮に囚われた第四王子・ムスタファの無聊を慰める仕事だった。鬱屈に荒んだムスタファは手負いの獣のようで、淫らな行為をも強いる。初めはナイルスの役に立ちたい一心だったが、ムスタファの優しさを垣間見るうちほだされていき――。 想う男と戯れを許す男――二人の王子の間で心は惑い…?
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アパレル会社の社長兼デザイナーの津田と、カメラマンの柏木、男前な二人が僕みたいな取り柄のない人間を好いてくれるなんて――。同僚の失敗を被ってリストラされた蓮。居酒屋のバイトもクビになったところを、客だった津田と柏木に拾われる。なんで、こんなに優しくしてくれるの? 疑問に思いながらも無気力だった蓮は導かれるまま、とある会員制の紳士倶楽部に足を踏み入れた。――津田と柏木、二人の愛人兼モデルとして、その無垢な身体を開発されるとも知らずに…。
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この想いは許されない―それを知りつつも、冴紗は今日も自分の住む神殿から遠く離れた王宮へと向かう。王宮で待つのは冴紗の愛する人…羅剛王。男らしく猛々しい王は、自ら冴紗を神殿に追いやっておきながら、ことあるごとに呼びつけ、いつも辛くあたる。嫌われていてもずっとそばにいたかった…神官などになりたくなかったのに…。あるとき、羅剛王と他国の姫君との婚礼話を耳にし、冴紗の心は乱れる―。激しく切なくそして甘い、一途なロマンス。
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「おまえを迎えにきた――俺の花嫁!」アメリカ帰りの若手医師である片岡尊は、慕っていた祖父の死をきっかけに覇気のない日々を過ごしていた。そんなとき、怪我を負った大型犬を拾う。狼のようなその犬の看病をしているうちに、不思議と尊の気持ちは和らいでいった。しかしある満月の夜、突然その犬が青年に変化した!? 更にその青年は尊を押し倒し、凶暴な瞳とは裏腹に、甘さを孕んだ指先で身体を暴いてきて――!?
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「LIEGE(リージュ)へようこそ」如月(きさらぎ)の足許に跪き、男は艶めく笑みを浮かべて、恭しく手の甲にキスをした。―――人気俳優の如月柊士(じゅうじ)は、フェロモン過多なスキャンダラス帝王。偶然訪れた高級ホストクラブで、高校時代対極にあった男・不動師眞(ふどうかずま)と再会する。政治家の子息でクソ真面目な優等生だった不動。その彼が男の艶と自信に溢れたNO.1ホスト「カズマ」としてて艶然と微笑む。彼の挑発に対抗(ライバル)心を掻き立てられる如月だが、泥酔して目覚めたのは不動の腕の中。どういう訳か、不動との肉体(セフレ)関係が始まって…!?
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政財界のアドバイザーとして特別な使命を帯びた国の特殊機関・ヘプタゴンに所属する宗教学者の七生。その日、七生に捜査協力を依頼してきたのは、眼光の鋭い公安警察の鬼防だった。ある教団の背後に蠢く不穏な闇を明らかにしようと昼夜を問わず調査を進めるうちに、思いのほか情の厚い鬼防に惹かれていく。戸惑いを隠せない七生だが、ある朝鬼防に押し倒されキスされてしまう。そんな矢先、事件の核心に迫った七生は教団に狙われて――!?
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「おまえの身体を作り変えてやろう」 競馬好きの父親に大学入学資金を使いこまれた朝日は、バイトをしながら受験勉強に励んでいる。そんな折、父親の借金が発覚し、返済のため否応なく資産家で馬主の剛也に身を売ることに。豪奢な一室に囚われて意地悪な眼差しで性感帯を開発される。借りた金の分だけ抱かれたらこの部屋を出ていくと心に誓う朝日だったが、傲慢な剛也に玩具のように扱われながらも身体は次第に快楽に溺れてゆき──?
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病院で目を覚ました黒河は、事故の影響により記憶を失っていた。その時そばにいてくれたのは実業家の生田目という男。彼曰く自分たちは恋人同士だったという。黒河は生田目の目の前で車に轢かれており、そのトラウマゆえ生田目は激しい執着を見せる。記憶が戻らない以上頼る相手もおらず、黒河は生田目との甘苦しい軟禁生活に溺れていく。だが少しずつ戻る記憶で自分はチンピラ上がりのヤクザだったことを知り同時に生田目からの強烈な視線を思い出す。自分は一体何者なのか…そしてあの視線の意味は――?
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3年前、両親を殺され、穏やかな日常を奪われた悠一。事件後は、親の仇である男・浅倉の愛人に仕立てられた。大手有名グループ企業のナンバー2である浅倉とは弁護士だった父の仕事相手として知り合い、以前は恋心すら抱いていたのに…。心は凍え、憎い男の腕の中で快楽に溺れる刹那だけ渇いた現実を忘れる。そんな日常を繰り返しながら、復讐の絶好の機会を狙っているが――!?
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訳あって人目を避けて村外れの古民家に暮らす画家のハルヲ。そんなハルヲのオッドアイはこの世のものでないものを映しだす。ある雨の日、鬼憑きの男・白井と出会い好奇心で家に招き入れてしまう。極道と縁を切りこの地へ来たという白井と生活するうち、寡黙な男の孤独に触れて惹かれ始める。そして夜半、酔った白井に体を抱き寄せられ唇を重ねられた…。想いが通じあったと喜んだのも束の間、幸せな時間は長くは続かず──。
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美しく気の強いフリージャーナリストの早瀬紘也は、とある事件の調査をしていた。そこでラグジュアリーホテルを広く展開する『エンパイア・ホテル・グループ』の若き経営者・神樂龍一の黒い噂を耳にする。切れ者で、社長として手腕を発揮し瞬く間に事業を拡大させた男だ。紘也は神樂の裏の顔を暴こうとその美貌を利用して神樂に近づく。すると神樂に気に入られホテルのスイートルームに軟禁されてしまい、毎晩熱く口説かれるようになり…!?
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美貌の青年実業家として成功していた祥。しかし自ら立ち上げたIT関連事業が倒産したため、日雇いの肉体労働をすることに。そんな折出会ったのは、この世で信じているのは金くらいという心の乾いた大城という男だった。経営コンサルタントを名乗り脱税専門の商売をする悪党だ。大城に過去の弱みを握られ嬲られる祥だったが、やがて「どん底から這い上がる気があるなら俺と手を組め」と仕事を持ちかけられて──?
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警視庁捜査一課の“エンペラーズ”――王子様と称される硬派で美しい東原帝と、俺様で軟派だが男らしく精悍な面差しの御門鋭司。二人は同期のライバル同士で、互いの実力を認め合っているものの顔を合わせては喧嘩ばかり。しかし、管内で起こったとある殺人事件をきっかけにコンビを組まされることに。すると御門はどういうつもりなのか、やたらと帝にかまってくる。強引に夕飯に連れていかれたり、熱っぽい視線を向けてきたり…。徐々に近づくその体温に、帝は戸惑いを隠せなくなってしまい――!
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信仰に身を捧げる小さな村の神父・シエンは、左手に癒しの力を持っていた。ある日、その力で国を助けてほしいと請われ国王のもとへ赴くが、城に着いた夜、紅蓮の竜に攫われてしまう。そして目覚めると、赤毛の屈強な男に組み敷かれていた。男の名はイグニス・レクス――伝説の竜王だった。彼はシエンを古城に囚えて純潔を奪い、幾度もその肢体を貪った。なぜ自分がこんな目にあうのかわからず、困惑ばかりのシエン。繰り返される快楽にまみれた陵辱の理由とは──。
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哉都の前に札束を積んで「俺がおまえを買う」と言う男───今では大企業の副社長を務める汐崎は、哉都が学生時代に淡い恋心を抱いた相手。「俺は優良物件だろう。家族もないから頻繁に通える」朴念仁のくせに傲慢な態度の汐崎に、契約愛人としてプライドを刺激された哉都は、揶揄うつもりで汐崎と愛人契約を結んだ。けれど、まるで新婚のような汐崎との生活も、予想外に情熱的で優しい汐崎の愛撫も、哉都には落ち着かない。愛を売ることに慣れた心と身体が溶かされる…契約ロマンス。
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「愛してる。俺のものになってくれ」 体は与えようとも、心は与えない…どんなに残酷でも。彼は将来を嘱望される後継ぎ、そして私の生きる支えだから。――恩ある社長から子息の世話役を与えられて十一年、川名進は彼の専務就任とともに東光コンツェルンの中核企業で秘書となった。ずっと成長を見守ってきた夏来が逞しく精悍な男になるのを見つめ続け、補佐だけに専念した。…冷静な秘書の顔で欲望をひた隠しにして。だが過去の恋人を知った夏来に、進は熱烈に求められて…。堕ちてはいけない恋。
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破壊や殺戮を請け負う外法使いが集う村で、巫として暮らす時雨。お方様の命で高名な咒禁師・楸に近づくが、記憶喪失を装った時雨を自宅に住まわせてくれた剛胆な楸のそばは温かく、しだいに惹かれていった。しかしそんな矢先、村に連れ戻された時雨は、眷属に力を与えるためと雄に隷属する淫紋をつけられ、男どもに蹂躙されてしまう。楸を想い心は抗えど、快楽に呑まれ男の性を貪欲に享受する躰──。そして淫らな業を身に宿したまま、楸のもとに戻され…!?
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オメガであるがゆえに両親から敬遠され、高校生で一人暮らしの遥。そんな遥の目下の悩みは、ストーカー被害に遭っていること。それを5才下の弟・都に知られると、遥に懐いている都はボディーガードをすると言ってきた。助っ人として連れてきたのは、地元名士の子息でアルファの少年・嗣英。出会い頭に「俺と付き合わない?」と迫られびっくりするが、小学生なのに大人びていて甘い匂いがする嗣英に遥はどきどきさせられて…!?
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亡き母の遺言で髪を伸ばし、顔を隠して生きるリオ。アルファばかりの貴族社会でオメガであるリオは異端で、父亡きあとは継母と妹に使用人として扱われ暮らしていた。そんなある夜、妹の忘れ物を届けに舞踏会に行かねばならなくなる。ろくな服を持たないリオは意を決し、妹のお古のドレスを纏い女性の装いで城へ向かった。ところが帰り道、まばゆい星に誘われて足を踏み入れた庭園で貴族のヴェレスと出会う。そこで発情を引き起こしてしまったリオの匂いに煽られた彼に無垢な躰を拓かれて…。
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「怖がらなくても、ちゃんと感じさせてやるよ」 納得ずくのはずだった。けれど、男に身体を拓かれる屈辱が拭えるわけはなく――。駆け出しの能面師の聖は、若手人気能楽師・桑折禎臣から能面制作の依頼をされる。だが、恋多き男としてもマスコミを賑わす禎臣は、代償として聖の身体を求めた。この機会を逃せば己の面を使ってもらえることなどないかもしれない…。能面師の道の厳しさを知る聖は、禎臣に身を差し出すが――。プライドを懸けた淫らな駆け引き。
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