ジャンル「幕末から昭和モノ」の検索結果
129件
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僕が大人だったら、ちゃんと続きをしてくれた……?
町の小さな書店・純星堂。そこで怪奇書を立ち読みする学生の朝日向は、
古くさい着物を身にまとった怪しげな男と店内で出会う。
男の名は佐野。職業、小説家――。ぶっきらぼうな佐野に最初は戸惑う朝日向だったが、
本当は優しいところや、仕事をしている時の大人でかっこいい佐野を知ると次第に惹かれていき……。
――ミナヅキアキラ、5つの恋の短編集。
※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。 -
しあわせだと思うのは、悪いことなのですか?
妻が不倫相手と心中してしまった作家、きさらぎ。
その不倫相手の愛人であった、むつみ。
面白半分に騒ぎ立てる世間に辟易として、けれども、
一人で居るのは嫌だったふたりは、共に暮らし始めた。
食事をし笑みを交わして一緒に寝る、少し自堕落ながらも平凡な生活。
いつしかそんな生活に耽溺していたことに気づき、きさらぎは不安に陥り始めて……。
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虚弱な兄のために──
「おれが兄ちゃんの犬になる」それから、おれの名前は“わんじろう”になった。
体が弱く、幼い頃から臥せってばかりいる一。
そんな一を慕う弟の懸次郎は、兄を慰めようと「犬になる」と、申し出る。
それから数年、兄弟のごっこ遊びは続いていた。
一が父に道ならざる想いを抱いていることも、
それを諦めながらも未だ胸に秘めていることも、
懸次郎は犬の“わん”として、ずっと見てきた。
ただ一の傍にいたくて、一を幸せにしたかったから。だけど──。
父に恋する息子。兄に恋する弟。兄と弟のごっこ遊び──。
どこかオカシイ、禁断の関係。
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僕はあなたでできてる戦後、横浜。
娼館の居候・燿一は、北原憬 脚本の映画に、人生を与えられた。
北原作品を観あさってカメラマンを志し、写真館の助手となる。
ある日、泥酔していた男に声をかけた所、それが何とあの北原憬で……。
憧れの人と、夢のような日々を過ごすことに。
だが、増していく恋慕とは裏腹に、憬と己の埋められない才能差を感じ、憬の存在は遠のくばかり。
燿一のやり場のない恋心は、いつしか、彼との心中を望むまでに――。
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俺の灯火戦後、横浜。元・天才脚本家の憬は、もう筆をとらないと決めていた。脚本のモデルにした人物が、必ず不幸になるからだ。ただ死を待っていたが、ある日、生きる理由が現れてしまった。それは泥酔していた憬を、居候先の娼館で介抱してくれた燿一。彼の無邪気さと妖艶さに、惹きつけられずにはいられず、どうしても燿一を書きたくなる……。他の誰を犠牲にしても、何を犠牲にしても、燿一だけは不幸にはしないと誓うが――。
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この気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。
――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。
それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。
ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。
それには、別の理由があるようで……。
好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。
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この気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。それには、別の理由があるようで……。好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。
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大ヒットBL作『玉響』(大洋図書・刊)から約5年――ゆき林檎の真骨頂となる和ノスタルジックな最新作が登場!身寄りのない少年・修一郎を助けたのは、天狗のような青年だった……。
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僕が大人だったら、ちゃんと続きをしてくれた……?町の小さな書店・純星堂。そこで怪奇書を立ち読みする学生の朝日向は、古くさい着物を身にまとった怪しげな男と店内で出会う。男の名は佐野。職業、小説家――。ぶっきらぼうな佐野に最初は戸惑う朝日向だったが、本当は優しいところや、仕事をしている時の大人でかっこいい佐野を知ると次第に惹かれていき……。――ミナヅキアキラ、5つの恋の短編集。
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しあわせだと思うのは、悪いことなのですか?妻が不倫相手と心中してしまった作家、きさらぎ。その不倫相手の愛人であった、むつみ。面白半分に騒ぎ立てる世間に辟易として、けれども、一人で居るのは嫌だったふたりは、共に暮らし始めた。食事をし笑みを交わして一緒に寝る、少し自堕落ながらも平凡な生活。いつしかそんな生活に耽溺していたことに気づき、きさらぎは不安に陥り始めて……。
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虚弱な兄のために──「おれが兄ちゃんの犬になる」それから、おれの名前は“わんじろう”になった。体が弱く、幼い頃から臥せってばかりいる一。そんな一を慕う弟の懸次郎は、兄を慰めようと「犬になる」と、申し出る。それから数年、兄弟のごっこ遊びは続いていた。一が父に道ならざる想いを抱いていることも、それを諦めながらも未だ胸に秘めていることも、懸次郎は犬の“わん”として、ずっと見てきた。ただ一の傍にいたくて、一を幸せにしたかったから。だけど──。父に恋する息子。兄に恋する弟。兄と弟のごっこ遊び──。どこかオカシイ、禁断の関係。
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特高警察の桐守は、酔い潰れたところを異邦人の男花魁・翡翠に介抱され、夢うつつのまま快楽を与えられた。国粋主義の桐守は屈辱に震えたが、吉原での調査に彼の手を借りるうち、その心と身体の温かさにどうしようもなく惹かれていく。しかし異邦人は排除の対象。特高に目を付けられた翡翠は、捕らわれてしまう。庇った桐守も捕らわれ、死と隣り合わせの牢中でふたりは──。
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理想の世を築くため、そしてなによりも恩人の山科のため鷲尾は誇りを抱いて刀を振るってきた。次の任務は、異国の武器商人であるレキシントンの護衛となり、彼が敵となる場合は斬ること。しかし──「愛人になるというのなら、傍においてあげようか」鷲尾の誇りを嘲笑うレキシントンに、辱められてしまう。務めを果たさんと屈辱的な快楽に耐える鷲尾に、レキシントンは……。
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震災で家族を亡くした乙也は、売られた奉公先で暴行されそうになったところを、家の跡取りである一威に助けられる。一威の計らいで病に伏せる次男・文紀の世話係となり、恩に報いようと懸命に仕えた。しかし兄に異様な愛着を示す文紀に、自分の身代わりとして一威に抱かれろと命じられる。誠実でいつも優しく見守ってくれる一威に心を寄せていた乙也だったが、文紀の情念に操られるかのように彼を誘惑しようとした。軽蔑の眼差しで拒絶されても、服を脱いで一威の前に跪き──。
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「神子は閨においてヤマヒコに隷属するもの」古き因習が支配する寒村で生まれ育った兄弟、楓と昭宇。昭宇は、村の神子に選ばれて以来、自分を冷たく拒絶するようになった異母兄の楓に憤り、昏い情念を募らせていた。そんなふたりの運命は20年に一度の大祭を前に狂い始める。神子と対をなし、その身体を思うがままにできる存在「ヤマヒコ」に昭宇が選ばれたのだ。昂ぶる感情のまま、復讐のように兄を犯す昭宇だが、楓の真実の想いと、自分たちを待つ残酷な村の掟を知って…!?
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6歳の細い体に悲しみと淋しさを詰めた馨児を暖めたのは、小さな小さな赤ん坊、穂積だった。心を尽くし仕えるべき華族のお世継ぎは、馨児の秘密の宝物になった。忠臣として一生を終えるはずだった、それでよかったのに、穂積が16歳の時、全てを変える事件が起こる! やがて、甘い瞳で甘い躰で蕩けるような劣情を誘う穂積に、馨児はその肢体も隠された心も舐め尽くし、啼き濡らしたい激情に駆られる。全てを奪い抱きつぶしたい!! 慈しみと欲望の果てに馨児は、ただ穂積のために……!?
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傲慢だが人を魅了する美しいローレンスは、死のうにも死ねない不死人だった。彼の瞳に弧愁を垣間見た当真は、慰めたい一心で、冷たい体に熱い肌を押し当て、貪欲な楔を最奥へいざない、懸命に尽した。だが彼は当真を見ようとしない。ひたすら自分を消し去ることが出来る『黄金の十字架』探しに奔走していた。望みは叶えてあげたい。でも彼が消えるのは耐えられない。当真は悩みながらもローレンスの後を追うが、彼の不死に気づいた者達が、その秘密を暴こうとして――!?
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伯爵のレオンに才能を認められた絵師・保名。渡仏の船中で求められ、最奥を雄で乱される悦楽に翻弄された。「全部、わたしのものだ」いとおしげに囁く優しい声。その寵愛に報い、どんなことでも従おうと心に誓っていた。しかし、レオンは保名を利用するために手懐け、快楽を仕込んだのだと知らされる。レオンの望みに殉じなくては──そう思うのに、なのに、涙が零れてくる。彼の腕が恋しくて、あの優しさが偽りだったと思いたくなくて…。愛を信じられない伯爵に捧げる、無垢な想い。
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「これが取引の条件だ。今さら不満は言わせない」憲兵将校の有島馨はある疑惑をかけられた愛しい親友を逃亡させた代償として、その親友の兄である瓜生男爵家嫡子の國宏に抱かれてしまった。幼い頃から優しく温かかった國宏の豹変に愕然とするけれど、何度となく馨の窮地を救ってくれるのも國宏で…!? 甘い毒のような愛撫に翻弄され、取引として始まった関係が馨には切なくて――。恋心と劣情が交錯する大正ドラマティックラブ。
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敵国の皇帝となった幼なじみ・アレクと再会した帝国軍人の顕彦。離れていた時間を埋めるかのように、独占欲も露わなアレクに甘い愛撫で貫かれた。互いの立場を思いつつも、顕彦はその情熱が嬉しくて拒めなかった。だが国のために、彼の想いを裏切らなくてはいけない。国への忠誠とアレクへの愛。苦悩する顕彦だったが、ついに事が露見してしまう。「自分で脱いで、私の前にすべてを晒せ」豪奢な監獄に捕らわれ、淫らに責め立てられて…。敵国の皇帝×帝国軍人の官能ロマンス(ハート)
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終戦を迎え、子爵楠木家はGHQに屋敷を接収される。当主の留守を預かる次男・楠木久也は町での進駐軍の横行を非難し、地方軍政部司令官のウォレス大尉に町の安全と引き換えを条件に陵辱されてしまう。強要された関係を続けながらGHQの仕事を手伝うことになった久也だが、毎夜の濃密な情交とは裏腹に、町の復興に真摯なウォレスに次第に惹かれていく。折しも、貴族制度の廃止が決まり――悔恨と恋情が交錯する大人の恋。
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時は戦前昭和初期、帝都の闇に怪しいケダモノが蠢く時代。
鞭を振るう麗しき猛獣使い江川蘭伍の人気で、
サーカス曲馬団の興行は拍手喝采で盛り上がっていた。
そんな彼らのテントに突如現れた豹顔にマントの獣人・豹さん。
彼はサーカス終演後に団員達から性的虐待を受ける蘭伍を心配して
用心棒兼変装の名手としてサーカス団に席を置くことになる。
見た目とは裏腹な優しい獣人に惹かれた蘭伍は体を重ねてしまうが…!! -
時は戦前昭和初期、帝都の闇に怪しいケモノが蠢く時代。
鞭を振いし麗しき猛獣使い江川蘭伍登場で、
サーカス・曲馬団の興行は拍手喝采で盛り上がっていた。
そんな彼らのテントに突如、現れた豹顔にマントの獣人・豹。
興行後に団員たちから性虐待を受ける蘭伍の用心棒を買って出る。
変装の名手としてサーカス団に席を置くこととなった豹。
物怖じせず人懐こく優しい獣人に蘭伍の心は次第に惹かれ、
仲間以上の感情を抱くようになっていく――。
ノスタルジック人外エロス。
第4土曜に新作追加です! -
「僕の瞳はヘイゼル、だけどいつか日本人になれると信じていた」時は大戦末期、少年達の生は鮮やかな夏の花のごとく咲き…。凶暴な愛と残酷な優しさが一つの時代の終焉を先駆ける…表題作他、本気で愛したあの人との最後の情交…「夏が来れば思い出す」など、心を締めつける苦しさ、切なさを感じさせる小野塚ワールドが満載!!
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昭和初期。特高に囚われた作家・白井は、国崎から取り調べという名の拷問を受ける。国崎は、かつて見た白井の笑顔の意味と、自分が白井へ向ける想いの正体を理解できぬまま、白井を犯し続けるが…。
衝撃作「虜囚」ほか、女と男ふたつの性を合わせ持ちながら奔放に生きる香織を描く「ぼくはね」、久しぶりに再会した幼なじみたちの物語「歩け歩け」を収録。 -
時は大正。有名な小説家を父に持つ晃一郎は、帝大出のエリートサラリーマン。父のような小説家になりたいと一時期はその道を志したが父の一言で挫折した過去を持つ。久しぶりに実家に帰ると、父は住み込みの弟子をとっていた。弟子の名は要。和服を着こなすハーフの美青年だった。父に認められた才能を目の前にして晃一郎はちょっかいをかけてみることに…
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戦後の退廃した時代。清次は妖しい噂の絶えない黒羽男爵のもとで奉公することに。美しい男爵が幼いころの初恋の相手であると気づき、清次は一途に男爵に想いを伝えようとする。しかし、すべての愛を否定する男爵は、清次を愛玩犬とし、調教をはじめる。与えられる甘美な苦痛に、清次は…。他の追随を許さない耽美&ハードな水上シンワールド!
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戦場に男2人犯るか犯られるか!?欲望サバイバル!!南方戦線に軍医として派兵された三園は、野生的な軍曹・木崎と出会う。そんなある日、診療所に爆弾が直撃する。木崎に助け出され、何とか生き残った三園だったが、爆撃のショックとマラリアの高熱で朦朧としてしまい、何かを求めるように木崎に抱きついてしまうのだった…。身を焦がすくらいの激愛!愛に縛られ、愛を憎む!真実の愛がここにはある!!大人気忍者時代劇作品「霧隠れの恋」も完全収録!!
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明治時代の遊郭・上島花楼で若衆として働く桜牙は男娼となる年齢になった。
しかし遊郭の主である佳樹は、桜牙を預かる際に桜牙の育ての兄である薫から
黄金の入った玉手箱を受け取っているため店には出なくていいと言う。
だが桜牙は「役立たず」「おぼこ」という佳樹の言葉への反発と、
周囲の花魁の苦しみを自分も共有したいという思いから男娼となることを決意する。
乱れる襦袢、解かれる帯、肥後芋茎、荒縄男根…とろけ流れる栗の花の蜜汁と匂い…
浅葱と桜牙に様々な男達が絡まり…切ない恋のドラマが始まる!! -
「旦那様、怖い…でも抜かないで!!」お前の仕事は男を悦ばせることだ…。父を亡くし病弱な母を抱えた少年・速人は、学校を辞め、父の友人だった軍人・堂島の愛人に…。そして夜ごと無垢な体を男を悦ばせる肢体に調教されていく…表題作他、主人と使用人が逆転する下克上ラブ「斜陽華族」シリーズも収録!!
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