ジャンル「江戸時代それ以前」の検索結果
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どうした? 秘術を使うんじゃなかったのか。
密命を受け江戸の藩邸に潜入した半人前忍者の螢。
しかし早々に食客の浪人・式部に正体を見破られてしまい…。
お館様のお役に立ちたいんです――里の頭領・春成の命を受け、江戸の八木山邸に潜入した半人前忍者の螢。任務遂行のための必殺閨房術、蜜涸らしと水貝の術を携え隙を窺うも、食客の浪人・式部に正体を見破られてしまう。功を焦る螢は、式部に「一流の証を見せてみろ」と挑発され意気込むものの、術どころかその手管に蕩かされてしまう。かくして忍びに向いていないと断言された螢は、ちょっと偉そうな謎の浪人・式部の指南を受けることに…。
紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版! -
……俺にこうして抱かれているのはいやか
狼憑きとして生まれ落ち、鄙に追われた親王・敦誉。幼い頃から仕えてきた藤原幸紀は、手塩にかけて育てた敦誉の成長ぶりを単純に喜んでいたが…。
「昨夜のことを、俺はあやまらぬ」――左大臣家二の君・藤原幸紀は、幼い頃から仕えてきた親王・敦誉の上洛に沸き立っていた。狼の耳と尻尾を持って生まれたことで鄙に追われた敦誉が、東宮に立てるかもしれない! 伏魔殿たる宮中にあって凛とした公達ぶり、いずれよき后を迎え、帝に…。だが幸紀の望みとは裏腹、当の敦誉はこちらを見ては不機嫌そうに溜息をつくばかり。無邪気に慕ってくれた敦誉はもういないのか、幸紀は言い知れぬ寂しさを抱くが…。そうして、ちぐはぐとした主従のまま迎えた満月の晩――。
電子書籍限定、書き下ろしSS「狼皇子の欲情積もりて」を収録! -
「この想いは慈愛か劣情か」孤独な青年・佐吉が拾ったのは鬼の赤子。アカと名付け育てるが、アカの将来を案じ山に戻す。しかし時が過ぎても心の中で燻る想いから、佐吉はアカを探しに山へ、そこで出会ったのは…。人と鬼の言葉の通じぬもどかしさと深まるふれあいを描いた人外BL草紙。
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典秀殿との思い出に、わたくしと枕を交わしてくれぬか
信長が統一した太平の世で武将たちが寵を競うトンデモ異世界にタイムスリップ!?
丹羽典秀は大手製薬会社の研究職にして文武両道、武家の血筋のサラブレッド、そしてゲイ。そんな典秀が同僚の嫉妬の果てにタイムスリップ! 辿り着いたは信長が天下統一を果たした並行世界。武将たちは茶の湯で主君の寵を競い、閨は連日大渋滞!? そんな男色ワールドで異彩を放つのは信長の弟にして側室の長益。清楚な美貌の茶人に助けられ、彼の防衛役を務める典秀。絶対手出し無用の相手と知りながら、無垢な色気に典秀の理性は決壊寸前!?
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※亀と竿に反応できる、オトナの女性限定アンソロジー※壮絶ギャグと過激エロで綴る新感覚の日本昔ばなし。男天女を強引に娶る村人、カニが好きすぎるサル、イケメン熊を襲う金太郎、ヨヒョウをストーキングするオヤジ鶴。その解釈どうなってるの!?と叫びたくなるギャグとエロの応酬…BL好きなら必読です。お馴染みのストーリーを8編収録。絶対に子供に読み聞かせないで下さい…。
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【電子限定!描き下ろしカラー特典ペーパー収録】「陰ながらお慕いしております…」いじらしさ爆発・忍び愛BL!
丹葉国(たんばこく)領主である獅之介(しのすけ)に助けられて以来、存在を悟られないよう、ひっそりと見守る日々を過ごしていた抜け忍の紅丸(べにまる)。しかし刺客から獅之介を守ったことで、しばらく屋敷に留まることに。堂々と傍に居ていいはずが、邪魔をするのは紅丸自身に染み付いた悲しきストーカーの習性…。ツッコミ不在の恋が今、始まる――。
一途な忍心が大暴走!スパダリ領主×スゴ腕忍者のぐいぐいラブ!
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人を喰らうバケモノ・夜叉を殲滅するため愛する兄の下で戦う真紘は、人間と同じように振る舞う夜叉・朱月に命を救われる。初めはバケモノに助けられるなんて、と朱月を嫌悪する真紘だが、何度も邂逅するうちに惹かれ合い、心も体も受け入れる仲に。しかし二人は敵対する者同士。それは許されない恋だった。真紘は兄と恋心との板挟みに苦しみ……。 minato.Bob先生の美麗なイラスト入り♪
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江戸の小物問屋の次男坊・兆次は仕事もせずフラフラして親を泣かせる色男。久しぶりに遊びに来ていた吉原で、烏太夫の花魁道中に遭遇する。偶然か否か視線が絡み、惚けるほどの美しさの烏太夫が男だと知り、俄然興味を抱く兆次は烏太夫のいる朱水楼へ足を運ぶのだが…
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ある日、ひとりの僧が子供を助けた。それは雪の夜に生された呪縛──
獣の刻印を持つ下法師・蘆屋道満は右大臣・小野宮の依頼を受け三条天皇を呪う術者を始末したが、帝の容態は悪くなる一方だった。人のような獣のような怨霊の仕業という祈祷師の言葉に道満は安倍晴明の影に気づく。そんな折、高野の奥に隠された「玻璃の堂」に封じ込められている瑞慧阿闍梨は、残禍に苦しんでいた。獣の血を引く子・イツの命と引きかえに双子の兄、春宮・敦明にかかる一切の厄災をその身に受ける生きた人形[ヒトガタ]となっていたからだ。そのうえ、瑞慧はイツと暮らした幸せな日々も、イツの記憶すら失っていて──!? -
其処は大江戸、柳町。煩い大家の長屋の一角に住まうは、仕事もせずぷらぷら過ごし、隙あらば色仕掛けしてくる居候・弥源治と、そんな弥源治を養う人気魚売りの清二だ。けれどある日、弥源治が子猫を拾ってきて?
※この作品は大洋図書HP「b’s-garden」にて連載している『きゃっつ』に描き下ろしを加えたものです。 -
日本橋芳町にある桜梅屋では、日々、色子たちが芸事を磨き、男相手に客を取って暮らしている。武骨者の侍、兼武清右衛門は、美しく気だての良い売れっ子・月之介に惚れ込んでいた。いつしか互いに惹かれ合う仲となるが、時折見せる月之介の淋し気な表情が心に残る。そんな時、月之の抱える運命を知って……
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留萌村村長の家に生まれた双子の詩為。
双子は災いの元とされ、兄の詩為が御山に捧げられた──
それから4年、山賊となった兄の詩為は傷を負い、弟の詩為と再会する。
弟は兄を逃がそうとするが、兄の詩為は現在の留萌村の長・銀鈴に連れていかれてしまう。
本来なら山賊は殺される。しかし、兄の詩為は殺されず銀鈴のものだと知らしめるように体を奪われてしまう。
さらに「紫藤」と名づけられ、銀鈴の情人として再び留萌村での生活が始まるのだが…… -
身体が人の手のひらに載るほどしかない兵九郎は月の光の下では人並みの大きさになれる。それゆえに祟りの子と噂されてきた。兵九郎は噂を覆すべく里を出て都にのぼり、京の貴族・琴平の守護役となることに成功した。琴平を踏み台に出世をもくろむ兵九郎だったが、何かといい加減な琴平に不安を覚える。しかし、琴平はどうも喰えない感じのする男で……。
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世は江戸時代。幕府の財政は困難を極め、お金のかかる男大奥はその状況をさらに圧迫し上様の頭を悩ませていた―。そんな上様をいつも傍で見守っていた御庭番の弥市。弥市は上様に密かな恋心を寄せていたが、上様と御庭番では身分の差は歴然!その想いは伝えられずにいた…。そんなある日、いつものように上様と大奥勤めの殿方が夜伽を行っていた時の事、襖一枚はさんだ廊下でただその行為をじっと見つめる事しか出来ない弥市は、ついに警護中に我慢出来ずにひとりHをしてしまって…!!身分違いの2人による切なくも壮大な恋物語★
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吉原一の売れっ子花魁の紅藤はなんと男!彼は母の背中に彫ってあった入れ墨に恋をしていた。ある日、母の入れ墨を彫った彫師の二代目に出会い、自分の背中にも華を彫ってらうことになる。次第に彼に恋心を抱き始めるも、横暴な主人から金のために身請けをさせられることに・・・。一途で切ない花魁の恋物語。
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男達が一夜の夢を買う「色街」。この街で働く色子の珊瑚と下男の猫柳は親友同士。ある日隣国の使節団一行が色街を訪れ、珊瑚はその殿様に指名される。そして、抱かれる様を見ているように猫柳は命じられる。媚薬を飲まされ痴態を晒す珊瑚に猫柳は…。
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ファーストフード店を展開する会社の企画部で働く松本景は、ある日、予期せぬ人物から一目惚れされてしまう。業績トップの店の店長・岩切清司だ。それからというもの景は岩切からセクハラまがいの猛アタックを受けることに! 仕事モードに徹して岩切をあしらおうとする景だったが、ふざけているのかと思えば突然真剣な顔を見せたりする岩切に振り回されるばかりで……!?
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涼しげな美貌、清らかな「気」を持つ安倍晴明は、京の都で評判の陰陽師である。確かな腕を持つ晴明には怪奇な事件の依頼が後を絶たない。晴明が使役する式神は「涼牙」。その姿は変幻自在、かつては人心を惑わし悪事の限りを尽くした凶暴な魔物である。反抗的で隙あらば晴明の命を狙う涼牙と晴明の間には、緊張感が漂う。しかし、様々な事件を共に解決するうちに、陰陽師と式神に信頼関係のようなものが築かれていく。
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鎌倉時代、京都の六波羅探題に勤める北条春時は、傀儡師・夜叉丸とともに、霊鬼によって全身の血が抜かれた死体の謎を追う。ある貴族の館に招かれた春時は、立ち籠める伽羅の香に意識が朦朧として袴を解かれてしまう。巧みな指先に触れられた春時は思わず…!?
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