届かない誰にも。叫んでものみこまれる。
義兄弟の異常な関係
ヤンデレ度★★★★★

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  心を殺す方法（１）

  • 著：カシオ

  美しい義弟。天使の顔で所業は魔物。「付き合ってくれるの？　僕のしたいことに」　親同士の再婚で義兄弟になった、10歳違いの春樹（はるき）と光（ひかる）。人見知りな美少年・光は春樹にだけよく懐き、春樹もそんな義弟をいじらしく思っていた。時は流れ、高校生になった光は春樹への恋心を募らせる。両親の旅行中、欲望が溢れた光は春樹の体をまさぐり、口淫を強要して、それをひそかに録画していた。異常な関係に耐えかね逃げようとした春樹に、光は動画を送りつけ、「逃げるなら親にバラす」と脅してついには春樹の後孔を犯してゆく。「義弟」の顔で性的な「要求」は激しさを増してゆき、ついに―。　愛憎極まる義兄弟インモラルドラマ、開幕。

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親同士の再婚で、義兄弟になった春樹と光。天使のような美貌を持つ光は、十歳も年の離れた兄の春樹に異常に執着するように。
ある日、旅行へ行った両親がいないのをいいことに、光は「逃げるなら僕たちのことを両親に言う」と春樹を脅して身体を奪う。

愛されないなら、憎まれればいい――

逃げられない≪兄弟≫という枷の中で、日夜弄ばれ、次第に心が虚ろになっていく春樹。やがて、相手が職場の先輩、英だったらいいのにと妄想するようになる。
しかし、英への仄かな想いを知った光の手によって、最悪な形で、英に義弟に犯されている事実を暴かれてしまう。

「目を閉じて忘れればいい。そうすれば何もなかったのと同じだ」

読むのに覚悟が必要な、重いＢＬ。

一度は離れた英が春樹を救いに来て、底なしの闇に一瞬光が差すが……目が離せない展開と美少年光の狂気に、あなたも囚われるかも。