〇〇度付!何度忘れても、もう一度君に恋をしたい― ―記憶喪失特集

    涙と笑いと、エロ濃度も5★。読んで損なし!
    エロ濃度★★★★★

  • もういちど、なんどでも。(上)

    • 著:阿仁谷ユイジ
    記憶喪失の恋。事故後、恋人は2年分の記憶を失っていた――。 高校を卒業した春、古藤多郎(ことうたろう)は恋人・藤井貴博(ふじいたかひろ)が事故に遭ったという報を受ける。病室に駆けつけると、藤井は2年分の記憶を失っていた。セフレ関係からじわりじわりと相思相愛となり、同棲を始めたこの2年。そのすべてを一気に失い、ただの同級生に戻ってしまった恋人に古藤は――!?記憶喪失攻×エロエロ健気受のプレイバックラブ!上巻
  • もういちど、なんどでも。(下)

    • 著:阿仁谷ユイジ
    記憶喪失の恋。なくした記憶は2年分。俺が好きなのは誰だ――? 事故により2年分の記憶を失った藤井(ふじい)は、古藤(ことう)が恋人だったとは知らず、同居を続けていた。そんな折、“古藤が男に抱かれるエロ動画”を発見し、彼をゲイビ男優だと思い込み、意識するようになってしまう。しかし古藤に顔がそっくりの妹を紹介され、「自分が好きなのは彼女だったのだ」と錯覚し――。記憶喪失攻×エロエロ健気受のプレイバックラブ!下巻
  • 高校最後の年に古藤がノンケの藤井にセフレ関係を打診したことから、二人は急接近します。
    二年かけて愛を育て、ようやく幸せな同棲を始めた矢先にひょんなことから藤井が記憶喪失に。

    二年分の大切な記憶が飛び、二人は付き合う前――藤井は元のノンケに戻ってしまうのでした。
    自分がなぜ男の古藤に惹かれるか、藤井はわからない。藤井にそっくりな双子の妹が好きだから、古藤が気になってしまうんだと自分を納得させようとします。そんな藤井に傷つきながらも、ひたすら彼を信じて待つ古藤。

    悲壮感たっぷりな状況なのにおちゃらけつつも、やわらかく、ときにしたたかに、そばに寄り添って待ち続ける古藤の姿には思わず胸が締め付けられる……。

    ややもすると重くもなる設定を吹き飛ばす、必読のエロエロもふんだんにありBLとしての醍醐味もたっぷり。先が気になって次へ次へと読んでいってしまいます。


    今月の一推し!  味わい深い絵柄で、読み応え(でもエロもしっかり)あるBLを堪能したい方へ。
    記憶を失くし、思い出してもらえない恋人の傍にいるのは辛いこと。思い悩むシリアスな部分を、ユーモアたっぷりな語り口で(でも切ない)という、相反する感情を巧みなプロの技で魅せる! 号泣必死の「ザ・記憶喪失」ラブストーリーです。

    何度でも同じ人を好きになる。
    王道度★★★★★

  • こわがらないで、そばにいて

    • 著者:ロング
    パティシエの閑と小説家の幸彦は、お互いを大切に想い合う恋人同士。
    ある日、幸彦から「無かったことにしましょう、最初から」と突然の別れ話が。
    動揺する閑はその話の最中、階段から落ちて気を失ってしまう。
    意識を取り戻したとき、閑は幸彦のことを忘れていて――!?

    このコミックスには下記の作品が収録されています。
    『こわがらないで、そばにいて』
    sugar.1
    sugar.2
    sugar.3
    sugar.4
    sugar.5
    こわがらないで、そばにいて 番外編(描き下ろし)
  • もし大切な恋人が、自分のことだけ忘れてしまったら――?

    幸彦は、パティシエの閑のことを深く愛していました。
    ただ自分の存在が彼の未来を潰し、彼が作るべき≪家庭≫という幸せを奪ってしまうのではないかと怯えていたのです。
    その恐怖に押しつぶされてある日、幸彦は閑に別れ話を切り出すのでした。すると、動揺した閑が階段から落ちて、記憶喪失になってしまい……!?

    病床で幸彦は、自分のことを忘れてしまった閑の指からそっと指輪を外し別れを告げる。

    0になった二人の関係は、再び動き出すことができるのか――。


    苺ショートケーキのように、約束された感動に浸りたい方へ。
    たとえ愛した人を忘れても、何度でも同じ人を手繰り寄せてしまう。それが≪運命の恋≫というものかもしれない――とうなずかずにはいられない、甘酸っぱい心地の良さが胸を広がっていく、王道のラブストーリーです。

    たとえ好きな人を忘れても、心臓は嘘がつけない。
    けなげ度★★★★★

  • 僕の中に君がいない

    • 著者:円藤エヌ
    【溺愛系の医大生×記憶喪失の大学生】大学生の昴は、事故で一部だけ記憶をなくしてしまう。それは高校の同級生・壮司と「同居している」という記憶。当時、自分と違ってクールでモテる彼とは話したこともなかったはずなのに――。退院して2人で暮らし始め、もう一度壮司のことを知っていく昴。意外と世話焼きで心配性な彼から、ふいに見た事もない優しいまなざしを向けられていることに気づき……。
  • 昴は交通事故に遭い、同居人・壮司との記憶だけすっぽりと失くしてしまいます。

    退院後、マンションに連れて帰られ、学生時代のアルバムを見せられても、ハンサムでオール5だった、出来すぎな同級生「深沢壮司」のことは思い出せても、いまの「壮司」が思い出せない。
    一つしかないベッド、一つしかない歯磨き用のコップ、時折自分を見つめる壮司の切ない目。

    手を握られただけで、赤面してしまう。「昴のために何かしたいのは当然だろ」と壮司に言われて、高鳴り始める心臓。

    仮に二人が付き合っていたのだとしたら、なぜ壮司は昴に教えてくれない? 壮司は本当に単なるルームシェアの相手なのか?
    二人で顔を寄せ合って撮った写真、高校時代の楽しかった壮司との会話、記憶の断片がフラッシュバックするたびにこんなに胸が痛むのに――。

    壮司は昴に言えない「何か」を隠している…!?


    愛おしさを噛みしめて、小さな幸福感を味わいたい方へ。
    お互いを本気で思い合っているからこそ伝えられない気持ちがある。昴を愛しているから本当のことを告げられず、ただ見守ることしかできない壮司――互いが互いを想うがゆえにすれ違う、そんな深い愛を噛みしめたくなる一冊。

    生死と愛憎が絡み合う、大ボリューム!の本格人間ドラマ。
    痛い度★★★★★

  • みずのいろ。

    • 著:槇えびし
    生と死が隣り合わせの街「天国」。
    記憶のない少年・礼夏は、
    全身傷だらけの殺し屋・世都とこの街で暮らしている。
    彼はいつも礼夏に赤い服を着せ、
    とても優しく、ふとした瞬間泣きそうに笑う。
    それはいつも礼夏を不安にさせた。
    けれどある日、世都の過去を知る男・ロマネが現れてからいつもの日常は変化して……
  • 目の前で両親を殺されて、少年・礼夏は傷つき、記憶を失ってしまいました。そんな礼夏を「俺が守る」と誓ってくれた、殺し屋の青年・世都。守ってくれる者の誰もいない、荒廃した無法地帯「天国」で肩を寄せ合って生きてきたふたり。

    ところが、世都の過去を知る男・ロマネが現れて、ふたりの日常は一変します。 孤独な世都を愛したくてたまらない男、ロマネ。
    子供ながらに世都を一途に愛し、ロマネに嫉妬する礼夏。

    しかしある日、礼夏は過去の記憶を取り戻し、礼夏の両親を殺したのが実は世都だったことを想い出してしまいます。
    禁断の≪真実≫を知った礼夏は、最愛の世都と引き裂かれてしまって……。

    きっちり描き込まれたハードな世界観のBL作品を読みたい方へ。
    親を殺された礼夏と、彼の親を殺した世都。奇妙な絆で結ばれた二人は、知らないうちに互いに依存しあっていました。それゆえに心がすれ違っていく様が痛いほど伝わり、苦しく描かれています。

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