出版社「海王社」の検索結果
2,501件
-
「立派なもの持ってるじゃないか。ちょっと拝ませてくれ」俺の股間をまさぐり、彼は艶やかに笑んだ――。容姿も性格も申し分ないのに恋に縁遠い大学生の晴臣は、いまだ童貞。そんな晴臣がある夜出会ったのは、男ながら色気漂う美貌の井川。金融業を営む彼の下でアルバイトをすることになるが、ゲイであることを公言している奔放な井川は事あるごとに淫らなちょっかいをかけてきて晴臣を翻弄し…!?
-
広告代理店に勤める中根は、入社時に自分を優しく頼もしく指導してくれた先輩の丹羽に憧れ以上の感情を抱いていた。好きだと伝えるつもりはない、ただ側にいられれば……そんな密かな想いは、酔った勢いで丹羽本人に知られることとなる。「抱いてやる」という丹羽の言葉に、戸惑いながらも応じる中根。でも、事後に彼が呟いたのは、見知らぬ他人の名前だった――身代わりと知りショックを受けるが、それでも彼への想いは変わらず……。
-
「貴方の為に、舞い踊りましょう」幼少時から将来有望な京劇役者の卵として励んでいた俊明は、父が亡くなり夢を断念した――。大学生になった俊明は、休暇で台湾に行った際、高級クラブの京劇に代役として出演することに。そこで俊明が出逢ったのは、片足をひきずった元刑事で汚れ仕事専門の私立探偵・三島だった。俊明は日本に戻り、失踪した学友の捜索を三島に依頼するが、手付金代わりに凌辱されてしまう。しかも事件に巻き込まれ、拉致されてしまい――!?
-
可愛い顔して勝気な美島は、広大な海の底から宝物を引き上げる『サルベージ』にロマンを感じ、とある海洋調査船にダイバーとして所属していた。しかし美島の新しいバディ・黒澤はクールでロマンのかけらもないリアリスト! 対照的で最初こそ折り合いの悪い二人だったが、バディとして困難を乗り越えていくうちにその距離は縮まっていく。だが、黒澤に惹かれ始めていた矢先、美島たちの船がロシアマフィアにハイジャックされてしまい――!?
-
海外帰りのショコラティエ・小笠原は、恋愛よりも、常に仕事優先。同性のセフレは数人いたが、どれも長続きはしなかった。そんな折、店を取材したいという雑誌編集者の玉木に出会う。繊細な容姿も仕事に対する姿勢もとても好みなのに、「甘いものは苦手」と彼は言う。――俺の味に、俺自身に惚れさせてみたい。小笠原は、プロとしてのプライドも刺激され、彼が満足するチョコを作ろうと試行錯誤するが……。見た目も腕も極上のショコラティエ×憂いを抱える編集者の甘い一粒の恋。
-
この舞は神のためでなく、あなたのために…。山間の村で代々神社の宮司を務める家に生まれ、「玉依の御子」と崇められている由布。年に一度の祭りの頃、心は浮き立っていた。…東京で弁護士をしている久遠寺と会えるから。彼は由布を特別視しない唯一の人で、出会ってから毎年、祭りで舞姫を担う由布に会いに来てくれる。彼の優しさに想いを募らせる由布だが、実は久遠寺は神社の宗教法人格を狙うヤクザ関連の弁護士で…!?
-
金花猫の血を引く冬継は高校生。父が営む便利屋の手伝いをしていたが、ある日ストーカー被害の依頼があり乗り出す。すると、そこへ現れたのは禍々しく傲慢な鬼の朝比奈。前世で恋人を亡くし憤怒で鬼と化した朝比奈は、その恋人の生まれ変わりが憑依している依頼主を捜していたのだ。怯える依頼主に近づかない約束を取り付ける代わりに、朝比奈からの辱めを受け入れる冬継。だが、くり返し果てしない悦楽を注がれるうちに心を奪われていき――?
-
金花猫の血を引く冬也は、街で便利屋を営んでいる。迷子のドーベルマン探しの依頼を受けてやってきたのは豪華な邸宅。依頼主の上條は命令口調で傲慢そうで…厄介な客だと思ってたら、不覚にもマタタビと猫じゃらしで本性を暴かれた! その上「ちょうど退屈していた」と言う上條は、冬也の酩酊感を利用してエッチを仕掛けてくる。耳と尻尾を出して快感に酔いしれた後、上條が花嫁探しに下界に降りた金花猫の次期頭領だったことを知る。以来、権力をたてに昼は便利屋、夜はベッドと振り回されて…!?
-
どうしてヨーロッパの王国で、魅惑的な二人の伯爵に押し倒されているんだろう? ――森と湖と古城の国シェーンヴァルト。覚えているのは映司という名前だけ。記憶を失って目覚めると、美しい男達が心配げに自分を見つめていた。金髪のアレクシスと赤毛のレオンハルト、二人の伯爵と映司は旅行先で親しくなったらしい。心細くて縋るものがない映司に、なぜか彼らは執着をみせる。愛していると言って、それぞれ快楽を教えこむのだ。…気付くと、映司は囚われていた。――美しい古城の寵姫の部屋に。
-
郊外の洋館に執事と住む霧人は、実は人のふりをして人間界で暮らす吸血鬼。高飛車で横柄な彼の元には狼男のヴァルトが訪れる。寡黙で荒々しく彼を抱くヴァルトはいわばセフレ――種族の仲間を失ったもの同士、人間界に潜み、体を寄せ合う刹那の関係だ。彼に抱かれ、快楽に溺れている間はあてどもない無為な時間を忘れられる――。そんな放埓な日々を送っていたが、ある日魔物ハンターに狙われるようになり……!? 監禁、触手、怒涛のエロスの果てに生まれるものは、愛? 美貌の吸血鬼とワイルドな狼男、運命のエロティック・ラブロマンス。
-
「また振られたのか」「または余計だ」大学三年の透はモテる。友人曰く、天然ヒトタラシの透だが、つねに本気の恋をしているつもりだ。でも必ず振られる。「あんたの愛は偽物なんだ」そう言われて、また別れを告げられた。じゃあ、どうやったら本物の愛が手に入るんだ? そして振られたあと、透は必ず親友の家へ行く。武骨で無愛想な高校からの親友、吾郎が蒲団を半分空けて待ってるから。――失恋ばかりの好青年。本物の恋は見つかるのか…?
-
名家の若き当主・萱嶋清良は、写真家だった兄の死地・サハラ砂漠を訪れ、砂漠に生きる民族の末裔であるアズィールと出会う。そして、なりゆきで彼が清良の屋敷に逗留することになる。朝目覚めると清良の寝台に寝ていたり、屋敷内を半裸で歩き回ったり――アズィールの言動に戸惑い苛立つばかりの清良。けれど、彼の高潔な強い眼差しと優しく伸ばされる手は、当主として己を律してきた清良の奥底に眠る孤独感を揺るがす。そして戯れで唇を重ねた日から、彼の体温が忘れられず――?
-
「あんたは俺のものだ。なあ、先生?」ヤクザの幹部である岩切の愛人であり、新宿の片隅で小さな病院を営む真敏。かつては大学病院の医局で将来を嘱望されていたが、恋人だった男の死を機に闇医者になった。医者でありながら恋人を救えなかったことへの後悔と悲しみは深く、資金援助を受ける代わりに岩切に身を売ったのだ。だが、セックスは贖罪行為のはずなのに、真敏の体は岩切の愛撫に淫らに喘ぎ快感に溺れ――。危うい愛人契約。
-
華道上園流・次期お家元の朱苑は、弟の満を愛していると言って憚らない、着物の似合うフェロモン男。苛めて可愛がる朱苑の愛情表現に、要領の悪い満は翻弄されっぱなしだ。「お前は黙って寝転がったまま、兄のテクの素晴らしさを堪能しろ」 執拗な愛撫に優しい囁き。苛めなのか愛されてるのか、理解するのも難しい。でも、このまま意地悪で甘~い朱苑の虐待に流されてたら、満の人生はヤバいんです……! ――そんなびみょーな兄弟関係も、とある幽霊が現われて激変した……??!!
-
このまま堕ちてしまえばいい……禁忌の色香に惑わされる──父親の顔を知らずに育った大学生の瑞希は、母を亡くし天涯孤独の身となった。瑞希は悲嘆にくれながらも、母の死を伝えるため父を捜し始める。ある日バーで見つけた父親の可能性がある堂島は、危険な大人の色気と落ち着きを身に纏う男だった。堂島に近づいた瑞希だったが、オンナ扱いをされ抱かれてしまう……。深みにハマる前に堂島に伝えなければいけない事がある。しかし瑞希は、父親かもしれないという気持ちを抱えながら堂島に溺れていき……?
-
とあるテーマパークにひっそりと存在する青色のクマ――『青井さん』。人生相談を受け付けており、的確で辛辣な答えをくれるとの噂である。中の人はベンチャー企業を経営する羽根田迅・32歳。誰もが羨む経歴・容姿を持つ彼が、きまぐれでその着ぐるみを着るようになって一年。ある日、なんと共同経営者で親友の熊谷が現れた。あろうことか彼は「同僚を好きになった」と告げ、それはどう考えても迅のことで……。困惑と動揺を抱えながらも、その不思議な恋の相談は繰り返され――!?
-
「おまえを俺の后にする」男でありながら王女として暮らす苓鈴。他国への刺客となるべくその身を毒で満たし、接吻で殺められる“毒姫”に育てられた。だが国内で謀反が起こり、両親を喪った上に首謀者の神開という男に囚われ、結婚を強いられる。神開を屠ろうと初夜に臨んだ苓鈴だったが、なぜか彼に毒は効かず、男と知られてなお無垢な躰を拓かれた。毒ゆえ敬遠され、親の温もりすら知らない苓鈴は、初めての熱と快楽にただ喘ぐことしかできず――。
-
「料理も見事だが、美しい支配人だな」清王朝の末裔である偉龍が、中華街の老舗料理店と共に華僑の裏社会を率いて数年。ある日、店の常連の神嶋恭司に熱く口説かれる。ところが神嶋は暴力団関連の不動産会社に与し、中華街の土地を狙っているという噂を聞く。偉龍は神嶋の思惑を知るため、誘いに応じ抱かれるようになった。体だけのはずだったのに、許されない相手と解っていながら神嶋の情熱的な愛に溺れてしまい――?
-
戦後まもなくのこと。生活を支える為に、進駐軍の英国軍人・フランシスのもとで身の回りの世話をすることになった陽介。メイド服を与えられ、それを着て意地悪な主人に仕える日々がはじまったが、彼とともに過ごすうちに次第に惹かれていく。しかし、陽介がここに連れてこられたのは、フランシスを陥れるための罠だったのだ。離れ離れになったフランシスの恋人と陽介が似ているから――。それを知りながらも陽介は身代わりとして彼に抱かれたいと思い…。優しい雨は、密やかな恋を包み込む――。この片想いの行方は…?
-
男らしく猛々しい王・羅剛と、神官でありながら羅剛の妃となった冴紗。ある日、飛竜に乗っていた二人の前に赤い色の雲があらわれ、それを吸いこんでしまった冴紗の様子がおかしくなってしまい──二人の間に危機が…!? そして、騎士団長・永均と元軍人の親友の切ない秘められた過去など、幻の商業誌未発表作を収録。神官シリーズの幻想的な世界を堪能できる見逃せない1冊。王と神官のファンタジックラブロマン、シリ ーズ番外編集第二弾!
-
「気丈なドクターだ」銃口から庇う厚い肩、温かい声。安堵とともに遼は恋に堕ちていた――。往診先で立てこもり事件に巻き込まれた医師の遼。まず頭に浮かんだのは寂しい想いをさせている愛息子のこと。必ず生きて帰りたいと願ったその時、銃声が響く。遼は警視庁特殊急襲部隊員に命を救われた。数週間後、病院を訪れる大きな影があった。訝って声をかけると助けてくれた彼だと分かる。SATは身内にも所属を明かさない機密重視の部隊。シングルファザー医師とSAT隊員のもどかしい恋が始まる――。
-
素性のわからない謎の美少女モデル・雛世。その正体は、実は17歳の内気な男の子。引きこもりのちひろは、デザイナーの兄の頼みで「雛世」を続けている。外に出るのは「雛世」のときくらい……。そんなある日、人気モデルの飛渡颯にうっかり秘密を知られてしまう。初めは「口止め料」としてキスを仕掛けてきた颯に戸惑ったちひろだけれど、彼の優しさに触れるうち、いつしか惹かれていき――!?
-
「熱くて堪らないんだ。早く……」大海を漂う海賊船の狭い船室で、ノエルは男の逞しい身体に縋った――。領主の寝室に囚われていたノエルは、海賊アーロンに戦利品として略奪された。美しい見かけによらない度胸を買われ、海賊船の副長を任されたノエル。けれど、ノエルには厄介な性があった。身体が熱く疼くと、無意識に人を惹きつける禁忌の習性。船上でその淫乱な性ゆえの騒動を無くすため、信頼の厚い船長のアーロンに抱かれたノエルだが、次第に侠気溢れる彼の「心」も欲しいと願うようになり……。
-
二枚目で愛想のいい社会科教師の棚橋と三白眼で無愛想な数学教師の朝倉は、高校時代、寮でルームメイトだった。当時、帰国子女で人見知りな朝倉は学校でも寮でも浮いていたが、棚橋には心を開き、惹かれ合った。けれど身体をも許すようになった後、棚橋の酷い裏切りを知り決別したのだ。二度と会いたくなかったのに母校でお互い教師として再会した上、棚橋は過去を忘れたかのごとく昔と変わらない甘い笑顔でつきまとい朝倉を翻弄し――?
-
「俺の下でどう啼くのか―――見てみたい」バーのオーナーをしている天海は、恋人を亡くしてから恋愛とは疎遠の日々を過ごしている。頻繁に店に訪れる探偵・杉崎に口説かれ続けても、酔った客の冗談だろうと笑顔であしらっていた。第一、彼と自分とではどうもなりようがない。――いくら魅力的な男だろうと。天海も杉崎も、相手を「抱きたい」側だからだ。それなのに「試してみればいいだろう?」と杉崎は強引に押し倒してきて……!?
-
父の仇討ちのため、男だということを隠し遊郭に身を落とした元旗本の長男・紅緒と、吉原の買い付け役をしていた左源太。恋仲になったふたりだが、実は左源太は、将軍の落胤であった。吉原にひとり残された紅緒は、将軍に担ぎあげられた左源太と引き裂かれ、会えなくなってしまう。しかし、ある日左源太が城を抜け出し、紅緒を迎えに来た。そしてついに紅緒も大奥へ――。元遊女が、大奥入り? 陰謀渦巻く大奥でふたりは幸せを掴むのか?
-
二人の秘密を知るのは、夜空に輝く月と星々だけ――。山奥にある全寮制の名門男子校。著名な政治家を父に持つ香司は自他とも認めるチャラ男で、立入禁止の寮の屋根裏部屋に女子と忍び込んだところ、天体観測をしていた学年一の優等生・昴と鉢合わせする。それがきっかけで屋根裏部屋で秘密の時間を共有するようになり、そっけない昴が時折見せる無防備な表情に惹かれていった。優しくしたい、近づきたい――。ある夜、想いのままに告白すると、戸惑いつつも昴は頷いてくれた。けれど、身体を許しても最後の一線を拒む昴は、何か秘密を抱えていて…?
-
美しい捜査検事の礼一は地検で注目を集めるエリートだったが、談合事件の捜査途中で左遷の憂き目に遭う。自棄になった礼一は、場末の立ち飲み屋で偶然出会った自衛官の大守と爛れた夜を過ごしてしまう。時には、溺れてしまいたい事もある。獣のように逞しい大守は、絶頂の瞬間を迎えながら、礼一の心を強く優しく抱き締めてくれた。――二度と会わないはずだった。ところが礼一は、駐屯地で機密漏洩事件を担当捜査することに。思いがけない再会に礼一の心は揺れて――? 陸自の男×司法のエリート。国を守る男達。
-
君の淫乱な姿をネット上に流されたくなくば、素直に感じろ――優秀な入国審査官として空港で働く聖也(せいや)のライバルは、英国貴族の教育を受けた紳士ながら冷淡な態度の将和(まさかず)。しかしある夜、将和が実は内通者を探る潜入捜査官であることを知った聖也は、口封じのため将和に媚薬を使われ犯されてしまう――感じてたまるかという屈辱に抗いつつも将和の傲慢な言葉責めと灼熱の楔に聖也は甘く淫らに喘いだ。だが全てが終わると、打って変わって優しく身体を気遣う将和に聖也は戸惑い……。
-
ああ、まただ――子猫がついてくる。画家の九条皐月(くじょうさつき)は、このところ猫のように自分をつけてくる少年を愉しみにしている。日に日に間合いをつめてくる彼は、ある日ついに皐月のテリトリーの庭に入った。彼・スズナはそれからは毎日のように庭に来て、楽しそうに皐月のそばで過ごしている。スズナの好奇心に惹かれるように“アレ”をし、蜜月のような逢瀬が続く。しかし、スズナは探していたのだ――この庭に埋まっているはずの秘密を……。スズナが暴こうとしていたのは、皐月の代表作≪四季≫にまつわる謎だった――。
見つかりませんでした。