画力で殴る 鬼才ヒメミコ先生の商業デビュータイトルです。 キャッチコピーそのままに、ガツンと殴られたような衝撃を受ける大迫力の画 映像作品を観ているかのような臨場感溢れるコマ割り それを取りまとめる素晴らしい構成力 綿密なプロットの上に漫画が成り立っていることを感じる矛盾のない台詞まわしとキャラクター設定… どこをとっても超一流の作家先生であり、漫画です。 カラーイラストとモノクロでここまで差異がないのは凄いです。 表紙を拝見したとき、小説だと思いました。 挿絵に注ぐ熱量で漫画を描くことの難しさ、凄さをビリビリ感じます。 攻めがモンスター高校生 受けが幽霊高校生 もうここがめちゃめちゃ面白い しょっぱな受けが死んでいる！！ 死から始まるストーリー 弩級画力でドシリアスかと思いきや、ちょこちょこはさまれるコミカルなシーンも可愛くて楽しくて最高です。 ヒメミコ先生はこれからのBL界に革命を起こして下さる存在だと確信しております。 そのくらい斬新で面白いことをやっています。 是非ご一読いただければと思います。