著者「とらのとら」の検索結果

2件

    見つかりませんでした。

  • 元愛人と年下の犬

    冗談だよ、ばか。何もいらない。おまえがいれば

    これまで「ちゃんとした恋愛」をしてこなかった朱鷺。
    夜の神社で一目惚れをした相手は、二十年無職の肩書き・元愛人の男で…。

    三十八歳にして、やるせないほどの恋に落ちてしまった。友人との飲み会帰りの朱鷺が、たまたま立ち寄った神社。そこから見えるマンションのベランダに、酒を呷る美しい男・瑠璃はいた。朱鷺は在宅勤務のシステムエンジニアで、そこそこ堅実な人生を送っている。燃えるような恋の経験はない。それでも勢いのまま瑠璃に告白をするが、彼は二十年無職で失恋したばかりだから、と朱鷺を振り、その後は何度言い寄っても思わせぶりに躱されて――。
  • 古書店夕海堂~色褪せないかつての楽園について~

    おれはあなたに初めて会った時に、見つけたと思ったんです。

    物静かで人見知り、本の中でしか恋を知らない小鳥は、ひょんなことから継いだ古書店ではじめての恋に出会って――。

    慕っていた店主・松本の入院でバイト先の古書店「夕海堂」を継ぎ三代目になった小鳥。そこに、初代店主の孫である宗一が訪れ、小説の続きを買う口実で頻繁に通うように。季節が深まるにつれ二人の関係がゆっくりと進む中、小鳥は宗一が買っていく本に初代店主と松本の叶わなかった恋の思い出が残っていることに気付く。夕海堂に残る恋愛の記憶と交差するように、小鳥はしだいに宗一への想いを自覚して……。

    YANAMi・装画
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