サイコメトリー能力をもつセラピスト・司鎖深一は、ある日、歌人・暁生香聖から依頼を受ける。それは香聖の甥・千里の「人間らしい感情を取り戻す」というものだった――。
複雑に絡み合う人間模様が織りなす、サイコメトライズラブ・ロマンス。それぞれに魂の救済は訪れるのか！？　著者渾身のオール描き下ろし！！

高須更紗は生徒会長を務める優等生。副会長の新条一成は、更紗に想いをよせている。だが更紗には愛するものを傷つけずにはいられないという加虐の性があった。人を好きになる資格はない…と苦しむ更紗。いつも暴れ狂う躰の昂まりを、従兄弟の遙希にメチャクチャに犯されることで鎮めていた。更紗を愛する一成は、更紗の欲望に応えられる躰になるために、遙希から調教を受ける決意をする…。媚薬を飲まされ、鉄球を吊るされた一成の男根に鞭が唸る!!その姿に更紗は…。

キープは300年もの間、吸血鬼・ミッドナイトを狩るために生きてきた。死闘の末、ミッドナイトを倒したはずだったのだが、一瞬人間に戻ったキープの血が触れたため、ミッドナイトを完全に狩ることができなかった。一方、対の吸血鬼を失ったグッドラックは、クルースニクは吸血鬼の精気によって不死を保つと知り、他の吸血鬼を探しにいく。そして、かつて対であったエンドレスとそっくりの吸血鬼に会うのだが……！？　『紅の闇 白の影』に続き、オール描き下ろしで登場！！

吸血鬼・エンドレスは400年目に16歳の少年・怜を仲間にするため『抱擁』を行う。だが、エンドレスは『目覚め』を強引に行い、怜は吸血鬼として不完全なまま、エンドレスの血でなければ生命を維持できない。一方、エンドレスの血は太陽の光によって汚れてしまい……。