著者「ジキル」の検索結果

2件

    見つかりませんでした。

  • 瞳を閉じて、そして愛して

    感じやすい体に軽蔑と、そして劣情を覚えた──

    交通事故により失った視力を角膜移植で取り戻し、念願の大学合格を果たした一之瀬亨は、導かれるように訪れた金沢で一人旅の男・土岐和征に出会う。彼の姿を見たとたん溢れる涙を止められず、亨は常にはない強引さで一緒に観光をしようと申し出る。しかし、亡き恋人を想い縁の地を訪れようとしていた土岐にとって、天真爛漫そうに見える亨は感情を逆撫でするだけの存在。その苛立ちをぶつけるように、懐く亨を無理やり抱いてしまうのだが…。
    古都が舞台のミステリアス・ラブ。全編書き下ろし。
  • 煉獄の黒薔薇

    聖液は身を清めてくださいます肉体奉仕を厭わないほど司祭を盲信する修道士のルカ。ガルバスの召還者となってしまった今、悪魔にも快楽を植えつけられることに……。背徳の淫愛!「裏切れ。絶望とともに俺に抱かれろ」司祭の儀式失敗により悪魔ガルバスの召還者となってしまった修道士のルカ。望みを言えばガルバスは去る。しかしある秘密を抱えたルカはおよそ人間らしい感情の機微を持ち合わせていなかった。犯せば喘ぐが、あるのは卑俗な司祭に対する盲信のみ。言い知れぬ苛立ちに囚われたガルバスは、身体の一部を代償に禁じ手を使う。頑なな修道士を縋らせ、欲望に逆らえなくさせるために――。

    宮本 れん (著), ジキル (イラスト)出版社:二見書房