著者「中庭みかな」の検索結果

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  • 【電子特別番外編】むすんだ、そのあとで【イラストおまけ付】

    昔消えてしまった同級生の久弥と、6年越しに再会し、想いを通わせた律。猫のチャコと暮らしながら、穏やかな毎日を過ごしている。激しい感情を表に出さない久弥に求められると、律は嬉しい。自分が彼を変えたのだと思える。けれど、繊細な久弥は律に触れることがまだ怖いようだった。どうすればその小さな不安を取り除けるか、律がとった行動とは――? 挿絵担当の倉橋トモ先生イラストラフを電子特別収録★ ※このコンテンツはローズキー文庫『むすんで、ひらかないで』の電子特別書き下ろし作品です。本編をお読みになってからの購読をお勧めします。
  • むすんで、ひらかないで【イラスト付】

    好きな人がいた。たぶん、相手も同じくらい自分のことを好きな筈だった。律は消えてしまった同級生を忘れられずにいる。笑顔を演じる優等生、葛水久弥。綺麗な仮面を脱いで自分に見せてくれる、欲のある素顔が愛しかった。平凡な律を必要としてくれている感じが嬉しかった。手首を結んで、少しだけ身体も重ね合った。けれど、久弥は高校2年生の夏、唐突にいなくなった。あれから6年、同窓会の報せに彼の名前を見るまで、律の時間はとまってしまっていた。再会を果たす律だけれど、久弥の気持ちがどこにあるのか、わからないままでーー。
  • きみはいつか、ぼくの声をきく【イラスト付】

    真幸は精神的な理由で声が出せない。幼馴染みの純太に助けられてきたけれど、ある日、「好きで面倒を見ているわけじゃない」という彼の本音を耳にしてしまう。喪失感の中、真幸の世界へ入りこんできたのは、不良と噂される転校生の芝山実波。「声を聞かせろ」と迫る彼は強引なくせに、時々さみしげな顔をする。戸惑いながらも距離を縮めていく二人だが、なぜか、辛辣な言葉を吐いたはずの純太は、真幸に近づく実波を許そうとはしなくて――。青少年の心が織りなすセンチメンタル・グラフィティ。