著者「夕映月子」の検索結果

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    見つかりませんでした。

  • 異界で魔物に愛玩されています

    秀翔が目を覚ますと、そこは異界だった。人間を食料として扱う店で間一髪のところを、山羊頭の魔物サタナキアに買い取られる。命の危険はなくなったものの、檻に入れられ、首輪と鎖で繋がれ、ペットとして飼われる秀翔。だが知的なサタナキアと互いの言語を教え合い、やさしくかわいがられるうちに、秀翔は彼に惹かれていく。一方、サタナキアのほうにも変化が表れ……? 高位悪魔×普通の大学生、種族を超えた恋。
  • あなたを好きになりたくない

    山岳遭難救助隊員の真里谷は、民間航空会社のヘリ操縦士・加賀に現場で会って以来ずっと憧れていた。だが話す機会を得た素の加賀は軽薄で、真里谷は落胆しつつも安堵する。かなわないと思う同性に惹かれる自覚があったからだ。それでも仕事のたびに加賀の手腕に心を奪われそうになる真里谷は、「仕事以外では会いたくない」と伝える。加賀に恋をしたくない、尊敬の念だけ抱いていたいと思っていたのに……?
  • 幼馴染みやめました

    子供の頃から仲が良かった奏と広務。けれど高校に入って二年間も没交渉なのは、奏はヴァイオリン、広務はホルン奏者として弦楽吹奏楽(オーケストラ)部に所属したためだった。弦楽パートと吹奏楽パートは代々伝統的に仲が悪かったのだ。現在は先輩たちが引退し、年に一度の『第九』演奏に向けて合同練習を始める時期が来ていた。そこで広務が「ここのオケの雰囲気、おかしいと思ってないの?」と皆に聞いたことから、ぎくしゃくしつつも交流は再開。そんななか、奏は以前から広務が好きだったことに気づいてしまう。けれど広務には好きな子がいて、「第九が終わったら告白すると決めてる」と言ったことから……? 弦楽パートvs吹奏楽パート、オーケストラ部を舞台にしたアオハル・ラブ!
  • 初恋ゆき

    山間の集落にあるお寺の子として生まれ育った忍は、周りからいい子であることを求められ、窮屈に生活してきた。そんな忍のつらさに気づいてくれたのは、路線バスを運転する梶谷。からかうような梶谷の態度にはじめはムカつく忍だったが、愚痴を言える相手がいるかを心配してくれ、「オレにでも言えばいい」と笑ってくれた梶谷にいつしか惹かれていき……? 不安でこわくて、幸せで──ファースト・ラブ!
  • 京恋路上ル下ル

    京町屋で古書店を営む伊織は、家庭を大切にする年上の男が好みだ。だから大学生の颯馬に告白されても拒絶する。己が失った家族の愛に恵まれた颯馬には、真っ当な恋をしてほしいから。けれど颯馬はいけず美人の伊織に焦がれ、追い続ける。伊織には幸せな恋をしてほしいし、自分がその相手に不足だとは思わないのだ。交わらぬ恋の道で、ふと大人びてきた颯馬に伊織が気づく時……? 京の街ではんなり紡がれる恋双紙。
  • てのひらにひとつ

    経営学部生の和音(かずと)は、塾講師のバイトをしている。 そこへ社会人の日下部(くさかべ)が、医学部受験のために入塾してきた。 本来の志望進路もゲイである己の恋心も、すべてを諦めてきた和音。 誕生日の夜、胸にしまい込んだその秘密を、和音は日下部に吐露する。現実的ではない夢のためにひとり戦う日下部は、ただ黙って話を聞いてくれた。 そんな年上の男に、和音の心とからだはやがて惹かれてゆき……? 優しい年の差ロマンス。
  • 天国に手が届く

    登山が趣味の会社員・佐和(さわ)は、あこがれの登山愛好家・小田切(おだぎり)に出向先で出会った。思い切って山に誘うが、小田切の心の傷になっている、亡き有名登山家の叔父・叶(かなえ)の話を持ち出したせいで、冷たく断られてしまう。ある日、一人でクライミングに来た佐和は、偶然同じ場所に来ていた小田切が原因の落石でケガをする。彼の罪悪感に半ばつけこむように、登山の約束を交わすが……? 孤独な心に寄り添う、天上の恋。
  • 恋してる、生きていく

    生まれつき心臓が悪い梓は、登山を愛する穂高に惹かれつつ、寄せられた想いを受け入れられずにいた。日常生活にこそ不自由しないが、梓の体は恋人と触れ合うのに制限があり、命の期限は恐らく人より短い。だからいつか訪れる別離を恐れながら恋人になるより、友人として穂高のそばにいたかったのだ。けれど穂高から諦めませんと告げられた少し後、穂高が登った山で滑落事故があり……? 胸を打つ純愛スロウ・ラブ。
  • 王様、お手をどうぞ

    王様のようなその男に目を奪われた。まるで恋に落ちたみたいに――。大学生プロダンサーの杏里がレッスン先で出会ったのは、美しい肉体と強い存在感、あらゆる意味で日本人離れした同い年の江神。由緒ある出自の彼が男女混合練習を拒否したため、杏里は男同士で踊ることを提案する。予想外にダンスの相性が良く、また傲慢さの中にも不器用な優しさを持つ江神に、杏里は次第に惹かれてゆき…?
    社交ダンス部で始まる恋。
  • シャレード文庫番外編SS集12

    シャレード文庫の人気作品、珠玉の番外編SS集第12弾!

    ■ 朝香りく『このヤクザ、極甘につき』番外編
      このヤクザ、まだまだ恋人萌えにつき
    ■ 伊勢原ささら『雪だるまは一途に恋をする』番外編
      たいせつな思い出
    ■ 夕映月子『楽園暮らしはどうですか?』番外編
      楽園の住人たち
    ■ 夢乃咲実『遍歴の騎士と泣き虫竜~のらドラゴンのご主人さがし~』番外編
      空色の瞳

    本編では読むことのできない、おいしい番外編を電子書籍限定配信!
  • 東宮御所の稀なる妃~比翼のつがい、連理の運命~【特別版】

    けだものに落ちてもあなたがほしい

    求められたら逆らえない――。特使として厄介払いされた大国の皇子ウーは、瑞穂国の東宮・英明の寵愛を受ける身になるが……。

    大国の皇子ながら産み交わることに特化した第二の性「卑」として生まれたウーは父帝から疎まれ、特使の名目で瑞穂国に送られる。国を追われた事実を伏せ主上への挨拶に臨んだウーだが、そこで卑を孕ませる「尊」の存在を感じ、想定外の誘惑香を発してしまう。祖国の悪夢が蘇り絶望感にとらわれるウー。しかしこの国で卑は「稀人」と呼ばれ尊重されていると知る。その後迎えた宴の席、あのときの尊――「貴人」である東宮・英明になかば攫うように連れ去られ、立場からも己の性からも逃れられず彼の尊いものを受け入れることに…。

    紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
  • おうちとごはんと愛をください【特別版】

    撫でて、寄り添って、やさしくして。

    屋敷神様の力で人間の姿を得た白猫のユキと、現実主義の屋敷の相続人・誉のピュアもふラブ。

    白猫のユキは屋敷神様に敷地の中でだけ人間の姿になれる力を授かり、ご主人様亡き後、仲間たちを守っていたが、ごはんがもう底をつき進退窮まっていた。そこへ現れたのはご主人様を若くしたような姿と声をした誉。一瞬懐かしさがこみ上げるも、誉はユキの姿を見て「愛人」「出ていってくれ」とにべもない。すれ違うやり取りの中、それでも誉の優しさに触れ、懐いていくユキだが…。無垢で一途なユキと理性的でありたい誉の猫可愛がりラブv

    紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
  • 好き好き大好き、全部欲しい【特別版】

    ダーリン、今夜の気分はどっち?
    ゲイの好文とヘテロの由利。お試し恋人からはじめた二人が「抱いて」「抱かれる」関係に至るまでの愛しい恋の軌跡?


    高校時代、予備校教師と関係を持ちかけた瞬間を由利に目撃されゲイバレした好文。そこから交流が始まった二人だが、由利はチャラくてスポーツマンでヘテロで、インドア文学青年の好文とはまるで逆。そんな由利が、不毛な恋愛に身をやつす好文を見かねて「もう、オレにしとけよ」と言ってきて!? 性的指向の壁を乗り越え迫ってくる由利を、好文は戸惑いながらも受け入れていくのだが……。恋人(仮)から始まる、可愛くてエッチなリバップル!



    夕映 月子 (著), エヌオカ ヨチ (イラスト)
    出版社:二見書房

  • ハイスペックな彼の矜持と恋【特別版】

    これで終わりにできると思っているのか?
    三十路を前にタチ専門の己に違和感をいだき始めた槙。お試し相手のタカシは相性もテクニックも完璧だったが…。


    外資系リサーチ&コンサルティングファームの調査員兼分析官の槙は、その界隈では「ハジメテはマキくんで」と言われるほど紳士的なタチ。しかし三十路を前に、一度誰かに抱かれてみたい、完璧なタチの自分をぶち壊してほしい、という願望が芽生えてしまう。偶発的に及んだ超肉食系エリートビジネスマン・タカシとのお試し行為は、槙の想像を超える快楽で…。「男」の自分は死んだ――そう自覚した槙はタカシごと自分の性指向を封印するが…。



    夕映 月子 (著), 香咲 (イラスト)
    出版社:二見書房

  • 楽園暮らしはどうですか?【特別版】

    いいのかよ? 本気で抵抗しないとキスするぞ
    地方鉄道勤務の朝霞は学歴と鉄オタを引け目に思い、憧れの職に就いたのに理想には程遠い日々。へこむ朝霞に手を差し伸べたのは運輸部のイケメン先輩・市川で……。


    地方鉄道会社、日本海電気鐵道――通称かいでんに鳴り物入りで入社した朝霞は同僚たちから嫉妬混じりに「東大クン」と呼ばれ居心地悪い毎日。人の機微には疎くても何より鉄道が好きなのに……。そこへ声をかけてきたのは運輸部の運転士・市川。あまりのイケメンぶりにまるで接点を見いだせない朝霞だったが、一人はさみしいからと部屋に上がり込まれ、連日鍋をする羽目に。「俺とつきあう?」口調の軽さとは裏腹に、問う眼差しは真剣で……。



    夕映 月子 (著), 高峰 顕 (イラスト)
    出版社:二見書房