著者「奥貫亘」の検索結果

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  • 声シリーズ

    「俺と一緒に帰ってほしい」初対面に等しい相手、尾崎哲也(おざきてつや)にいきなりそんなことを言ったのには訳がある。氷室右京(ひむろうきょう)はある理由から、他人の未来の危機がわかるのだ。同じ大学の水泳部ホープ・尾崎が事故で再起不能になるかもしれないと知った右京はとにかく尾崎の傍で、彼を守ろうと考えるが、あまりの不器用なやり方に全く相手にされない。それでも必死に尾崎を守ろうとするうちに、一見意地悪で冷たく見える尾崎の分かりにくい優しさに触れ、彼に惹かれ始めるが…。ひたむきな姿が愛しい、ミステリックラブストーリー。
  • 彼の寡黙な唇【イラスト入り】

    取材で新進脚本家を訪問した編集者の笹色。その脚本家は笹色が恋愛に臆病になった原因の男・弓削だった。―高校時代、好奇心にかられた情事の現場を、憧れていた先輩の弓削に踏み込まれ罵倒されて以来、笹色は自らの恋愛を封印してしまった。嫌悪に歪んだ彼の眼差しが忘れられない…。―しかし、数年後、弓削との再会で彼が笹色に嫌悪感を抱いていないことを知る。寡黙な彼が時折見せる微笑みや優しさが嬉しくて、笹色は封印したはずの恋心を抑えられなくなり…。
  • 純愛のジレンマ【イラスト入り】

    「今日からお前は帝王学を学ぶんだ」 数々のホテルを有する蘇芳(すおう)グループ社長の父親が病に倒れ、普通の大学生だった由比(ゆい)の生活は激変した。――突如、次期社長候補として教育を受けることになった由比は、家庭教師を任された謎の男・大津宗賀(おおつそうが)のマンションに住まわされていて、帝王学を詰め込まれる日々。次期社長を育てると言いながらも、無愛想で高飛車な大津の子供扱いに耐え切れず奮起した由比は、なぜか大津の逆鱗に触れ犯されてそうになってしまい…!? 狡猾な大人の愛の罠。