著者「桜木知沙子」の検索結果

7件

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  • 現在治療中

    公紀(こうき)は、以前家庭教師を頼んでいた久我(くが)に恋をしていた。好きと言えないまま、今は歯医者の彼と会う時間は少し寂しくて、それでも幸せで心地いい。だが、ある日「――好きなひとは?」と久我に尋ねると、思いがけない「内緒」の返事。しかも久我に告白したことがあるという美形の男・葉田が現れて、公紀は動揺するが……。表題作のほか、書き下ろし二篇を収録。ゆっくりと始まるラブ・ステップ・バイ・ステップ!!
  • HEAVEN

    紀宏は、かつて肉体関係を持っていた小栗と街で七年ぶりに再会した。彼女と婚約したばかりにもかかわらず、昔と変わらぬ小栗に身も心も翻弄されるうち、紀宏は彼を忘れられなかった自分に気付く……。激しく切ないラブ・インパクト!!
  • 家で恋しちゃ駄目ですか

    凛太(りんた)は母の再婚で義理の叔父となった慶舟(けいしゅう)に片思いをしている。大学進学を機に部屋を間借りさせてもらっている凛太の密やかな願いは、慶舟に「おはよう」と「おやすみ」を言えるそんな生活がずっと続くこと。慶舟の友人・忍も慶舟に恋をしているらしいのに、なんとなく気づいていても。けれど、忍と慶舟が恋心を吐露しあうのを聞いてしまい……? 北の国からお届けする、一つ屋根の下で始まるほのぼの年の差ラブ。
  • 札幌の休日

    大学二年の皇が住むマンションの隣に、新しい住人・芦谷が越してきた。同じ大学に通う彼との出会いは、皇にとって人生の奇跡だった──。複雑な出自と過度の期待に、息を詰めるようにして生きてきた皇。その重圧から四年間だけ逃避するため、進学先に選んだ札幌の地で、芦谷は皇の最初の友人となり、皇の世界を開く扉となった。やがて皇は、胸の痛みとともに初めての恋を知り……?
    青春BLの金字塔、待望の電子配信開始!!
  • 東京の休日

    完璧な容姿を誇る北條(ほうじょう)は、総合病院で医師として働いている。彼が職場の飲み会で酔っぱらい、二日酔いで目覚めたある朝。ともに裸でベッドのなかにいたのは、なぜか男──医局でバイトをしている大塚真史(おおつかしんし)だった。ゲイではない己の所業に、北條は逆切れする。それ以来、真史と顔を合わせれば喧嘩ばかり。そのたびにムカつきながらも、相手が気になって仕方がない北條だったが……?
  • 特別になりたい

    小樽の大学生・翔太(しょうた)は、アパートの隣に住む一つ年下の無口な橿原(かしはら)に妙に懐かれている。 工芸ガラス作家として人気があり、学内でガラス王子と呼ばれるイケメンの彼と仲良くしたがるものは多い。 でも「翔太さんだけいてくれたらいい」と橿原は言う。 橿原はもっと友人を増やすべきだ、と翔太は思っていた。 そんなある時、女の子に誘われて一人で飲みに行った橿原は、 アパートで会った翔太を急に抱きしめてきて……?
  • 友達に求愛されてます

    「俺に愛されまくる覚悟しとけ。」「俺のこと好きになれ。」
    札幌の寂れた商店街で、父の居酒屋を手伝う涼真(りょうま)。 そこへ十年ぶりに悪友の迅(じん)が戻ってきた。 しかもイケメン美容師となった迅は「ずっと涼真が好きだった。これからは全力で口説く」と宣言。 なんだかんだで友達以上恋人未満のような関係でいるうちに、涼真もだんだんほだされていく。 だが商店街に大きな打撃を受けるような駅前再開発の計画に迅の父親が関わっていることがわかって、二人の仲はこじれてしまい……?
    イケメン美容師×快活な居酒屋、悪友同士の再会愛。