著者「真先ゆみ」の検索結果
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ヤマネコの血を引き、獣人が集まる名門校に通う莉玖は、格好よくて優しい金豹の幼なじみ・蒼真と学園寮で穏やかに過ごしていた。獣人には本能で惹かれ合う運命の相手がいるという。けれど、それは夢見がちなおとぎ話――そう思っていた。だがある夜、黒豹の篤雪と衝撃の出会いをし、求婚される。さらに、それを知った蒼真からも「そんなはずはない。莉玖が番う相手は俺だから」と告白されて大困惑。そして、篤雪が同じクラスに転校してくると、二人から日々せまられ…!?
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天狼を父に持つ桂珠は、完全に狼になれない落ちこぼれ。獣人が集まる名門校で、地味な学生生活を送っていた。花嫁探しも兼ねる学園で、いつか素敵な花嫁と出会うことを夢見て――。ある満月の夜、美しい銀狼と出会う。月の光を浴びて神々しく輝く銀狼に、桂珠は魅せられ密かに触れあった。夜が明けて学園がにわかに騒ぎはじめた。見知らぬ銀髪も麗しい美青年が訪れたのだ。「昨夜は失礼した。俺はセリオス。あなたの夫になる男だ」天狼を束ねる一族の御曹司セリオスに、桂珠は結婚を申し込まれて…!?
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小説家の柊吾が二条グループ会長から、将棋に勝った褒美として貰った「嫁」は、箱入りで大事に大事に育てられた、美しい青年――紫緒だった。はじめこそ揉めたこともあったが、仲睦まじく、甘々でラブラブな日々を過ごすふたり。しかし、柊吾の小説の映画化が決まったことで、思わぬスキャンダルに巻き込まれ、相手を想うからこその行動が、すれ違いと誤解を生んでしまう。事が落ち着くまで柊吾と離れようと決意した紫緒だったが……。
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「玖園さま、不束者ですが、よろしくお願い致します」日本人形が三つ指ついて挨拶する。将棋に勝った…それだけなのに、なぜか褒美として「嫁を貰う」ことになった小説家の玖園柊吾。しかも差し出されたのは、可憐な振袖姿の男嫁。昔馴染みの老翁・二条グループ会長から、養子の紫緒の婿に…と見込まれて、もちろん即座に断った。だが紫緒は、老翁の強引な「嫁入り」工作にもすべて従い、健気に手料理を持参する。うんざりしつつも次第に柊吾は、素直に「嫁に出される」紫緒に、もどかしさを覚えて…?
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天涯孤独の紗雪を引き取ってくれた弁護士の詠二。優しく包んでくれて、家族みたいに温めてくれて、寂しかった紗雪の心は癒された。―――高校生になって、紗雪の詠二への想いは「恋」になった。家族じゃなくて、恋人になりたい。毎日、家事をこなしながら、紗雪の想いは強くなる。仕事が忙しくとも必ず夕食を一緒にとってくれるから、詠二が愛情を注いでくれてるのはわかってる。でも、欲しいのは違う「愛」。――それは、どんなに背伸びしても、手に入らない物ですか…?
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