著者「苑生」の検索結果

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  • Theory of Love

    【「――オレはお前のことを友達だなんて思ったことない」】
    大学の映画科で学んでいるサードは、イケメンでプレイボーイなカイと親友同士。
    強引なカイに振り回されることもあるけれど、何をするにも一緒の大切な存在だった。
    しかし、サードには誰にも言えない秘密がある。
    それは――出会った頃からずっと、カイに恋をしていること。
    恋人や遊び相手が途絶えないカイの恋愛相談を聞きながら、
    “親友”という近いようで遠い距離に一喜一憂する日々。
    そんな中、突然カイの態度が恋人に接するかのように甘くなって…!?
  • 兎の森

    弓永環は、人懐こくてよく笑う。
    そんな環の笑う顔が好きだった志井洵太。
    二人は1歳差の幼なじみ。
    環が先に入学しても卒業していっても一緒に遊んだ。
    小学校、中学校、高校──いつからか、それが少し変わっていった。
    家の前で泣く環を見た時から、志井の何かが違っていった。
    この気持ちは、清くない。正しくない。美しくない。
    禁則事項がふえていく中、
    高校生になった二人の関係は急速に変化していき…?
  • 被写界深度

    …ねぇ紺ちゃんセックスしようか
    何となく帰りたくない放課後、秘密の屋上で紺野と出会った。
    「話しかけづらい」「威圧感があって怖い」と言う人もいるけど、
    カメラを被写体に向ける紺野は、いつも楽しそうな顔をしていた。
    尊敬 羨望 嫉妬 劣等感──…
    欲しかったすべてを持つ紺野に、複雑な感情が募っていく……
    高校時代、折り重なる日常、掛け違う焦点、新鋭・苑生が描くモラトリアムラブ