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美しい捜査検事の礼一は地検で注目を集めるエリートだったが、談合事件の捜査途中である圧力がかかり異動を命じられる。不本意な処遇に自棄になった礼一は、場末の立ち飲み屋で意気投合した自衛官の大守と爛れた夜を過ごしてしまう。二度と会わないはずが事件の捜査対象として駐屯地で大守と再会し、恋人のような関係に。しかし、いつまた遠くへ行ってしまうかもしれない。大守は愛する国と人のために、命を捧げる覚悟を決めた男だから――。
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腹ぺこだった直輝は、学校帰り甘い香りに誘われて高級洋菓子店に足を踏み入れた。素敵な内装、美味しそうなケーキ、無骨ながらも格好良いオーナーパティシエの桐生! 直輝はすっかり洋菓子と桐生のトリコになった。ダメ兄のせいでお金がなく困っていた直輝は、そこでバイトを始めることに。おまけに美味しいケーキの試食も任されて幸せいっぱいvの直輝だったが、桐生の過剰なスキンシップを許しているうちに、気づいたら体まで奪われて……っ!?
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流刑島・ヴァルハイ。数年前から囚われの身であるチュールは、嵐の翌日、浜で怪我を負った高貴な美貌の青年・レイを助けた。無実の罪で流刑になったという彼は、自分を陥れた男への復讐のため島からの脱出を図る。「俺にできないことは、何もない」と、権謀をめぐらせ権力を手に入れていくレイ。その圧倒的な強さと垣間見せる優しさに魅せられ、チュールはレイを愛しはじめるが……。想うほどにせつなく、愛は残酷――珠玉のラブロマンス、ついに復活!
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風もなく穏やかな夜だった。この春、大学病院の医師となった一樹は、近くの浜辺に倒れていた美貌の青年を見つける。記憶を失い心臓に持病を持つ、その青年の担当医となった一樹。だが、彼の記憶は一向に戻らないまま…。欲望も駆け引きもない無垢な彼は刷り込み本能のように、一樹の白衣を掴んで放さない。一樹はそんな彼を愛おしく思い、自宅に引き取ることにしたが…?
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昭和7年――京都。父亡きあと家業の旅館の主であった双児の兄・芳彦が不幸な事故で命を落とした時から、芳彦として生きている敦彦。旅館と家族を守るため、死んだのは敦彦とし、偽りの人生を選ぶしかなかった。そんな折、ある男の来訪に敦彦は戸惑う。彼・鴻野倫太郎は、かつて心を通わせながらも訳あって縁を切った相手。敦彦を今も愛していると言う倫太郎と想いは同じだが、恋の成就は叶わない。敦彦の死を悼んで逗留を決めた彼と時間を重ねるほど、心は痛み……。
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疾風の国の王子・青嵐は、国の密命を受け、幻の国といわれる華蜜の国へと旅立った。辿り着いた華蜜の国で、青嵐は人目を避けるように幽閉されていた一人の佳人と出会う。イリスと名乗るその青年は他人と交わる事を禁じられていた。世間知らずで純真無垢なイリスを愛おしく思う青嵐。秘めた逢瀬を重ねるうちに、イリスもまた闊達な青嵐に惹かれていく。だが、疾風の国からの帰還命令やイリスに課せられた過酷な運命が二人の前に立ちはだかって――。壮大な世界で繰り広げられるデスティニーロマン!
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老舗和菓子メーカーの工場で菓子職人見習いとして働く陸。人と話をすることが苦手な陸にとって、必要以上に周りと関わらずにすむ今の職場は最適だった。しかし、ある日そんな陸がCFモデルに抜擢されてしまう。なんとか断ろうと画策するも、敏腕プロデューサー・武庫川は諦めてくれない。「会社の為」という説得もあり、CF制作の手伝いという形でしばらく武庫川と行動を共にすることになってしまう。初めこそ反発していたものの、性格も境遇も正反対な武庫川に陸は次第に惹かれていき──?
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「私と私の愛をおまえに捧げる。この命尽きるまで」中東某国の王子・シェリクを愛し、警官の職を辞して彼の恋人兼SPとなった今井隼人。ところが、その関係を側近のアーマドは許さなかった。任務を真摯にこなせば、いつか彼の心も溶けるのではと健気に働く隼人。一方、シェリクには留学時代の恋人・星が復縁を迫っていた。隼人の存在を知ったシンは彼を憎み、アジアの広大な砂漠に拉致してしまうが――!? かんべあきらの描きおろしマンガも収録!
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「俺のものになってよ」トランペット奏者として海外で活躍中の奏が帰国した。幼い頃から大好きで憧れの「お隣のお兄ちゃん」との再会を無邪気に喜ぶ波留。しかし、奏は波留が成長するのを待っていたかのように告白、そして口づけてきた。戸惑いながらも奏を受け入れた波留だったが、奏が音楽家として活躍の場が広がっていくにつれすれ違うようになり……?憧れの幼なじみから恋人へ、純情で一途な恋物語。
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取材で新進脚本家を訪問した編集者の笹色。その脚本家は笹色が恋愛に臆病になった原因の男・弓削だった。―高校時代、好奇心にかられた情事の現場を、憧れていた先輩の弓削に踏み込まれ罵倒されて以来、笹色は自らの恋愛を封印してしまった。嫌悪に歪んだ彼の眼差しが忘れられない…。―しかし、数年後、弓削との再会で彼が笹色に嫌悪感を抱いていないことを知る。寡黙な彼が時折見せる微笑みや優しさが嬉しくて、笹色は封印したはずの恋心を抑えられなくなり…。
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憧れていたあの人が想うのは兄。弟の自分は疎まれていた――死を願われるほどに。その哀しい記憶から十三年、航希は兄の采登が失踪したことで焦がれていた男・莉一と再会する。采登の借金を肩代わりするという莉一は、その代償として自分が愛した采登の代用品になることを航希に求めた。甘い言葉も優しい愛撫も、自分へのものじゃない。抱かれるたび傷つきながらも、莉一への想いは今なお降り積もる…。狂おしくて甘い、危うい愛。
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人気美容院に勤める新米美容師の朝陽は、必死で仕事をこなす忙しい毎日を送っていた。ある日、朝陽はなじみの飲食店でエリートサラリーマンの重森と出会う。優しく誠実な好意を朝陽に寄せてくる重森。だが、朝陽には、かつての恋人に振り回された辛くて苦い過去があった…。それでも、周囲の仲間の助けもあって、重森との恋を育む決意をした矢先、朝陽の前に元彼が現れて…!?
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大学生の真吾はある日突然、大企業の社長秘書・浅倉に御曹司の代理バイトを頼まれる。御曹司そっくりな真吾に、パーティーに参加してほしいというのだ。真吾は不審に思いながらもつい引き受けてしまい、浅倉に礼儀作法を習うことに。ところがその指導は超スパルタ! 音を上げた真吾に浅倉はにやりと笑った。「あなたの泣き顔はそそられますね」有能な秘書はいじめたがりのドSだったのだ!更には唇まで奪われ押し倒されて…!
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「完璧な男」「人を虜にする天才」「王子様」――彼・渡辺森江を彩る称賛はいくらでもあった。そんな森江が離婚してから一年。雨の夜に出会った喪服の男は、転職先の社長秘書・椿佳道だった。そつのないストイックな秘書ぶりと私生活を一切明かさない頑なさに森江の興味は惹かれる。「友人……から始められないだろうか」ところが、気持ちはすぐに言葉を超えて加速した。性別、過去…すべてを超越する、なりふり構わない情熱。初めてともいえる想いに森江は溺れるが…。
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高瀬由唯は離婚のショックで、恋愛休業中の元エリート証券マン。今は腕利きのシェフの従弟・隆一と同居して傷心を癒す日々。しかし、隆一が豹変した…!!!? 生まれて二十八年、ずっと一緒。熱い抱擁も同衾も当たり前だったけど、「由唯とセックスできるなら、俺死んでもいい」なんて言うな!! 寝惚けたところを襲われ、うっかり一度だけエッチを許した由唯は、「凄く可愛い。苛めたいほど可愛い」隆一の熱い想いと執拗なラブテクに陥落しそうになって? イトコ同士の恋は前途多難。
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眉目秀麗な優等生・翠には、大ッキライな先輩がいる。その名は長谷川篁。人望厚く優しい生徒会長なのは表の顔で、翠に対しては腹黒ドS。望んでもいないのに「男同士のエッチの仕方、教えてあげるよ」と校内で迫ってくる。挙句の果てには翠とのHを写真に撮って脅迫。「だって翠が好きなんだよ?」なんて最低な先輩。大ッキライなはずなのに、名前を呼ばれるだけでこんなに身体が熱くなるってどういうこと?
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パリのオペラ座、国際刑事警察機構に属する轟憲吾は情報提供者を待っていた。 現れたのは美貌の青年アンリだった。 ひょんなことからアンリと身体の関係を結んだ憲吾。 だが陰謀を暴くため、マフィアのボディガードとして派遣されたアンリと、 協力関係を結ぶことになり…!? オトコマエ刑事×美貌のボディガード――愛のラブミッション!!!
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幼い頃に国を滅ぼされ、後宮に連れ去られた清寿。宗主の寵愛を受けて特別な地位にあることで寂しさと悲しみを美貌の下に秘め、プライドを保って生きていた。だが、公国の君主に下げ渡されることになり…!?
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バーテンダーの佐々木京一が、新宿三丁目にあるオカマバー「物の怪小町」に無理やり連れてこられて三カ月。ある晩、高校時代に憧れていた光橋航洋が来店する。大好きでたまらなかった航洋が目の前にいるのに、つい昔のように好きとは言えずそっけないフリをしてしまう京一。ところが、成り行きで女装して航洋の相手をすることに。服装が変わっただけで素直になれるのは何故?「押し倒してみろよ」なんて大胆に誘えば、あろうことか下半身を弄られて…?
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運に見放された人生を歩む宇佐見は、会社が倒産してやけ酒したところ、暴力団関係と思しき男・駿河に怪我を負わせてしまった直後に酔いのせいでブラックアウト。目覚めたのは駿河の部屋で、体は奪われるは同居させられるは…踏んだり蹴ったり!?
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恋はたくさんしてきた。なのにどうしてあんな男に…。アスアド航空国際線パーサーの瑞紀は、担当するファーストクラスの乗客で有名建築デザイナーの柄澤に口説かれ、その唇に溺れてしまう。彼の左手薬指の指輪に気がつきながら…。自分とのことは明らかな遊び。不誠実で、傲慢で、勝手な男のはずなのに、それでも瑞紀は彼に惹かれ、本気になってしまい――。ワインと甘い口説き文句に酔いしれる恋は、ファーストクラスではじまる。
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彼は優美な魚のように、テーブルと椅子の間を泳いでいく――。偶然訪れたレストランで和泉は「恋」に堕ちた。2年前から上司と望まない不倫関係を結ぶ、和泉は平凡なサラリーマン。恋が実ったこともない、もう幸せな夢なんて見ない…そう思っていたが、年下のウエイター・若月の姿にひとめ惚れをした。少しずつ、彼のことを知り、彼の情熱を知り、若月に心を奪われて、ついに告白した和泉。一度でいいから抱いて欲しい――意外にも願いが受け入れられ、和泉はおずおずと、初めて好きになった人と結ばれるが…。恋に臆病なサラリーマンの初恋。
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冴紗との婚礼の儀を済ませ、幸せなはずの羅剛王。しかし、想いが通じたからこその苦しみが羅剛を襲う。冴紗を常に自分のもとにおいておきたい、ひと時たりとも他人の目に触れさせたくない。手に入れた者だけの苦しみに羅剛は囚われる。そんな折、羅剛と冴紗は隣国・萋葩より招待を受け赴くことになった。冴紗の美貌に狂った萋葩王が催した宴に、羅剛は大いに怒り――。王と神官のファンタジックラブロマン、シリーズ第四弾。
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高校の音楽講師を務める元バイオリニストの和成。不慮の事故で弾けなくなった和成は教え子である真吾の類まれなる才能に惚れこんでしまう。ある日、和成は、父親からの虐待に苛立つ真吾を預かることになった。「先生の身体、触りたい」 教師として尊敬されているだけだと思っていた。突然無口な真吾に飢えた獣のように激しく求められて、和成は戸惑う。しかし愛を知ることによって、真吾の才能を更に伸ばせるからと偽りの愛情を与えてしまい…。
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綺麗だと思った。同性に対して初めてそう思った。あの時から、始まっていたのかもしれない――。大学生の隆之はアルバイト先の美人編集長・沖屋とセフレ関係にある。 「俺と寝てみませんか」 誘ったのは好奇心からのはずだった。クールで毒舌で奔放な彼の、違う顔が見てみたい――。いつしか沖屋に焦がれていた隆之。そんな隆之を沖屋は怜悧な笑みであしらう。身体は甘く許すのに、心を拒むのはなぜ…。何が欲しい? どうして欲しい?――あなたのすべてが知りたい。単行本未収録作も収録した完全版!
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「君に許されるのはイエスだけだ」 官能を呼び覚ます熱いキスに、尚人は応えることができなかった――。氷の美貌と称えられ、完璧に任務をこなしてきた要人警護のプロ貴嶋尚人に、新たな指令が下された。何者かに狙われるシュタイン大公国の後継者、公爵・ラウルのボディガードをしろというのだ。傲慢な為政者という態度で警備に非協力的なラウルに、任務の困難さを痛感する尚人。だが夜になると、戸惑う。情熱的に掻き口説く、ラウルの熱い眼差しに…。――ボディガードは任務と恋の狭間で揺れ動く。
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「俺には君が天使に見えるんだ」 検察官の出水は、検察庁に出向してきた刑事の瑞樹と共に仕事をすることになった。刑事なのにお坊ちゃん体質でおっとりしている瑞樹に、気の短い出水は苛々してしまう。しかし誠実で、今時珍しく純真無垢な瑞樹に次第に惹かれていく。 「純真な君を犯すなんて、……俺はどうかしてる。悪魔に見えるだろう?」 捜査のため出水の部屋に寝泊まりしていただけなのに、瑞樹への欲望を抑えきれず…?
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「好きなのは、自分だけだと思っていた」 カフェバー「キャベンディッシュ」のオーナー・大海は、寡黙なシェフ・久仁彦に長い長い片思いをしている――。堅物シェフ×名物オーナーのハネムーンラブ(ハート) 前作「愛を教えて~カフェものがたり~」のメインカップル・高岡×衣音のらぶらぶ編も収録。
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「君は私のことが好きなんだよね」 前田衣音が、そう言われながらバーテンダーの高岡に抱かれたのは、バー『キャベンディッシュ』でバイトを始めてしばらく経ってから。そう、衣音は高岡に恋をしている。彼は、仕事をしている時はとても優しいのに閉店後になると、少し意地悪になる。二人だけの薄暗いバーで、繰り返し抱かれながら衣音は思う。自分は欲望の処理をされているだけ。だからこれは成就するはずのない恋だ――と。
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真面目な数学教師・鮎川は、官能小説家の親友・不破の仕事を手伝うことになる。自分を庇って利き腕を骨折した不破に口述筆記を申し出たのだが、彼の唇が快楽の世界を紡ぐほどに不破を意識してしまい、頭も心も大混乱!! よみがえるのは数年前のきわどい記憶――不破からの濃厚な口づけ、熱い指先…。ずっと友人でいたいから、あの日をなかったことにしたのに…! 単行本未収録作も収録した完全版!
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