シアトルに移り住んで一年が過ぎようとする年末。江南の実家に帰省することとなり、篤臣は勘当されたままの江南と家族を仲直りさせようと心を砕く。ところが、江南の母がギックリ腰でうごけなくなってしまい、二人は家業のちゃんこ鍋屋を手伝うことに。手際よく接客をこなし、客にも大人気の篤臣に対し、江南は無愛想で役立たず。篤臣に馴れ馴れしくした客にキレた江南は、父親に怒鳴られて店を飛び出し行方不明に!その行き先はナント!書き下ろしは、クリスマスイブに「初めての共同作業」をする二人の様子が垣間見られるラブラブ短編。
椹野 道流 (著), 唯月 一 (イラスト)
出版社:二見書房