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執事の受難と旦那様の秘密(上)
2011.02.01発売
俺だって……
あんたを気持ちよくしてやりたいじゃん。
……好きなんだから、さ
検死官ウィルフレッドの助手兼恋人になったハル。折に触れ、包み込むような優しさで、ほかの誰でもなくお前が大切で愛しいのだと教えてくれるウィルフレッドに、ハルは幸せを噛みしめていた。しかし、このところ執事であるフライトの様子がおかしいことに気づき、不審に思うハルに、自分が育った孤児院「ネイディーンの家」で院長が殺害されたとの報せが入る。「神殿を出た者は、二度と戻れない」という孤児院の掟のため、屋敷でウィルフレッドの帰りを待つハル。だがその留守中、院長殺害容疑でフライトが逮捕されて…。問い詰めるハルに、否定も肯定もしないフライトの真意とは一体…!? 書き下ろしは、獄中のフライトによる回想『執事の独白』
椹野 道流 (著), 金 ひかる (イラスト)
出版社:二見書房 -
執事の受難と旦那様の秘密(下)
2011.02.01発売
あんたには俺がちょっとくらい必要だって、
そう自惚れてもいいんだろ?
孤児院「ネイディーンの家」院長殺害容疑で逮捕された執事・フライトから、暗号の書かれたメモを託されたウィルフレッド。だが、その意味するところがわからず謎は依然謎のまま…。一方、フライトのことで元気のないウィルフレッドを励まそうと、夜に彼の部屋を訪れるハル。しかし、ウィルフレッドと甘い時間を過ごし自室へ戻る途中、何者かに命を狙われてしまい…。その時、賊の発したある名前により、ウィルフレッドは今回の事件に、ハルの出生の秘密が大きく関わっていることを知るのだが―。旦那様とはねっかえり助手シリーズ、院長殺害事件解決編!!
書き下ろしは、人生をともに誓い合う、恋人たちの『見える絆、見えない絆』。
椹野 道流 (著), 金 ひかる (イラスト)
出版社:二見書房
「執事の受難と旦那様の秘密」レビュー
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