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                  男の胸板をこんなにエロいと思ったのは、初めてだ 
 天才的な鍵師の腕を持ちながら、二度と金庫破りはしないと誓う泉。
 しかし刑事の岩谷は、ある金庫を開けるよう依頼してきて――
 「抱いたら、少しは楽になるのか?」――鍵師の技を教えてくれた祖父の戒めを破り、金庫破りのスリルに取りつかれた過去を持つ天才鍵師の泉。もう二度とあの頃には戻らない、そう誓う泉の前に現れたのは、無精髭に野獣の色気を滲ませる刑事・岩谷。テロ事件に関わる金庫を開けろと要求され、警察嫌いの泉は強引な岩谷に警戒心を剥き出しにするが…。かつて味わった鍵開けの欲求が疼きだし、火照る躰を岩谷に知られてしまい……。
 
 中原 一也 (著), 立石 涼 (イラスト) 
 出版社:二見書房
「鍵師の流儀」レビュー
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