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「俺、寝てるあんたにキスしたよ」
意識を失っていた裕真が目覚めたら8年経っていた。20歳に成長した英俊がずっと傍にいてくれるけど、それには秘密があり……。
目覚めたら8年の年月が過ぎていた。交通事故を起こして意識不明になっていた裕真の傍には見慣れない青年・英俊がいた。事故当時、裕真は小学生だった英俊の家庭教師をしていた。事故を起こした裕真の車に同乗していた英俊は、退院後も毎日裕真の許を訪れて世話をしてくれる。自分が彼を巻き込んだのに、こんなにも尽くされる理由はなんなのか。戸惑いながらも英俊の存在を嬉しく感じていたとき、「俺、裕真が好きだ」と告白されて……。
佐々木 禎子 (著), 麻生 ミツ晃 (イラスト)
出版社:二見書房
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