出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
2018.04.17
最終更新日
2018.04.17

  • 楽園の疵

    2018.04.17発売

    価格

    700

    pt

    7pt還元

    兄ちゃんは、俺の女だ
    怖がりの大学生の兄・健太と出来のいい高校生の弟・涼夜。両親の海外赴任で二人暮らしが始まると、涼夜は欲望を解き放ち、禁断の関係を強いてきて…。


    ――映画を観よう。弟・涼夜が選ぶ怖くて残酷な映画。しかし合図のように囁かれるその言葉に、兄・健太はこの後始まる淫らで屈辱的な行為への期待に身体が疼く。なぜ、どうして……リビングで弟に突き上げられながら、混濁した頭で健太は懊悩する。平凡な大学生の自分と、なんでもできる高校生の涼夜、仲のいい兄弟だったのに……。素直で愛情深い健太は弟を突き放せないまま、両親不在の家は快楽に堕ちた兄弟二人の閉ざされた楽園と化していき……。



    雛宮 さゆら (著), 村崎 ハネル (イラスト)
    出版社:二見書房

「楽園の疵」レビュー