著者「雛宮さゆら」の検索結果
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作家の修吾は、何者かに導かれるように古書店で一冊の本を買った。
その本の中から銀髪のうつくしく逞しい男が突然現れて、聞いたことのない名前で修吾を呼ぶ。
現実とは思えない状況に混乱しているうちにいきなりキスをされ、抵抗しきれずそのまま抱かれてしまった。
さらに信じられないことに、修吾の目の前で、男の頭部が銀色の狼のような姿になっていき──!?
※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。 -
脚本家の雪弘がふとしたきっかけで知り合った、トップアイドルの一路と人気俳優の史数。彼らは双子で、見わけがつかないほどそっくりだと言われている。けれど、雪弘はなぜかふたりを見わけることができた。そのせいか、彼らに妙に気に入られたらしい。仕事がら彼らと何度も顔を合わせるうちに、押しの強い双子は、それぞれのやり方でどんどん雪弘との距離を縮めてきて……。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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ホストの玲弥が飢えた野良犬に餌をやった数日後、突然怪しい男が自宅に押しかけてきた。頭の上にふたつの尖った耳、尻には三つ股にわかれたしっぽがはえているその男は、礼をしにきてやった、と偉そうに言った。先日犬だと思い込んで助けたのは、稲荷明神の使いの狐だったのだ。信じられず混乱する玲弥は、いきなり狐に押し倒されてしまい―。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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兄ちゃんは、俺の女だ怖がりの大学生の兄・健太と出来のいい高校生の弟・涼夜。両親の海外赴任で二人暮らしが始まると、涼夜は欲望を解き放ち、禁断の関係を強いてきて…。――映画を観よう。弟・涼夜が選ぶ怖くて残酷な映画。しかし合図のように囁かれるその言葉に、兄・健太はこの後始まる淫らで屈辱的な行為への期待に身体が疼く。なぜ、どうして……リビングで弟に突き上げられながら、混濁した頭で健太は懊悩する。平凡な大学生の自分と、なんでもできる高校生の涼夜、仲のいい兄弟だったのに……。素直で愛情深い健太は弟を突き放せないまま、両親不在の家は快楽に堕ちた兄弟二人の閉ざされた楽園と化していき……。
雛宮 さゆら (著), 村崎 ハネル (イラスト)出版社:二見書房 -
それは、愛ゆえのどうしようもない病愛しているのは自分と正反対の清廉潔白な兄・桂英だけ――。しかし妲己(だっき)と綽名される莉星は我が身を憂い、人攫い・皐赫のもとへ…。十六歳で身を穢されたことがきっかけで、男に抱かれずにはいられない体になってしまった莉星。その美貌と淫蕩さに妲己と綽名され、関わった男たちは破滅の道を辿ると噂されるように。そんな莉星が心密かに想うのは、実の兄・桂英。己の性癖を憂う莉星は前途有望な兄の障りになることを恐れ、都を騒がす人攫い・皐赫に連れ去られることを選ぶ。圧倒的美貌と精力絶倫の皐赫に理想の花嫁と称えられるも、莉星の心はいまだ桂英を欲していて――。
雛宮 さゆら (著), MAM☆RU (イラスト)出版社:二見書房
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