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30代働き盛りでバツイチの涼太は、仕事と家事の両立――とりわけ愛娘・美空の日々の食事に悩んでいた。そんなとき、会社近くの小料理屋で働く学生時代の後輩・穂積と再会する。穂積の作る総菜はどれも極上の味で、涼太はすっかり店の常連に。さらに試作と称して渡されるおかずに、娘ともども胃袋をつかまれてしまう。だが実は涼太には穂積を手ひどく振った過去があって……? 「カップ一杯の愛で」スピンオフ。
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腕はいいのに口が悪く、度々客を怒らせてしまう美容師の夏生。その日も失敗し、知らずに入ったゲイバーでヤケ酒を飲んでいたところ薬を盛られてしまう。犯人は蹴り倒したものの気を失った夏生は、翻訳家の山沖に助けられる。山沖もゲイだと知り警戒する夏生に対し、山沖はあくまで穏やかで紳士的だった。だが薬のせいで自由の利かない体の熱を、山沖に鎮めてもらうことになり…? 年の差スイート・ロマンス。
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「カップ一杯の愛で」レビュー
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