小説一覧
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「悔しければ、わたしを唸らせる脚本を書いてみろ」テレビ局の研究生・東雲は若くして賞を獲り、その後スランプに陥った小説家だ。敏腕プロデューサーの黒崎と出逢い、脚本を書き始めた。だが、黒崎のダメだしは過激だった。高いプライドが台詞をダメにすると言い、東雲に裸になって執筆することを命じた。東雲が反発すると、情熱的に口付け、悦楽を教え込む。…もう、翻弄するのはやめてくれ! ひどい男なのは分かってる。…なのに、どうしても、黒崎のことが頭から離れなくて…。
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田舎でペンションを営む佑也は、明るくて可愛らしい働き者。二十数年恋もせずに育ってきたが、都会からやってきた陶芸家・矢津川多門に心惹かれた。しかし矢津川は寡黙で気むずかしく、人を寄せ付けない。真っ白な飼い犬だけが彼の癒しだと思っていたら、パトロンだという人物には心を許しているようで…。田舎の青年は初めての恋に戸惑い、人嫌いの大人は純真な若者に戸惑う。アンバランスなアダルトラブ。
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新米弁護士の昌弥は、憧れていた有能な秘書の岩根が自分につくと知って仰天。だけど、彼に事務所の看板弁護士・植木のことが好きだと誤解されてしまう。「体だけなら私が満足させてあげましょう」と淡々とした口調で変なモノを飲まされた昌弥は何度もイカされてしまう。その後も、植木を誘ったと言いがかりをつけられ、オモチャでお仕置きされる日々。でもHの時には優しく名前を呼んでくれて、意地悪なコトされてるのに体は熱くなって…?書き下ろし番外編を収録した完全版。
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他人を避け孤独に生きてきた有也と、生徒会役員で人望の厚い颯はクラスメイトで寮のルームメイト。正反対の二人の秘密――外では他人のフリ、部屋では恋人の関係だということ。颯が有也に触れる指先は甘く、有也にとって生まれてはじめての恋だった。しかし、ある夏の日、颯が事故に巻き込まれたことにより二人の関係は突然終わった。――彼はもう自分を覚えていない。それから数年後、颯のことを忘れられずにいた有也の前に再び颯が現れ――。
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「お前を俺のあいじんにしてやる!」商談のため中東某国にやってきた久瀬コンツェルンの専務・久瀬義徳が、王族の誕生パーティーで出逢ったのは無垢な瞳の可愛いターリク王子。ところがなんと久瀬は薬入りのシャンパンで眠らされてしまい王子のキスで目を覚ますと、取引の契約書にサインしろと迫られる。それはできないと断ったところ「俺のてくにっくでめろめろにしてやる!」だなんて宣言されてしまって…!?
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検事の千条と捜査一課の刑事・加倉井。仕事では宿敵のふたりも、プライベートでは恋人同士。加倉井の休暇にあわせて温泉を訪れたところ、事件に巻き込まれ…!?クセモノ刑事×クールビューティ検事の、旅情サスペンス。
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食品会社の研究所に所属する伊吹は、トマトの品種改良のため、山間部にある農家を訪れた。農家の長男・大迫太陽は、明るく純朴な好青年。好意を持った太陽に真正面から迫られ、振り回されて疲れる伊吹だが、次第に惹かれてゆく…。
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高校男子寮以来の腐れ縁で……別れたハズの男が、突然ウチにやってきた。たまたま会社の仲間との家呑みで、パティシエとしての腕が役には立ったんだが……そのままフランスの修行帰りの奴がウチに居ついてしまった!?泊まるところがないからって…おい、別れたハズなのに、彼氏ヅラするな!平凡リーマンは、美形パティシエに翻弄される?―――再会ラブロマンス。
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尋は、日本一の敏腕弁護士・鷹臣の秘書になった。有能な鷹臣だけど、プライベートは意地悪で女癖の悪い最低な男で…!?新装版で登場!
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香港黒社会に君臨する李家に仕える永華。宴席でアプローチしてきた紗一に監禁され――!?エロティック・ロマンス。
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祖父母を亡くし、ひとり古民家で暮らすファンタジーノベル作家の颯壱。寂しい日々を泣いて暮らしていたところ、村の祠に祀られている銀狐・月光が現れ、「寂しいのなら一緒にいてやろう」と言われる。しかしある夜、酒を飲んだ月光は颯壱にキスし、押し倒してきて…。
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万年No.2ホストの佳宏は、古びたランプを手に入れた。煙の中から現われたのは、なんと袴姿の金髪碧眼の元王子! 願いごとを叶えてくれるかと思えば「叶えてほしければ私の言うことを聞け」と傲慢な態度で迫ってくる。佳宏は仕方なくキリエと同居することに。しかも気品漂う美形のキリエに勤め先を紹介すると、あっさりNo.1ホストの地位を獲得してしまう。落ち込む佳宏はキリエに、慰めてやろうかとキスされ押し倒されてしまって…!?
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クセモノ刑事×クールビューティ新人検事の、センシティブロマンス。
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天涯孤独の紗雪を引き取ってくれた弁護士の詠二。優しく包んでくれて、家族みたいに温めてくれて、寂しかった紗雪の心は癒された。―――高校生になって、紗雪の詠二への想いは「恋」になった。家族じゃなくて、恋人になりたい。毎日、家事をこなしながら、紗雪の想いは強くなる。仕事が忙しくとも必ず夕食を一緒にとってくれるから、詠二が愛情を注いでくれてるのはわかってる。でも、欲しいのは違う「愛」。――それは、どんなに背伸びしても、手に入らない物ですか…?
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「僕と結婚しませんか? あなたがとても可愛らしいから、気に入りました」庭師見習いの俊太にこんな求婚をしてきたのは、茶道家元・次期当主の綾人だった。おっとりした風流人でちょっぴり浮世離れしてるけど素敵な綾人。ドキドキした俊太は手違いで国宝級の茶碗を割ってしまう。「なんでもして償いますっ」と青ざめる俊太に「じゃあ僕のお嫁さんになってv」と寝室に連れていかれて身体中いじられて…!? はんなりしてるのに、なんかエロいっ。
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大学生の有也はある日ゲイバーで、以前病院で出会った優しい研修医の高林と再会する。しかし当時憧れていた高林は、実はサディスティックな男らしい。恋人ができるなら、高林のような人がいい――。ずっとそう思っていた有也は、高林に一晩の相手に誘われて抱かれてしまう。酷くされても、我慢すれば本気で好きになってくれるかもしれない。有也を覚えていないことは分かってるけれど、当時の優しさを忘れられず……。
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大学教授の宮地洸一と小説家の塚原千里は、学生時代から連れ添って二十年の「恋人」。しかし、ここ数年は一緒に暮らしながらもセックスどころかまともな会話もない日々。ある日、些細な諍いから洸一は煙草と財布だけを手に家を飛び出し北へ…。一方、千里は独り残された部屋で互いを想い合っていた頃を思い出す。かつてはあんなに愛しく想い、添いとげようと決めた相手だったのに…。二十年の歳月を経て、凍りかけた想いに再び火が灯る――。不器用な男たちのラブ・クロニクル。
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かっこいいけど中身はオタクな少年と、歌声が抜群にいいけど俺様で性格の悪い美人な青年のご奉仕ラブ!
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彼の声が、表情が、仕草が、身体の奥を熱くする――。斉木昂哉は高校時代に1度だけ関係を持った天堂戒を想い続けている。無理矢理の情交だったけれど、彼が見せた刹那の優しさに焦がれていた。思いがけず再会し、会社員を辞めて戒がVIP客であるダイニングバーのスタッフになった昂哉。昂哉を覚えていない様子の戒は冷たいが、そばで見つめていられたらいいと思っていた。ところがある日、苛立ちをあらわにした戒に再び身体を奪われ――。
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「試着のお手伝いをしますよ」黒いスーツで隙なく固めた男の前で、服を脱ぐ緊張感。男の吟味するような視線に、心拍数が上がった――。平社員として父親の会社に入社する暦林太郎は 『清潔でスマートな新社会人』に相応しいスーツを求めて老舗百貨店を訪れた。コーディネートしてくれた専門家(コンシェルジュ)の立川は、ストイックな色気を漂わせる完璧な男。「綺麗な身体ですね」靴下まで脱がされ囁かれると、意識せずにはいられない。礼儀正しいばかりじゃない素顔の立川を見たい…林太郎の想いは募っていき――。
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美しい捜査検事の礼一は地検で注目を集めるエリートだったが、談合事件の捜査途中である圧力がかかり異動を命じられる。不本意な処遇に自棄になった礼一は、場末の立ち飲み屋で意気投合した自衛官の大守と爛れた夜を過ごしてしまう。二度と会わないはずが事件の捜査対象として駐屯地で大守と再会し、恋人のような関係に。しかし、いつまた遠くへ行ってしまうかもしれない。大守は愛する国と人のために、命を捧げる覚悟を決めた男だから――。
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腹ぺこだった直輝は、学校帰り甘い香りに誘われて高級洋菓子店に足を踏み入れた。素敵な内装、美味しそうなケーキ、無骨ながらも格好良いオーナーパティシエの桐生! 直輝はすっかり洋菓子と桐生のトリコになった。ダメ兄のせいでお金がなく困っていた直輝は、そこでバイトを始めることに。おまけに美味しいケーキの試食も任されて幸せいっぱいvの直輝だったが、桐生の過剰なスキンシップを許しているうちに、気づいたら体まで奪われて……っ!?
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流刑島・ヴァルハイ。数年前から囚われの身であるチュールは、嵐の翌日、浜で怪我を負った高貴な美貌の青年・レイを助けた。無実の罪で流刑になったという彼は、自分を陥れた男への復讐のため島からの脱出を図る。「俺にできないことは、何もない」と、権謀をめぐらせ権力を手に入れていくレイ。その圧倒的な強さと垣間見せる優しさに魅せられ、チュールはレイを愛しはじめるが……。想うほどにせつなく、愛は残酷――珠玉のラブロマンス、ついに復活!
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風もなく穏やかな夜だった。この春、大学病院の医師となった一樹は、近くの浜辺に倒れていた美貌の青年を見つける。記憶を失い心臓に持病を持つ、その青年の担当医となった一樹。だが、彼の記憶は一向に戻らないまま…。欲望も駆け引きもない無垢な彼は刷り込み本能のように、一樹の白衣を掴んで放さない。一樹はそんな彼を愛おしく思い、自宅に引き取ることにしたが…?
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昭和7年――京都。父亡きあと家業の旅館の主であった双児の兄・芳彦が不幸な事故で命を落とした時から、芳彦として生きている敦彦。旅館と家族を守るため、死んだのは敦彦とし、偽りの人生を選ぶしかなかった。そんな折、ある男の来訪に敦彦は戸惑う。彼・鴻野倫太郎は、かつて心を通わせながらも訳あって縁を切った相手。敦彦を今も愛していると言う倫太郎と想いは同じだが、恋の成就は叶わない。敦彦の死を悼んで逗留を決めた彼と時間を重ねるほど、心は痛み……。
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疾風の国の王子・青嵐は、国の密命を受け、幻の国といわれる華蜜の国へと旅立った。辿り着いた華蜜の国で、青嵐は人目を避けるように幽閉されていた一人の佳人と出会う。イリスと名乗るその青年は他人と交わる事を禁じられていた。世間知らずで純真無垢なイリスを愛おしく思う青嵐。秘めた逢瀬を重ねるうちに、イリスもまた闊達な青嵐に惹かれていく。だが、疾風の国からの帰還命令やイリスに課せられた過酷な運命が二人の前に立ちはだかって――。壮大な世界で繰り広げられるデスティニーロマン!
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老舗和菓子メーカーの工場で菓子職人見習いとして働く陸。人と話をすることが苦手な陸にとって、必要以上に周りと関わらずにすむ今の職場は最適だった。しかし、ある日そんな陸がCFモデルに抜擢されてしまう。なんとか断ろうと画策するも、敏腕プロデューサー・武庫川は諦めてくれない。「会社の為」という説得もあり、CF制作の手伝いという形でしばらく武庫川と行動を共にすることになってしまう。初めこそ反発していたものの、性格も境遇も正反対な武庫川に陸は次第に惹かれていき──?
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「私と私の愛をおまえに捧げる。この命尽きるまで」中東某国の王子・シェリクを愛し、警官の職を辞して彼の恋人兼SPとなった今井隼人。ところが、その関係を側近のアーマドは許さなかった。任務を真摯にこなせば、いつか彼の心も溶けるのではと健気に働く隼人。一方、シェリクには留学時代の恋人・星が復縁を迫っていた。隼人の存在を知ったシンは彼を憎み、アジアの広大な砂漠に拉致してしまうが――!? かんべあきらの描きおろしマンガも収録!
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「俺のものになってよ」トランペット奏者として海外で活躍中の奏が帰国した。幼い頃から大好きで憧れの「お隣のお兄ちゃん」との再会を無邪気に喜ぶ波留。しかし、奏は波留が成長するのを待っていたかのように告白、そして口づけてきた。戸惑いながらも奏を受け入れた波留だったが、奏が音楽家として活躍の場が広がっていくにつれすれ違うようになり……?憧れの幼なじみから恋人へ、純情で一途な恋物語。
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取材で新進脚本家を訪問した編集者の笹色。その脚本家は笹色が恋愛に臆病になった原因の男・弓削だった。―高校時代、好奇心にかられた情事の現場を、憧れていた先輩の弓削に踏み込まれ罵倒されて以来、笹色は自らの恋愛を封印してしまった。嫌悪に歪んだ彼の眼差しが忘れられない…。―しかし、数年後、弓削との再会で彼が笹色に嫌悪感を抱いていないことを知る。寡黙な彼が時折見せる微笑みや優しさが嬉しくて、笹色は封印したはずの恋心を抑えられなくなり…。
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