ジャンル「シリアス」の検索結果
2,513件
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ジャズピアニストの弘樹(ひろき)は、唯一の理解者であった姉を突然の事故で亡くした。悲しみにくれるある日、姉の死がマフィアによるものだと知る。復讐の炎を燃やす弘樹は、マフィアの巨大複合企業体(コングロマリット)・マルティーニグループの、冷酷で傲慢な若き総帥・リカルドがオーナーをつとめる豪華客船に乗り込む。しかし、すんでのところで捕らえられてしまった上、リカルドに淫らな尋問を仕掛けられて……。
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ピアニストの響也は、その端麗な容姿から貴公子と呼ばれている。しかし、響也自身は華やかな活躍振りとは裏腹に、大量に舞い込むアイドル的な仕事と薄気味悪いファンに辟易していた。響也を見かね、友人が執事を雇ってみてはどうかと勧めてくれる。紹介されたのはダークスーツに逞しい躰を包んだ響也好みのいい男。払拭される憂い、浮き立つ心…。だが執事には秘密があるらしい。おまけにぞっとするような事件が起きて…。
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乃茂杜瑞希は奨学金で医学部に通う学生だ。海外研修中の先輩の代わりに高級クラブでバイトを始めるが、瑞希はオーナー・荒瀬のオーダーメイドのスーツを汚してしまう。あわてて弁償させて欲しいと願い出るが、冷酷な瞳をした荒瀬に有無をいわさずマンションへ連れ去られてしまう。そこで見たものはこれまで感じたことのない途方もない快楽と、荒瀬の背中に描かれた美しい双龍だった…。
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元名家の次男・東九条秋保は兄に命じられ、製糸機の購入に輸入会社を訪れた。しかし前金を持たない秋保は追い返されてしまう。このままでは実家の事業が立ち行かなくなると思案にくれていると豪華な馬車が秋保の前に停まった。現れた男はなんと生き別れになっていた、幼い頃の教育係の沙居だった。輸入会社の支社長を務める沙居は、秋保に自らを差し出すなら契約してもいいと持ちかけてきて――…。執愛がつくる復讐の檻の味は…?
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大見世千珠楼に住む斎は、美しい容姿をもちながら、その腕っぷしの強さと勝気な性格から、見世の用心棒を務めていた。だが、敬愛する義兄が行方不明となり、密偵の疑惑をかけられて、その汚名返上と真実を探るため、遊女として手がかりを持つ男・英国人将校の相手をすることに。しかもその男は斎が密かに想う相手で……!?
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「俺はお前のなんだ?」「……主、です」名門北條家の令息・玲一朗は、病弱な妹の身代わりに、ある男とともに英吉利行きの船旅に連れられることになってしまう。その男・氷室は、清廉な玲一郎を過去に唯一、汚したことのある相手…。一度きりの過ちと拒絶したはずだったが、再び現れた氷室は権力を嵩にかかり、玲一郎のすべてを支配しようとしてくる。閉鎖された豪華客船内でふたりきり、玲一朗は、氷室に忘れた筈の甘い狂おしい快楽を無理やりに引き出され……?
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カフェ店員の南波司は元御曹司だ。幼い頃はわがまま放題の暴君だったが、両親の死後は屋敷を追い出され、四畳半のアパートで一人つつましく暮らしている。そんなある日、バイト先のカフェでドラマの撮影が行われた。司は準備中の主演俳優にコーヒーを持っていくことになるが、なんとそこにいたのはかつての下僕・恩田雅也だった。昔と変わらず華やかな美貌の雅也は、過去の鬱憤をはらすかのように司に取り引きを要求して…。下剋上ラブv
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双龍会大槻組三代目組長の妾腹の息子・智哉は、子供のころから折にふれ面倒をみてくれていた父の懐刀の朝倉に、密かに想いを寄せている。そんなある日、以前から体調を崩していた父の訃報を知らされた智哉は、ひとり赴いた斎場で正妻の息子である兄の罠にかかり、組員たちの目の前で朝倉に抱かれることになってしまう。更には組の借金のかたに遊廓へ売られ、男娼にされると聞かされて…!?
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カガヤ石油の御曹司である加賀谷隆明は、砂漠の小国・フサームの新油田を手に入れるため、単身で交渉に乗り込んでいた。しかしフサームの美しき第三王子・シャフィークにやりこめられてしまう。一筋縄ではいかない交渉に苦戦するが、王に気に入られた隆明は王宮への逗留を許される。その夜、昼間とはうってかわった態度で隆明の部屋を訪れたシャフィークは、「抱いてくれないか」と隆明に誘いをかけてきて――!?
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八尋はなじみのバーで「女王陛下」と呼ばれる程の美貌の持ち主だ。引く手あまたの八尋だが、今は海野という「しもべ」とつきあっている。海野はしもべというよりは王様のように堂々としたいい男で、なにより八尋の扱いを心得ていた。自由と巧いセックス。乾いた二人の関係に満足していた八尋だが、ある日海野に「一緒に暮らしたい」ときりだされ――…。束縛を厭う女王の恋の行方は…?
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超常犯罪を担当する警視庁捜査4課長の能勢頼人は、すらりとした肢体に不似合いな大刀を携える美貌の退魔師。とある事件の捜査中、富士樹海の洞窟で、銀色の鱗に覆われた異形の生物と遭遇したことをきっかけに、捜査4課には矢口大介というルーキーが加わる。大介の今どき珍しいほどの初心さを気に入り、妖艶な手管で翻弄してはほくそ笑む頼人だったが、次第にその純粋さにペースを乱されていき──。
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「お前は私の花嫁だ」ファンドマネージャーの佑人は、大企業の買収阻止のため、100億ドルという巨額の金が必要になってしまう。断られることを承知で、佑人は留学時代からの親友・スレイマンに出資を持ちかけた。アラブの小国の王子である彼は、協力を約束してくれたが、代わりに熱砂の離宮に佑人を閉じ込めてーー。
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天涯孤独の刃太はヤクザが大っ嫌い。両親が闇金で苦労したからだ。世の中は金だ!と思い知った刃太は、自分のルックスを活かせるホストを目指す。ところが、入店早々ナンバーワンとトラブルに。そんな野心たっぷりの刃太に、ホストクラブのオーナー・明王は、「泣かせてやりたくなる」と月百万の愛人契約を持ちかけてきて!? 高額に心が揺れるけれど、実業家の顔をした明王の正体は――…。じゃじゃ馬調教ダイアリーv
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跡取りの座を異母弟に奪われた狩野家の長男・喬一は、腸が煮え返るような日々を送っていた。追い打ちをかけるように、成金の御園家の娘と会うことを祖父から命じられる。ところが、料亭で待っていたのは、嫉妬を感じるほど鮮やかな“王者の風格”を纏った若い男だった。見合いでなかったことに拍子抜けする喬一に男はやたら親しげに酒をすすめ、酔いが回った頃、「嫁となるのはあんたのほうだ」と喬一を奥座敷に連れ込み──…。
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北国ブランドル王国の第三王子・ニコルは、白薔薇を思わせる美貌の青年。最近の密かな悩みは、幼い頃から仕えてくれている側近のランスロットを無性に意識してしまうこと…。そんなある日、旅先の森で『乙女の乳首』という可憐な花を摘み取ったニコルは、魔女を怒らせ呪いをかけられてしまう。それは、夜ごと乳首が疼き、男性のあるものをかけてもらわなければ鎮まらないという破廉恥極まりない呪いで…v
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父親を亡くした槇は、親戚の貿易商の桂木家で育った。その桂木家の主人が昔、槇の母に思いを寄せていたことから、奥方の峰子につらくあたられるも、日々は平穏であった。ある日、桂木家の嫡男・哲が、来日していた独逸人貴族であるヴィクトールを家に招く。日本の文化に興味を持っているヴィクトールに頼まれ、あちこちを案内するうちに、二人の距離は縮まって―――。時代物スイートロマンスv
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大学で講師をしている小見は、フランス語ができるというだけで、留学生の面倒をみることになる。仕事の時間を取られて、ただでさえ気がすすまないのに、留学生・リックはスーツの男を従えて、初日から大遅刻! 甘いマスクの色男だけれど、強引な行動に小見は振り回されるばかり。そのうえ、リックは勝手に小見の部屋にホームステイすると言い出して!? わんこ系年下男子は実は王子様! お忍び恋留学v
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真面目さだけが取り柄のお坊ちゃん社長の倫之は、友人に誘われた会員制クラブで、『花嫁』と呼ばれる奴隷とマスターのSMショーに遭遇する。あまりの破廉恥さにパニックに陥っていると、様子を気遣った美しい青年が静かな部屋へ案内してくれる。ところが密室で態度を豹変させた青年は、「本当はお前も辱められたいんだろう?」と倫之に手錠をかけ、親しげに『社長』と呼びかけてきた。初めて会った彼が、どうして―――!?
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五歳のときに、大物女優の息子である龍悟の遊び相手として選ばれた成瀬は、その日から傲慢な暴君の奴隷として、一途なまでに己の主に付き従う日々を送り続けてきた。成長した龍悟がモデル、歌手、俳優として成功する傍ら。付き人となった成瀬の役目は、龍悟の尻拭いや性欲処理の相手となることだ。しかし、そんな境遇にありながらも、成瀬の龍悟に対する想いは募るばかりで―――。
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古文書の解読の最中に、ロマンティックな四行詩を発見した学芸員の充月。その直後、彼は不思議な力に導かれて過去の世界へと連れていかれてしまう。そして、行方不明になった姫の代わりに、花嫁として大国の王のもとへ送られるハメに。このままでは、男だとばれて殺されてしまうかもしれない! 不安を抱えたまま後宮に閉じ込められる充月の前に、存在感のある超美形な青年が現れて……。
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若き高校教師、四宮のクラスに、季節外れの転入生がやってきた。その生徒――暴力団の組長の息子である海堂に、四宮は気に入られる。四宮の存在があるからこそ、海堂は毎日のように登校したのだ。六歳も年下の相手に心惹かれるのものの、四宮には忌まわしくも淫猥な過去があった。それゆえに、若く魅力的な海堂との恋に、なかなか踏み出せず……。
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「条件は、お前が服従することだ」レーサーの須貝涼は、レーシングチーム存続と引き換えに、藤堂コーポレーションの社長・藤堂恭一に服従を誓う。そして始まったペットとしての日々は、覚悟をはるかに上回る屈辱と淫靡さに満ちていた。男に抱かれる悦びなど知らなかったはずの身体は、冷たい視線に曝され命令口調でなじられると、簡単にプライドを手放しぐずぐずに蕩けていって――。
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高校生の世浬の平穏な日常は、突然現れたダークスーツの男たちによって、いとも簡単に壊されてしまう。立派な屋敷に無理やり連れていかされた世浬は、そこの主から、自分が生まれるより前に父親によって売られていたことを知らされる。今は亡き父親は、世浬を大財閥の跡取り息子の『嫁』として差し出すことを約束した手紙を残していたのだ。驚いた世浬は、自分は男なので無理だと主張するが――!?
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老舗料亭『いち屋』の跡取り息子の真純は、経営が苦しい料亭への融資を頼むため、投資家に指定されたホテルへと向かっていた。気弱な真純には荷が重い仕事だったが、病に倒れた父を安心させるため何としても話をまとめたいと思っていた。そんな真純の前に現れたのは、偶然にも大学の後輩の朝孝だった。驚きつつも再会を喜ぶ真純に対し朝孝は、融資と引き換えに自分のものになれと要求してきて――!?
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トップモデルのケイと、マネージャーの和之は高校時代から10年の付き合い。『デキてる』と、業界内で噂されるほどいつも一緒の2人は、同居してセックスもする関係。…でも、「冴えないみそっかすなメガネ」と容姿に自信のない和之は、そのうちケイに飽きられて捨てられるんじゃないかと毎日びくびくしている。そんなある日の撮影現場に、ケイが蛇蝎のごとく嫌っている、人気モデルの清紘が突然現れて――。
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友人のせいで借金取りに追われ、どん底の生活を送り続けるシンの前に、ある日、奇妙な老人が現れた。そして、シンが英国貴族であるジェスロウ伯爵家の次期当主だと告げた。けれども。美味しい話には裏があった。その伯爵家には、恐ろしい秘密が隠されていたのだ。悪魔のサタナエルと伯爵家の当主は、八百年以上に亘って、契約を繰り返してきてー。
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美貌の検察官・水島勝巳は、高級ホテルのエレベーターで、大学時代に喧嘩別れした親友の樋崎勇弥と再会する。国際弁護士として海外で成功を収め、男としてさらに磨きがかかった姿にコンプレックスを刺激される勝巳だったが、今でも勝巳を好きだという樋崎から「やらせろ」と迫られ、勢いと成りゆきでたっぷりと奪われてしまう。さらに色男極道組長の誘惑や、セクシー美女判事も加わって、勝巳の清く正しい公僕生活はどうなる!?
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フランスミステリの翻訳者である相田は、3ヶ月限定でしか男と付き合わない。なぜなら、深入りした男が必ず不幸になるから。そんな相田を3年にわたって口説き続ける古生物学者の卵の羽川は、とんでもない強運の持ち主らしい。相田の痛烈なわがままにもまったく動じないこの頑丈な年下の男は、最強無敵のロマンチストだ。最近、別れた男にしつこくされて困っていた相田はやむをえず羽川を自宅に居候させることにしたが―――!?
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仕事の昼休み中に佐伯がいつも見かけるのは、二人の女性と同時に付き合う不実な男だ。その男―――鹿沼は、佐伯の勤める『昼寝屋』の常連客だが、二人きりになった際、無理やり口付けられ、ベッドに誘われてしまう。心の底では鹿沼に惹かれている佐伯でも、過去の辛い記憶から、一人の男を誰かと共有することには耐えられない。強引な鹿沼の誘いに、佐伯は抗うが……。
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ホテルの最上階にあるプレミアムスイート。その部屋の専属バトラーを務める樹は、今日から1ヶ月間滞在予定のお客様を待っていた。現れたのは、意志の強そうな瞳と低く甘い声が印象的な、周防というまだ若い紳士だった。人に命令することに慣れた様子の周防は、セクハラすれすれの科白で樹を口説きにかかる。男性客からの誘いには慣れている樹だったが、周防に見つめられるとなぜかひどく動揺してしまい……!?
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