ジャンル「幕末から昭和モノ」の検索結果
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ときは昭和初期。十八の梅宮啓は、貿易商の父親に連れられロンドンに行く船の中、一力靖典と出会う。靖典は初対面で啓にキスをしてからかうが、啓が梅宮の後継者と知るや父親の仕事相手としてよそよそしい態度に変わる。ロンドンで留守番を命じられた啓は気ままに街を歩いて楽しむが、突如ブラック・ウルフと名乗る盗賊に攫われ、しかも盗賊の正体は靖典で!? 異国に咲いた恋物語★ ※本文にイラストは含まれていません
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遊郭で生まれ育った詩央は無体な男に買われそうになった時、鼎と名乗る男に助けられた。「三ヶ月後、迎えにくる」という鼎の言葉を信じ、待ちわびる詩央の前に彼はついに現れなかった。実父の月舘子爵に引き取られたものの、劣等感と孤独に苛まれる日々を送る詩央は誕生パーティーで、鼎と4年ぶりに再会する。だが、詩央の出自を秘密にする代償にと、鼎は身体を要求してきて……。 ※本文にイラストは含まれていません
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幼い頃に金森男爵家に拾われて以来、跡継ぎの芳人一筋に仕え想いを寄せてきた湊は、ある日芳人の異母兄・彰人の策略により人知れず監禁されてしまう。芳人のためと、淫靡な仕打ちを受けながらも懸命に耐える湊だが、時折見せる彰人の優しい表情が何故か気になり始める。そんな時、彰人の抱える秘密を知った湊は――。 ※本文にイラストは含まれていません
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日本画家志望の三上司朗は、内弟子に入るために訪れた画壇の重鎮・川端楳嶺の家でバイオリンを奏でる深窓の麗人を目にする。女性だと思ったその人は、女郎との恋に駆落ちした楳嶺の兄の忘れ形見、今は養子になった薫だった。たおやかな薫への想いを封じ、三上は禁欲的に画業に励もうとするが、男に抱かれる薫の淫らな姿を目にしてしまい……。ふたつの孤独な魂が巡りあう運命の恋。 ※本文にイラストは含まれていません
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山でひとり暮らしをしていた友那は雪の中に倒れていた一人の青年を救う。記憶喪失の彼を「蕗」と呼び、ともに過ごした冬は貧しいながらも楽しかった。だが出逢いと同様、蕗はある日、突然姿を消してしまった。偶然再会した蕗は伯爵家の当主・護江綾人と名乗り、友那など知らないと言う。彼が蕗なのか確かめたい友那は綾人に仕えたいと申し出るのだが、命じられたのは夜伽の相手で…。 ※イラストは含まれていません
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広澤実月の家は、子爵とは名ばかりで家計は火の車。家屋敷も手離す寸前の窮状を救う唯一の手立ては妹・美星と裕福な久津見伯爵との縁談だった。 だが伯爵は人間嫌いで引きこもり。 しかも家族を毒殺したという恐ろしい噂まであると知り、美星は婚礼直前に駆落ちしてしまった! 妹を捜す間、年が近く容姿も似ている実月は彼女になりすまして伯爵家に嫁ぐが、初夜には正体がバレて……!? ※イラストは含まれていません
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桜井子爵家の三男・基は、浪費家の父親が作った借金の質で『華泉楼』の主人・滝川国光に買い取られる。 夜な夜な基は、傲慢な国光に無垢な部分をねっとりと指で弄られ、感じやすい奥を張型などの淫らな攻具で擦られて…。 基は国光に惹かれていくが、彼は基を商品としてしか見ていないと冷たく突き放す。 しかし基に銀行家の三木が横恋慕したことから、二人の関係が変わり始めて…。※イラストは含まれていません
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吉原の小見世『夢幻楼』の主人・御堂当真は、吉原一の花魁より美しいと評判の色男。そんな当真に逢うため、幼馴染みで新米代議士の新條修一郎は、三日にあけず吉原に通っていた。熱い視線と甘い言葉で修一郎に口説かれ、好ましく思いながらも、当真はそれを受け入れられずにいた。その頃、見世で同業者からの嫌がらせを受けた当真は、相手が修一郎の政敵とも通じていると知り…。 ※イラストは含まれていません
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小説家、高村榛也(たかむらはるや)は、隣家の幼なじみ、鹿嶋柾(かしままさき)に思いを寄せていた。しかし鹿嶋の母は、妾腹の子である高村の素性を蔑み、会わないように告げる。以来、鹿嶋を避けていた高村だが、ある日夢の中で鹿嶋と出会う。そこでは自由で快活な高村の従兄として、鹿嶋に接することができた。夢の世界は幸福すぎて、次第に溺れていく高村なのだが……。
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