著者「あさとえいり」の検索結果

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  • 告白はフルコースのあとで

    俺はいつだって本気だ。店を始めたときも、今こうして口説いているときも
    大学時代の先輩から、とあるフレンチレストランの経営改善を依頼されたフードコンサルタントの悠里。だがオーナーの因近は、傲岸不遜なロマンチスト。シビアな悠里とは相性最悪の相手だったはずなのに…

    大学時代の先輩から頼まれフレンチレストランの経営改善を担当することになったフードコンサルタントの高宮悠里。ところがオーナーの伊井因近は常軌を逸した金銭感覚の上、傲岸不遜な頑固者。無計画な経営で赤字が続き、このままでは資産を食い潰すのみ…。だが因近は悠里の助言を一切受け入れる様子はない。経営立て直し以前に因近を理解することから始めた悠里だったが、いつしか単なる仕事相手として以上に彼のことを知りたいと思うようになり……。
  • 追憶のキスを君は奪う【イラスト入り】

    忘れられないキスをくれたあの人から、結婚の報せを受けた夜。俺はどうしても抱かれたかった。彼とは似ても似つかないような年下の男に。そいつ…冽(れつ)は、望みどおりに俺の身体を満たしてくれたが「キスはしない、今夜一晩だけ」という約束を破り、一途に俺を求めてくる。…恋愛に陥るのは怖くて、俺はかたくなに冽を拒んだ。しかし、その不器用な情熱が次第に愛しく感じられ、俺は冽を愛するようになるのだが…。
  • 恋情の雨が君を濡らす【イラスト入り】

    「完璧な男」「人を虜にする天才」「王子様」――彼・渡辺森江を彩る称賛はいくらでもあった。そんな森江が離婚してから一年。雨の夜に出会った喪服の男は、転職先の社長秘書・椿佳道だった。そつのないストイックな秘書ぶりと私生活を一切明かさない頑なさに森江の興味は惹かれる。「友人……から始められないだろうか」ところが、気持ちはすぐに言葉を超えて加速した。性別、過去…すべてを超越する、なりふり構わない情熱。初めてともいえる想いに森江は溺れるが…。
  • 人工楽園

    半端な身体は、恋する資格もないのだろうか?研究者の桐原崇生は、病気の弟、晴夜に心臓を移植するため、晴夜のクローン、セイを生み出した。人里離れた山奥で二人きりで暮らすうち、いつしかセイを愛し始めた崇生は、良心の呵責を感じつつも自分に好意を寄せるセイを抱いてしまう。一方、晴夜は崇生の友人で外科医の加賀修平に預けられている。晴夜にクローンの存在をひた隠しにしてきた崇生と修平だが、ある日二人はついに互いの存在を知ることとなってしまう。セイは晴夜のために自分が犠牲になることを決意し、彼のもとへと向かうが――。禁忌の領域に足を踏み入れた研究者×クローンの究極の愛! 同時収録は、修平と晴夜のカップルを描く「人造宝石」、1年半後の二人を追った書き下ろしつき。

    浅見 茉莉 (著), あさと えいり (イラスト)出版社:二見書房
  • 異国の館に恋の降る

    逃げないのなら、千尋を私のものにする……天涯孤独の千尋は、数奇な縁で子爵のフランツと巡り逢う。繰り返し与えられる接吻の意味を解することなく、躰は熱く火照っていき…天涯孤独の千尋は建築の才能を見出され海外留学を果たす。だが後見人となり導いてくれた子爵のフランツは、多くを語らぬ気難しそうな人だった。戸惑いながらも、一度だけ触れたフランツのやさしさを胸に頑張ろうとする千尋。けれど周囲からの好奇と蔑みの視線がその心を弱らせていく。そんな時、フランツは不意に千尋を力強く抱き締め接吻を…。――躰が火照るのも、肌がざわめくのも、自分が慣れていないせい?初めての感覚に無垢な躰を震わせ、フランツの『挨拶』を受け入れる千尋だったが…

    森住 凪 (著), あさと えいり (イラスト)出版社:二見書房
  • 月と海賊

    色気だけは、一人前にあるらしいフランス公爵令息のセシルは政略結婚で恋人を奪われた悲しみをいやすため、軍艦アフロディーテ号の処女航海に乗り込む。ところが艦が商船のふりをしたイギリス海賊に襲われ、セシルは乗組員共々捕虜となってしまう。敵の船長は、海賊とは思えない豪奢な衣装に身を包んだ銀髪の美男・アレックス。反抗するセシルを自らの「所有物」と宣言するが、女人禁制の船で所有物といえば、その意味するところは一つ―。略奪行為を生業にする粗暴な輩でありながら、アレックスの指先はセシルが体験したこともない快楽を与えてきて…。そして不敵な言動の裏に秘められた彼の心の闇を知ったセシルは、身も心も彼の虜になってしまうが…。大航海時代を舞台にしたヒロイック・ラブストーリー!

    ゆりの 菜櫻 (著), あさと えいり (イラスト) 出版社:二見書房