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本当は、わたしが
欲しかったんだろう?
敬愛すべき義兄・リチャードを守るため、ボディーガードとして寄り添う道を選んだ志乃。だが兄は、戯れのように志乃を求めてきて…
世界有数の穀物メジャー・ハミルトングループCEOに就任した義兄のリチャードのため、志乃は弱冠十七歳にしてボディーガードとなった。愛刀・菊一文字を胸に、命にかえても守り抜く覚悟を決め…。だが幼い頃から志乃を《サムライ》と呼ぶ酔狂な兄は、無数の浮名を流してきたその美貌で「可愛い弟」を平然と口説いてくる!濃厚なキスを交わすたび熱をおびていく正直な身体。けれど気まぐれとしか思えぬ態度の兄に、志乃は弟であることを頑なに選び…。そんな折、反ハミルトンを掲げるテロリストが迫り──
水月 真兎 (著), 汞 りょう (イラスト)
出版社:二見書房
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