-
「私は、君に会いたかったんだ」。得意先の愛宕家を訪ねた喜久栄(きくえい)百貨店外商部員の若松葵(わかまつ・あおい)を、そう言って迎えたのは、愛宕家の運営する大病院の跡取りで、自身も医師の愛宕雪恒(あたご・ゆきつね)だった。出会った瞬間から、優しい笑顔と甘い言葉で巧みに口説いてくる雪恒を警戒する葵だが、彼の紳士然とした態度に惹かれはじめる。ところが、雪恒が葵に言い寄ってきたのには訳があって――!? 青年医師×百貨店外商のフェイクラブ。
「ひとめぼれ王子さま」レビュー
0
(0)
0
(0)