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東京・八重洲にあるデパート『五井』。そのフード部門部長で34歳の宇野沢旭は、ある日丸の内に建設されるフードビルの話を知る。そのコンサルタントとして呼ばれたのは、若干28歳の美貌の青年・野田秀理だった。旭は計画を聞き出そうと、正体を隠して秀理に近づくが、どこか寂しげな横顔や抱えている秘密に、次第に仕事とは関係なく秀理を知りたいと思うようになり――。 ※イラストは含まれていません
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新人アナウンサー・久留米真昼の夢は自分の番組を持つ事だが、来るのは朝のニュースの仕事だけ。 そんな時、特別番組のリポーターとしてブラジルへ行く事に。 そこで真昼が出逢ったのは日系四世の珈琲王・モトキだった。 広大な珈琲農園と大企業を持ち、明るく大らかな性格のモトキは誰からも好かれているのに、何故か真昼を気に入ったと言う。 しかも真昼を激しく誘惑してきて――!? ※イラストは含まれていません
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大手商社の村上は、有名紅茶メーカーの役員で、六年前に身体の関係があったアランと再会する。 当時、遊びのつもりだった村上は、妖艶で淫らなアランに本気になってしまった。 だが、本気になったのは村上だけで、結局仕事の契約は壊され、二人も破局を迎えたのだった。 しかし、再び現れたアランは相変わらず美しく、しかも村上が手がけようとしている中国茶の交渉を助けると言い――。 ※イラストは含まれていません
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15年振りにスイスから帰国し、日本に馴染めずにいた高宮は、ある日、珈琲の薫りに誘われて一軒のカフェへと辿り着く。そこで出会った優雅で美しいギャルソン・楽に次第に惹かれていき――。※イラストは含まれていません
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紅茶専門店を作りたい大徳寺静佳は、幻の紅茶の販売契約のため単身で紅茶王ヒューイット・モームの元に乗り込む。 一度はすげなく断られるが、食い下がる静佳にヒューはテストに合格したら販売を許可すると言う。 そのテストとは出される紅茶の中から、ヒューが指名した紅茶を当てること。 だが、はずれの紅茶には媚薬が入っていて…。 ※イラストは含まれていません
「カフェシリーズ」レビュー
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