著者「早瀬亮」の検索結果

8件

    見つかりませんでした。

  • お掃除します!~愛のレールはどこまでも~

    「ニシムラ」は陽介が祖父から引き継いだ小さな清掃会社。彼女もなく、パートのおばちゃんたちに囲まれ、会社と裏手の自宅を往復するというちょっと物足りない毎日を送っていた陽平のもとに突如現れたのは、金髪ピアスに無愛想という今どきを絵に描いたような大学生・寛之。しかも美形で社長令息ゆえ男も女も入れ食い状態で金は使い放題という、庶民の陽平には不可解すぎる存在。しかし祖父の意向には逆らえず、寛之を家に住まわせ、仕事から生活全般までなにくれとなく面倒をみていたのだが…
  • 恋せよまりも

    隔世遺伝の緑色の瞳がコンプレックスの真は、憧れの会社へ入社が叶ったのを機に、勇気を出して黒いカラーコンタクトを外した。ところが出社早々他の社員たちに「この色はまずい」とコンタクト装着を義務づけられてしまう。なぜなら、副社長である吉村は極度の緑色好き――ミドリイロマニアだったからだ。見た目はいいのに変わっている変態…いや、上司から身を守れと言われ戸惑う真。果たして噂の吉村は、緑色をこよなく愛し、仕事ができるイケメン、でも実は恋愛恐怖症なのにセクハラをしかけてくるという忙しい男で…。
  • ふんわりフラワー

    苦しくって、切なくって、けれど、こんなにも幸せだ
    たった一人でバルーンショップを経営する尚人。
    営業に行き詰まったとき、華道家元の御曹司でフラワーアーティストの苅谷と出会い……


    バルーンへの一途な愛から家業を継ぎ、店を一人で切り盛りする尚人。しかし得意先の結婚式場・祥鳳殿のリニューアルプレゼンでは新支配人の原田に何かと難癖をつけられ、店では主婦バイトが万引き騒ぎ。幼馴染の学生バイト・琲音も実習で戦線離脱と問題山積み。そんなとき偶然出会ったのがフラワーアーティストの苅谷だった。有名流派家元の御曹司で、自身も渡欧し実績も確かな「華道の貴公子」が、こんな地方都市になぜ…? 健気に働きながらも心細さでいっぱいだった尚人に、苅谷の慰めはあたたかくて……



    早瀬 亮 (著), 佐々木 久美子 (イラスト)
    出版社:二見書房

  • 粗大ゴミは、わがまま

    お前の私物は俺のもの。特にココとココは
    生来のお人好し、中村昭宏はゴミ捨て場で血まみれの男を拾う。だが宮部と名乗った男は、昭弘の部屋にずうずうしくも居座り…


    ゲーム制作会社に勤めるメカデザイナーの中村昭宏は、極度の疲労に襲われる中、ゴミ捨て場で血まみれ男を拾ってしまう。が、宮部と名乗った男はとんでもなく厄介だった。出ていく気配がまったくない。どころか、いなくなったと思えば自慰の最中に現れ「俺はうまいぞ」と昭宏の分身を強引に握ってきて…。まともなメシを食えと作ってくれた晩飯は確かにうまかったけど、仏心を出したのが間違いだった! ヒモ男・宮部が出ていくその日を、心待ちにする昭宏だったが――?

    雑誌シャレード掲載作品に書き下ろしシーンを加え登場! その後の二人の後日談も☆



    早瀬 亮 (著), 花森 みと (イラスト)
    出版社:二見書房

  • こねこねこね

    つき合い出してから
    ずっと幸せだったのに…

    成見の新しいハンドクラフト仲間にテリトリーを侵され、心中穏やかでない滝本。鳴海の心変わりを疑ってしまうが…


    ハンドクラフト――ハンクラの趣味が縁で、成見の唯一無二のパートナーとなった滝本。ところが、そんな滝本に思いもかけない伏兵が! キルト小山、ニット関、フェルト森永。男女混成の成見のハンクラ仲間が、成見の部屋に上がりこみ、成見の手料理を食べ、成見のために買ったお土産を横から食らい、滝本専用の特等席を奪ってゆく…! しかも必死で苛立ちを隠す滝本の努力と裏腹に、肝心の成見はだんだん滝本と距離を取るように…!?



    早瀬 亮 (著), 陵 クミコ (イラスト)
    出版社:二見書房

  • ザクザクザク

    手芸さえあれば幸せだと思っていたけれど…。
    同僚の滝本に手芸と料理が特技と打ち明けられない成見。詰まっていく距離感、高まる気持ち――本当のことが言えないまま、また恋が終わってしまうのか!?


    会社員の成見の秘密の特技は手芸に料理、家事全般。特に羊毛フェルトはプロ顔負けの腕前を誇るが、成見自身は手芸をする自分が恥ずかしく、家族以外には打ち明けられずにいた。ところがひょんなことから女性社員に絶大な人気を誇る同僚、滝本に手作りキーホルダーを見られてしまう。妙に関心を寄せてくる滝本に本当のことが言えず、手芸も持参の弁当も姉の手によるものだと嘘をついてしまう成見。滝本の中でどんどん上がる姉の評価に感じるこの切なさ。それは、かつてあまりにも辛い経験で終わった恋の感覚に似すぎていて…。



    早瀬 亮 (著), 陵 クミコ (イラスト)
    出版社:二見書房

  • 手をのばせばそこに【特別版】

    好きにしていいって、冬は言っただろ?
    昼は駄菓子店の店番、夜は男娼として暮らす冬。隣に越してきた大男・神崎は自分が冬を買うから売り専をやめろと言い出して…


    昼は駄菓子店の店番、夜は男娼として暮らす冬。それは他人と関わらず、頼らず生きるため、糧を得るためだけに選んだ生き方。そんな冬の隣家に熊のような大男・神崎が引っ越してくる。昼間から店に入り浸り職業すら不明の男はしかし、人好きする性格でたちまち小さな町の人気者に。冬の作る心の壁もなんなく乗り越え、入り込んでくる神崎。しかし冬が売りをしていると知るや、神崎は自分が冬を買うと言い出す。同性経験はないはずの神崎だが、売りの客にはない思いやりと激しさに気持ちは揺れて――。



    早瀬 亮 (著), 金 ひかる (イラスト)
    出版社:二見書房

  • 雨の日に、

    貴仁さんでいっぱい
    大学生の棗は雨の日に園児の翼を助けたことから同じ苦学生だという貴仁と出会う。しかし貴仁の正体は…


    黒滝棗は学費も生活費もバイトで賄っている苦学生。ある雨の日、棗は女子大生たちの怒りを買っていた園児の翼を助ける。するとその後、棗はなぜかバイトをクビになってしまう。聞けば彼らは学生社長・日比野とその取り巻きらしい。奴らの差し金かと萎れた棗がささやかな癒しを求め翼のいる公園を訪れると、そこには無精ひげにキャップ姿の田坂貴仁と名乗る男が。同じ苦学生だという田坂に励まされ次第に心引かれていく棗。アパート倒壊をきっかけに始めた同居も、一組きりの布団の中ちょっと乳首にいたずらをされるくらいで、仲良く暮らせていたはずなのに、貴仁の正体は――



    早瀬 亮 (著), 相葉 キョウコ (イラスト)
    出版社:二見書房